2020最新版!中国歴史ドラマを10年見てオススメの作品PART11「孫子兵法」「孔子」「曹操」

2020最新版!中国歴史ドラマを10年見てオススメの作品

PART10からの続きです。

歴史上の偉人にフォーカスしたドラマ

中国4千年の歴史と言われてますので偉人の数も多く日本で知られてる人物も沢山います。
中国歴史ドラマは王朝の権力闘争に着目したものが多いですが特定の個人にフォーカスした作品を紹介します。

孫子兵法

本作は2010年の作品ですが2011年に同じ孫武を主人公に「孫子≪兵法≫大伝」というドラマも制作されています。
孫武は斉の国から呉に逃げてくるのですが呉に来る前と呉を去った後の事はよくわかっていません。
ですのでその辺りは脚本家の想像によるフィクションの部分も多いのですが本作の見どころは史実に残る有名なシーンが映像化されているところでしょう。

特に感動したのは孫武が呉王闔閭にお目通りして試される所ですね。
孫武は女官でも調練できると言い切り数十人の女官を整列させて闔閭の寵姫二人を隊長に指名します。
太鼓に合わせて動けと女官に命じますが皆笑い転げて言う通りに動きません。
そこで孫武が取った行動は・・

後は見てのお楽しみがそのシーンで歴史に残る名言が出てきます。

そして孫武を推挙したのが盟友伍子胥。
彼は「死屍に鞭打つ」という故事成句で有名ですが実際に父兄の敵である楚王を墓から引き摺り出して鞭打つシーンが見られます。

後は呉を滅ぼす遠因にもなった奸臣の伯ヒの小物感がコミカルで楽しいです。

孫子の兵法を表した孫武を知りたい人は是非観て下さい。

孔子

孔子と言えば儒教の創始者ですが孔子(孔丘)自身の生い立ちとかは知らない人の方が多いでしょう。
本ドラマは芸術的な作風で孔子の幼少時代から描いていきます。

ちょっと子供時代が冗長な気もしますが大人になってからの孔丘が
「人には仁だの徳だの説きながら自分は親孝行の一つも出来なかった」
と泣き崩れるシーンにはグッときました。

春秋時代の有名人も多く登場するので歴史の勉強にもなります。

曹操

三国志のドラマは「三国志 Three Kingdoms」が秀逸だと思ってるのですが本ドラマはその後に制作された事もあり、中心人物の曹操を幼少の頃から丁寧に描いており、時代的には官渡の戦いの後位までなので「三国志 Three Kingdoms」とは少しオーバーラップする位です。

「三国志 Three Kingdoms」ではチョイ役だった郭嘉が本作では曹操に次ぐ中心人物として扱われています。

このドラマは女性監督ということもあり繊細な心理描写が見どころ。
特に終盤の曹操の郭嘉や蔡文姫に対する接し方は見応えがあります。

「三国志 Three Kingdoms」では扱われなかった張繡と賈詡に謀られて長子の曹昂や甥の曹安民、武将の典韋を失ったシーンは本作の見せ場の一つ。
曹操を演じたチャオ・リーシン(趙立新)の表情が素晴らしい。台詞ではなく顔だけで表現するシーンが多いので真剣に見入ってしまいます。

三国志の前哨戦なので諸葛孔明は出てきませんし、劉備・関羽・張飛は貧弱なキャストですが曹操の魅力が十分に味わえるドラマです。

PART12に続きます・・・

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