(追記21)
48話最終回まで見ました。
ま、創作メインのドラマではありますが、史実と齟齬がないように最後まで努めていましたね。
何度も書いてますが舞台セット、衣装、撮影スタッフ、この辺りは最高レベルのドラマです。
で、問題は脚本。
荊軻のパートは尽く退屈。
秦王の方も麗姫が絡む所はつまらなかった。
唯一、呂不韋との関係を描いたところだけは良かった。実の父親でありながら、その事をみとめてしまうと自分の秦王としての正統性が失われてしまう。その葛藤の中で苦しむ嬴政の姿がよく描かれていました。
ただやはり一番のボリュームを割いている麗姫は何をどうしたいのか全く意味不明でこういう軸がブレてるキャラクターを主人公に据えてしまうと何もかもぶち壊してしまうという見本になっちゃいました。
最後のシーンも「なんじゃそれ?」って感じです。
秦王が荊軻を殺すのはいい。史実に一応沿ってるし。
麗姫が秦王を殺そうとしてわざと殺されるというのはもう訳わからん。
せっかく多額の製作費掛けてるのになんか勿体ないなって感じのドラマでした。
いや、ホント、撮影スタッフは超優秀で撮り方とか勉強になったし、衣装も凄かった。
チャン・ビンビンも良かったです。最後荊軻を仕留めるシーンの表情も文句なし。
その他の俳優陣はまあ普通です。でも俳優陣には責任はないですね。脚本のせいなので。もうちょっとちゃんとした脚本なら傑作にもなり得たのにって感じですかね。
撮影100点。衣装100点。演技70点。脚本20点。そんな感じのドラマでした。
(追記20)
47話を見ました。
個人的にディリラバよりも麗姫の侍女清児役の女の子の方がタイプです。
さて暗殺前日。
荊軻に眠り薬を与えて参内させないようにする麗姫。
だが失敗…
(追記19)
45-46話を見ました。
他にも沢山中国ドラマ見てるので本作の高画質度は飛び抜けてるなといつも感心します。4Kなんでしょうね。しかもコントラストとシャープネスキツめ。
さてお話の方は秦王嬴政のサイコパスっぷりを存分に描いています。
ところで本作ではディリラバの事をちっとも美人だと思えないんですよね。毎回見るにはクドい顔というか…
いよいよ佳境に入ってきていよいよ秦王暗殺へ…
(追記18)
43話をすっ飛ばして
44話を見ました。
相変わらず映像だけは超一流です。
特にアクションシーンは秀逸。
それだけに中途半端なラブ史劇にしてしまったのは本当に勿体ない。
荊軻がついに秦王暗殺の為に出立。
高漸離が見送るシーンは史実とは大きく異なり残念。そもそも筑という楽器の名手を剣の達人に変えちゃてますし。こういった改変はちょっとどうかと思います。…と思ってたらちゃんと筑弾きながら見送るシーン入れてきました。
それにしてもこのドラマの撮影スタッフというかカメラマンは本当に優秀。カット割りとか角度とか勉強になります。撮影技術だけは最高です。
でもよく考えたら衣装もセットも素晴らしいし、駄目なのは脚本だけなんですよね。
(追記17)
41話をすっ飛ばして
42話を見ました。
樊於期が自決してその首を秦王に献じて信用させようとする下りは史実ベースです。
麗姫の話は自分には全く興味なしですが、史実に基づいてるところは見ていきたいと思います。
(追記16)
31話〜39話をすっ飛ばして
40話を見ました。
麗姫のラブストーリーには興味がないので史実ベースの所だけ見ようかと思ったのですがなんと政が呂不韋を刺殺しました。なんという歪曲。まあどうせ呂不韋が政の父親かどうかというのもよく分からないのでどうでもいいのですが。
趙の名将である李牧が離間の計で死ぬのは史実通りですが、細かい事を言えば本当は殺されたのが自死として描かれてます。見てない間に王翦登場してたんですね。余計な恋愛シーンなければキングダムファンにも受けたんでしょうが。
趙の幽繆王は典型的な暗君ですね。
人質時代に酷い目に遭った政が趙の首都邯鄲で復讐するシーンはなかなかスカッとします。本作では一貫してドSの秦王です。
(追記15)
全48話中30話まで見ましたが脱落。
あまりにもどうでもいい話しかなくて本当につまらないクソドラマです。
映像だけはスタイリッシュでカッコいいんですが。
同じく途中脱落となった「三国志~趙雲伝~」と同じで映像が綺麗な事しか取り柄がないドラマです。
麗姫が他の寵姫に陥れられる話ばかりで本当にどうでもいいです。
ただ最後だけは気になりますが。
(追記14)
第26話まで見ました。
このドラマ、
麗姫がいなくなる→秦王激怒して「全員死罪!」と叫ぶ→麗姫戻る→キャッキャウフフする
の繰り返しですね。
話は全く面白くないのですが、このドラマ撮影スタッフが超有能です。高画質だし、コントラストくっきり、アングルや撮影技法も凝りまくってる。
それと衣装がいい。
良いのは撮影と衣装だけです。
楚夫人の悪巧みも生ぬるい上にワンパターンだし、なんか同じシーケンスを何度もリピートで見せられてる感じです。
なお韓非は史実通り殺されました…ま、史実的には李斯が殺したんですが本作では趙高が李斯に濡衣を着せたという設定になっています。その後の歴史を見れば李斯より趙高の方が極悪なので全く違和感のない脚色ではありますが。
楚夫人がまんまと趙高にハメられた下りは面白かったです。まさか「殺そうとしたのは昌平君の方です」とも言えないしね〜殺す相手が入れ替わっただけで他者を亡き者にしようとした事自体は本当だし。策士策に溺れるの典型ですね。
(追記13)
第22話まで見ました。
韓非子が登場。この辺はちゃんと史実を踏襲してくれているので嬉しいです。
なかなか秦王に心を開かない麗姫でしたが祖父の形見の刀を返した途端機嫌が良くなりキャッキャウフフと急に恋人モード。
荊軻パートは古装劇お決まり洞窟シーン。
古装劇って何故か必ず洞窟に入る場面がありますね。
中国人はそんなに洞穴が好きなんでしょうか?
後宮のこれまた定番、ライバルの妃が妊娠したら毒を盛って流産させる下り。ありきたり過ぎな上に本筋に関係ない妃なので単なる時間稼ぎのエピソードにしか思えません。
チャン・ビンビンは特別演技が上手いとかではないんですが、主役向きの映えるルックスですね。「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」みたいな脇役ではイマイチでしたか本作は凄くハマっています。ちょっぴりお茶目でドSな秦王にピッタリです。
(追記12)
第20話まで見ました。
荊軻パートの方に高漸離が登場。
荊軻と高漸離が飲んで騒いだところから
「傍若無人」という言葉ができました。
中国ドラマを見て良い事の一つが四文字熟語や故事成語の由来のエピソードが知れる事ですよね。
そういえば燕の太子で秦で人質になってる丹が荊軻の始皇帝暗殺を援助するんですよね。
今回は刺客を送り込んだのは丹みたいですし。
(追記11)
第19話まで見ました。
呂不韋が死んでからは史実ベースの話は全くなく、最早チャン・ビンビンのドSぶりを楽しむだけのドラマとなりました。全48話も要らんでしょ?30話位で蹴りをつけてくれたらいいのですが荊軻パートとかもうどうでもよくて見るのが苦痛。
(追記10)
第17話まで見ました。
今中国ドラマ7本同時に見てますが話的にはこれが一番つまらないです。
チャン・ビンビンが「全員死罪!」って言うのを楽しむだけのドラマです。
史実的には荊軻が始皇帝暗殺未遂で終わるのでしょうし、本作の李斯は小物ぽいし、趙高もなんかワンパターンな感じで面白さがどこにもないという…
麗姫と韓申はせっかく後宮を抜け出したのに二人共のこのこ戻ってきて本当に意味不明。頭悪過ぎてバカバカしいことこの上ない。
麗姫のバカせいで侍女の清児ばっかり酷い目に遭って可哀想。
唯一の見どころはチャン・ビンビンがディリラバの顔を掴むドSプレイだけです。
(追記9)
第16話まで見ました。
麗姫の侍女可哀想・・・
天明は秦王の子供と嘘をつく麗姫。
もう何がしたいのか意味不明。
ちょっとバカバカし過ぎて見るのが辛くなってきました。
(追記8)
第14話まで見ました。
麗姫の赤ん坊の誘拐とかはくだらないので見るの止めようかとさえ思ったんですが、呂不韋と六国の関係とか史実ベースのストーリーはやはり興味深い。
魏は信陵君が死んでから勢力に陰り云々は台詞のみの説明ではあるものの史実通りであり、秦が趙魏楚などを倒していく過程はぜひ見たい。
さて嬴政が実の母親とほぼ実の父親である呂不韋に対する恨みがちゃんと表現されていますね。恩人でもあり、血縁もある。だが一方で自分を利用してるだけであり、呂不韋を父親と認めてしまっては自分が秦王である正当性が失われる。この二つの思いの狭間で葛藤を続け人間不信になる彼の苦しみも見どころの一つ。
呂不韋と嬴政のやり取りは見入ってしまいますね。
建前上は王と臣下なので呂不韋は秦王に対して謙るのですが、ちょくちょく父親面で政と呼ぶんですよね。
嬴政も憎いけど実の父だし殺す訳にもいかないし…
信用できないと言いつつたまに情にほだされるような顔するし。それにしてもチャン・ビンビンなかなか巧いですね。微妙な表情の変化とか素晴らしいです。
(追記7)
第12話まで見ました。
ん〜後宮の女同士のイザコザは面白くないですね。
ディリラバは脇役でたまに見る分にはいいんですけど主役となるとちょっと顔がしつこ過ぎる気がしてしまいます。見続けると胸焼けするというか。
相変わらず秦王はドSで事ある毎に全員死罪と怒鳴っててさぞ爽快でしょうね。
趙高は案の定、屑です。
こいつを登用した時点で秦の運命は定まってしまったと思います。李斯はまだまともなんですが。
(追記6)
第10話まで見ました。
錯乱した嬴政の母である太后登場。
それにしても、自分の母親は淫乱、本当の父親は先王ではなく、その臣下。つくづく秦王は気の毒です。
どうせ自分は偽物という開き直りが嬴政の傍若無人の態度に現れているのかもしれません。
(追記5)
第9話まで見ました。
呂不韋が去って、荊軻も一旦退出で話は後宮内での女同士の争いに焦点が移り、お決まりの妊婦に堕胎薬飲ませる展開に。
「宮廷の諍い女」の劣化コピーなら、もう見たくないなあ…そういうの求めてるんじゃないんだけど。
このドラマで好きなところは嬴政の清々しい程の唯我独尊ぶりですかね。毒を入れた人間を見つけ出さねば皆殺しにするとか、なかなか爽快な物言いです。
(追記4)
第7話まで見ました。
よく考えたらチャン・ビンビンは、「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」では自分の好きな女は皇帝のお気に入りなので諦めなきゃいけない立場でしたが、今回は真逆ですね。諦めさせる方という…でも女の気持ちが得られないのは同じ…
(追記3)
第5話まで見ました。
政にしてみれば自分は荘襄王の子であり秦嬴氏の正当な血筋だと思っていたのに、母親は淫乱で実の父は荘襄王の臣下の呂不韋でしたなんて到底受け入れられない。
呂不韋の方も荘襄王を王の座につけたのは自分であり、我が子を王にしてやったのに逆に恨まれる羽目になるとは・・嬴政の苦悩や苛立ちがよく描かれています。
李斯も登場。趙高と共に始皇帝を支える両輪が揃いました。
この秦王嬴政のパートは史実に基づいていて非常に興味深いのですが、ディリラバちゃんのパートはやっぱり余計な気がします。ラブ史劇だから仕方ないけど。この恋愛パートがなければ「大秦帝国」に匹敵する重厚な大河ドラマになりそうなんですが、結局は「武則天」みたいな中途半端な出来になるんでしょうね・・
(追記2)
第4話まで見ました。
面白いです。
呂不韋が政の父親だと皆が疑ってるという設定で進んでいます。概ね史実通りの進行ですし、王翦や趙高も登場してこれからいよいよ盛り上げるところです。
弟が離反、全ては呂不韋の企みと政が責めると自分こそ実の父親だと言ってしまう呂不韋。
父親が誰かわからんって本当に辛いでしょうね。一番憎い人間が本当の父親かもしれない…苦悩する政。
(追記1)
第2話まで見ました。
秦王の衣装めちゃくちゃカッコいいですね。
30万位で売ってくれないかな…
200万位掛かってそうですけど。
中国の古装劇は大体故宮借りきって撮ってるんですかね?あんなにデカい宮廷とかお城がまだ大量に残ってるんでしょうか?ちなみに故宮は昔行った事があります。恐らく広過ぎて全部見れてないとは思うのですが。
さて肝心の話の方はお忍びの秦王と公孫麗・荊軻の二人が出逢って仲良くなります。
それにしても中国のドラマって仇とか敵だと知らずに仲良くなるパターンが本当に多いですよね。そのプロットしか思い浮かばんのかと。
あと、女とは気付かなかったというのも今やお決まりの定番ネタです。
本作はまだ始皇帝になる前の嬴政が秦王になった後からの話です。「項羽と劉邦 King’s War」では既に天下統一した後の始皇帝しか描かれてませんでしたし、「大秦帝国」の方は逆にまだ嬴政が出てくるまで大分掛かりそうなのでちょうど見たかった時代を取り上げてくれて嬉しいのですが、どこまでが史実でどこからが脚色なのか調べながら見ないといけませんね。
嫪毐は捕まり呂不韋は実権を失いました。
このメインストーリーとは関係ない、何やら剣譜を探す集団が登場。まさか武侠物の要素まで取り入れようとしてるのか?欲張り過ぎて訳わからん事にならないか不安…
***
もうドラマ見るの疲れたのでいい加減止めたいのですが、なかなかタイミングがつかめません。
「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」で納蘭容若役だった張彬彬(チャン・ビンビン)が始皇帝役で出てます。色んなドラマに脇役で出まくってるディリラバちゃんは今回主役です。
一応史実に則って嬴政の母親である淫乱の趙姫とそれを巨根で満足させる嫪毐も登場。この嫪毐は後々問題を起こすのですが、それよりも呂不韋排斥が先という場面が描かれます。
趙姫と嫪毐が床で目を覚ますと鹿の頭が…
これって完全にゴッドファーザーのパクリですね。
始皇帝暗殺未遂の荊軻もいきなり出てきましたし、この後、李斯や趙高も出てくるみたいです。この辺りは「項羽と劉邦 King’s War」でも見た連中です。
ちゃんと史実通りに嫪毐が謀反を起して、嬴政が呂不韋に対して「嫪毐はそなたが献上した男だろう」と嫌味を言ってます。
嬴政が母を責め、それを庇う呂不韋。
呂不韋に剣を付き出しそれを見た趙姫は父親が呂不韋であることを言いそうになります。
自分みたいに「大秦帝国」を見てきた者やキングダムのファンにとってはなかなかワクワクする場面です。
…とここまでは史実ベースで進みそうな感じだったんですが、幼少の頃の嬴政を救ったのがディリラバ演じる公孫麗と荊軻だったというオリジナル設定…
自分を助けた女にとっての家族の仇が自分だったというのはこの前見た「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」と全く同じ。その時、仇同士の男女を見守っていたチャン・ビンビンが今回は自分の愛した女性に恨まれる役どころです。
またある程度視聴が進んだら追記します。