【中国時代劇・歴史ドラマ事典】6.燃ゆる呉越-越王勾践

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goetsu

これも凄い話です。
同じ時代を扱った「臥薪嘗胆」というドラマもあるみたいですがこちらの方が断然お勧めです。

春秋戦国時代、呉と越は隣国同士で戦ばかりやってたのですが、越が負けて越王勾践は自害しようとします。
でも臣下范蠡の進言により呉王夫差の奴隷として仕えることを受け入れました。

そこから地獄の日々が始まります。
昨日まで王だったのが馬屋係。
自分の妻も呉王に献上し、自らは夫差の馬車を体に縄を巻いて引きながら走る。

夫差にとことん尽くしてるのに夫差の臣下の伍子胥(死者に鞭打つの語源の人)が
「勾践を信用してはいけません」と言い張るからなかなか帰国させてもらえない。

このままでは埒があかないので夫差が病気で伏せた時に
「私が病の吉兆を見ます」と言って勾践は夫差の大便を舐め
「3日以内に病は快癒するでしょう」と言いその通りになった。

この1件で夫差は勾践を完全に信用して伍子胥の諫言を聞かなくなった。
そして勾践は帰国を許されて秘密裡に兵を調練し最終的に呉を攻め滅ぼした。

今人生に苦しんでる人に是非見てもらいたい。

本作で出てくる有名なエピソードと故事

呉越同舟
臥薪嘗胆
死者に鞭打つ
蜚鳥尽きて良弓蔵せられ、狡兎死して走狗煮らる