(追記6)
40話最終回まで見ました。
まず全体的な感想としては毎回飽きさせない展開でダレることなく楽しめました。
やはり3人の恋模様だけだと厳しかったと思いますが、そこに宮廷内の権力闘争も絡めて複雑な構造となっていて単調さから免れていました。
花生役の女優さんは他では見ない顔で調べてみたら香港の人で今作以降は特に目立った活動もないようです。
この主役にどうにも毎回イライラさせらましたが、そういうバカ正直で真っ直ぐで単純なキャラクターを上手に演じていたということでしょう。
あと今作は実在した人物が主体ですが、史実とはかなり違う部分もあります。
そもそも楊俊は実在していたものの大したことは何もしていません。それ故に脚色しやすいというところもあったのでしょうが。楊勇は今作では殺されますが、史実では煬帝即位後なのでもっと後です。
予想通り煬帝即位までは描かれず、楊広が皇太子になるまでで終わりとなりました。
3人の恋の行方についてはなかなか凝ったケリの付け方でした。華一家についてはもうよっぽど鈍感な人以外なら見抜けてしまうオチでしたけど。
この作品は独孤伽羅が大きな存在感を示していました。特にその残酷なところを上手く表現されていました。調べたら潘虹というベテランの女優さんで若い頃の写真を見たらめちゃめちゃ美人!アンジェラベイビー並です。逆に言うとこんなに美人でも年には勝てないという人生の儚さを感じます。
華玉荷役の劉梓妍さんも良かったですし、全体的に演技レベルは高かったです。
楊広については脚本的にも演出的にもちょっと控えめ過ぎて姑息な感じだけが強調されていたような気がします。
「隋唐演義」の楊広の方が良かったですね。
トータルではオススメできるドラマだと思います。
(追記5)
32話まで見ました。
よくよく考えるとこれ程主役に感情移入できないドラマも珍しいです。
花生は愚かで頑固で強情で、その行動にも判断基準にも一切同調できないし、あらゆる面で一切好きになれません。
でもドラマ全体としては飽きずに見る事が出来ています。楊勇のクズっぷりと楊広の悪賢さ、独孤伽羅の怖さは遺憾なく発揮されています。「隋唐演義」を視聴済みなので大体の流れはわかってるのですが、この作品が煬帝が即位するところまでやるのかわかりませんのでどこで終わるのかが一つの楽しみではあります。
(追記4)
28話まで見ました。
残り12話ですがやっと花生が女であることが趙宇と楊俊にバレました。
ところでこのドラマ最後どうなるんでしょうね。
楊広の権力奪取まではやらないような気がします。そもそも歴史上は楊堅の三男なんかどうでもいい扱いですし。花生が趙宇と楊俊のどちらかと結ばれるんでしょうか?
(追記3)
23話まで見ました。
最初から一貫して花生が馬鹿過ぎて常にイライラさせられます。
それだけ花生役の人の演技が上手ということではあるのですが、表情もバカっぽくて見ている者をイラつかせるのが巧みです(笑)。
自分の思いつきだけの思慮の浅い行動がどれだけ周りの人に迷惑を掛けてるのか全く気づいてないですね。主役にこれほどイライラさせられるドラマは珍しいかもしれません。ちっとも可哀想とか感情移入ができません。
楊広の人前だけ愚か者を演じているという演技と花生の天然バカの対比が興味深いです。
よく考えてみるとこのドラマはキャストの演技レベルが皆ハイレベルですね。
ストーリー自体はちょっとテンポがゆっくり過ぎて間延びしてる感はありますが。
皇后役の人は存在感抜群です。
(追記2)
20話まで見ました。
主人公3人の内2人はポンコツなんですけど、協力して危機を回避してきました。
花生・趙宇、楊家の面々と宇文家及び玉荷、ニセ華若蘭の藩晴と3つのパートが交錯してなかなか面白くなってきました。
(追記1)
14話まで見ました。
花生・趙宇・楊俊を軸にした話が続いてましたが、花生・趙宇は砂漠で囚われの身、楊俊は反逆の罪を着せられて明日をも知れぬ身、そして宇文家と楊広が暗躍するのは「隋唐演義」と同じですね。両親兄弟全員を騙し手玉に取る楊広の悪賢さは中国では常識なんでしょうか。
***
つまらなかったらすぐに視聴やめるつもりでしたが、9話まで見てしまいました。
男装して従軍した主人公の花生こと華若蘭ですが、女だから当たり前と言えば当たり前ですがビビりすぎでイライラします。
宮廷に入り込んだ妹の華玉荷の方は最初から性格が極悪でしたが、その悪辣さを活かしてどんどん力を付けていきます。
時代背景は隋なのでお馴染みの楊堅、独孤伽羅、楊勇、楊広も出てきますが、メインキャストは三男の楊俊ですが、史実上は放蕩三昧の道楽息子でいい印象はないのですが・・
花生が妻の華若蘭だとは気づいてない趙宇と含めて3人を軸に展開していくような感じですね。
そう言えば師匠役の人、怖い顔で見たことあるなと思ったら「鹿鼎記」で海大富を演じた計春華さんでした。こういう「この人しか演じられない」という役者さんは貴重ですよね。残念ながら亡くなられたそうですが。