「キングダム~乱世の英傑」#1 姫丹/弱者の尊厳
「キングダム~乱世の英傑」#2 白起/最後の審判
「キングダム~乱世の英傑」#3 宣太后/太后の台頭
「キングダム~乱世の英傑」#4 田単/火牛の戦い
「キングダム~乱世の英傑」#5 魏無忌/大梁の教父
「キングダム~乱世の英傑」#6 李牧/国家の敵
「キングダム~乱世の英傑」#7(終) 昌平君/国に背きし者
今回は魏無忌(=信陵君)です。
戦国四君の一人。
時代背景を説明するにあたり、秦の白起が趙兵40万を生き埋めにし(第2回の白起編では40万ではなく20万とされていたが当時の人は正確に数える術もなく誇張されてたのでしょう)、秦が異人を趙から連れ帰り、呂不韋が趙姫に嫪毐をあてがった事などに触れられています。
今更ですが戦国七雄の地図を示しておきます。
なお、趙・魏・韓は三晋と言って元々は晋という国が分裂して出来たものです。
秦は全国統一の野望を抱き、まずは趙を攻めていました。
信陵君は魏王の弟であり、三千人の食客を抱えて他国にも多くの情報網を築いてました。
趙の首都の邯鄲を包囲。
信陵君の姉は趙の公子であり同じく戦国四君の平原君に嫁いでいた。
魏軍も楚軍も趙に援軍を出したものの、秦を恐れて手出しをしない。
平原君は信陵君に対して「姉を見殺しにするのか?」と助太刀を強く求めた。
しかし魏の安釐王は動こうとせず、しびれを切らした信陵君は兄の夫人・如姫に割符を盗ませて勝手に兵を動かし趙を救った。
だがこの件で魏には帰れなくなり趙で10年過ごす事になる。
そして秦は魏を攻撃。
安釐王は信陵君に帰国するように要請。
魏の首都・大梁に戻った信陵君は趙・魏・韓・燕・楚の五ヶ国の合従で秦に対抗して撃退。
大難が去るとまた安釐王は信陵君に対して疑念を抱く事になる。
兄に疎んじられた信陵君は酒浸りの日々を送り兄より先に死去。
その後20年も経たぬうちに魏は滅亡した。
戦国四君のエピソードはどれも面白いので今回映像として見れて良かったです。