2020最新版!中国歴史ドラマを10年見てオススメの作品PART4「鹿鼎記」「天龍八部」

2020最新版!中国歴史ドラマを10年見てオススメの作品

PART3からの続きです。

武侠ドラマと言えば金庸原作作品

中国古装劇を見るようになってから武侠ドラマも見るようになりました。
どこからが武侠ドラマなのか線引きが難しいのですが一応武侠小説を原作としているものとしておきましょうか。

代表的な作家が金庸です。
そして彼の作品は全て映像化されているばかりか同じ作品を数年毎に再度またドラマ化・・
だから同名の作品がいくつも存在するんです。
区別をする為に作品名に主役名を付けたり放送年と併せて表記したりします。

これまで見た金庸原作ドラマ
射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー2017年
神雕侠侶 ~天翔ける愛~2014年
天龍八部〈新版〉2013年
月下の恋歌 笑傲江湖2013年
鹿鼎記 ロイヤルトランプ2014年

残念ながら全ての作品の全バージョンをまとめている日本語の情報は見つけられませんでした。
こういうのって初めて見たバージョンに思い入れを抱いてしまうものなんですよね。
だから自分は鹿鼎記と言えばハン・ドン(韓棟)版だと心に刻み込まれていくんでしょうね。

金庸以外の三大武俠小説作家の1人梁羽生原作の作品は
萍踪侠影
・白髪魔女伝
もありますね。
萍踪侠影は最後まで見ましたけどイマイチでした。
白髪魔女伝は途中まで観て止めちゃいました。また見るかもしれません。

それで金庸の話に戻りますが5作品観た中で2作品の出来が飛び抜けて良かったです。
しかもこの2作品同じスタッフによる制作で出演者もかなり被っています。

鹿鼎記 ロイヤルトランプ

放送された順では後述の天龍八部の方が先なのですが、面白さではこちらの方が断然上。
ライトノベルの「なろう系」のように主人公は大した能力もなく取り柄もない凡人にも関わらず、運の良さと機転が利くというただそれだけで普通のクソガキが皇帝の側近に大出世。
大金持ちになって女性にもモテモテになるという男の理想を全て叶えるような夢のようなお話。

中国史上最高の名君と言われる清朝の康煕帝が8歳で即位して15歳で親政を始めた頃の話です。
中国歴史ドラマを観る際の注意点ですがこういう史実ベースの話というのは
「中国人なら誰でも知っている歴史」として特に説明もなく進行します。
だから最低限康煕帝の事や清朝の成り立ち、前王朝の明との関係くらいは予め知っておかないといけません。

主人公の韋小宝は妓女の息子として妓楼で育ちました。
ひょうんなことから同年代の康煕帝と知り合い仲良くなる。
一方で反清復明を掲げる明の組織の幹部としても出世してしまい、徐々にその板挟みに苦しむ事になる。

このドラマ本当に毎回凄く楽しくて中弛みも一切なし、次が気になって仕方ないという最高のエンタメ作品。
毎回ニヤニヤしながら観てましたね。
楽しさという点ではこれを越える作品はまだありません。

イケメンも美女もいるしほぼ欠点なしのドラマです。

天龍八部

実は鹿鼎記って武侠ドラマとしては例外的な内容なんですよね。
本来武侠ドラマと言うのは江湖を舞台として武術を極めた者達が出会い戦うという話が大半。
ですから鹿鼎記は武侠ドラマとは呼べないかもしれません。
そういう意味では本作こそ王道の武侠ドラマと言えるでしょう。

本作では4人の全く出自の異なる男がそれぞれの人生にもがき苦しむ中である時は出会い、そしてまた離れていくという群像劇のスタイルになっています。
ですので基本的には4つのパートが切り替わりながら進行していきます。
この主人公4人のキャラクターが全く違うし、苦しむ内容もシリアスなものから下らない事だったりで飽きずに見ることが出来ます。

そして金庸作品の特徴と言えば・・・

登場人物がめちゃくちゃ多い!

特に筋に関係のないキャラクターが大半ではあるのですがたまに後から重要人物だった事が判明することもあるので油断できません。
よくこんなに沢山変なキャラクターを考えつくなあと感心します。

ある意味ハチャメチャな展開で倫理や道徳もクソもないという話なんですがその常識外のところが面白いんですよね。

戦闘シーンはまるでドラゴンボールみたいです。
手から凄い波動が出ます。
空を飛べるのは当たり前です。え、あなた飛べないの?

もし武侠ドラマを観てみたいと思ったらこの作品が一番のオススメです。
射鵰英雄伝や神雕侠侶といった初期の作品は登場人物こそ多いもののまだ話自体が練りきれてない印象です。

PART5に続きます・・・

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