(追記22)
第41話最終回まで
孫武の後半生はよくわからないので全て創作となります。
なお現存する孫子兵法は曹操が注釈を付けたものが底本となっています。
(追記21)
第39話まで
まるで示し合せたかのように上手く「燃ゆる呉越」の冒頭に繋がるように作られています。放送年も近いし何かあるのかな?
(追記20)
第38話まで
闔閭崩御後夫差時代の孫武については記録が殆ど残っていませんので本作も終盤は創作となります。
孫武関連は創作でも呉越の戦いの部分は史実通り。
偶々かもしれませんが丁度この辺りが「燃ゆる呉越」の冒頭に上手く繋がっていますので続けて見るとより楽しめます。
(追記19)
第36話まで
孫武の妻が越の間者だったという衝撃的な展開。
「三国志 Three Kingdoms」において司馬懿の妻が曹丕の間者だったというのもドラマオリジナルの設定でしたが本作においても孫武には子供は確かにいたそうですが妻の名前などははっきりしません。
(追記18)
第34話まで
呉王闔閭崩御。ここから臥薪嘗胆が始まります。
本作を見終わった後に是非「燃ゆる呉越」を見て下さい。
夫差による勾践への復讐と逆襲が見られます。
「燃ゆる呉越」の冒頭で越が呉に敗れた後、やたら伯嚭が越に肩入れして便宜を図ってたんですが本作を見ると随分前から越は伯嚭に接触して布石を打っていたんですね。
(追記17)
第33話まで
越の死刑囚が呉軍の面前で自らの首を斬るという越の范蠡による作戦。
本作は孫武の女官練兵、伍子胥の死者に鞭打つなど史実上の有名な逸話が映像化されているのがいいですね。
(追記16)
第32話まで
長子終累はついに廃嫡。なお太子を終累と表記しているのは「春秋左氏伝」で他は波とされている。
(追記15)
第30話まで
欧冶子を炉に放り込む伯嚭。
干将・莫耶夫妻の作った剣に関しては「燃ゆる呉越」や「三国志 Three Kingdoms」にも出てくるので見てみて下さい。
(追記14)
第29話まで
越王は允常の御代ですが配下は范蠡・文種が揃っています。
この時から伯嚭と文種の交流があったんですね。
(追記13)
第25話まで
楚を助けに来た秦軍を完膚なきまでに叩きのめした孫武の名言です。今の時代にも通用しますね。
「孫子兵法」の真髄はこの一言に尽きます。
(追記12)
第22話まで
史実に基づく逸話の中では孫武の女官練兵と伍子胥による平王の死体への鞭打ちが大きな見所。
こちらは日本人なら誰でも知ってる
「死者に鞭打つ」の語源です。
春秋戦国から三国志辺りまでは故事成語になってるエピソードが多いので楽しいですね。
(追記11)
第20話まで
楚の美女と戯れる闔閭。
中国の歴史を紐解けば大体傾城傾国の美女のせいで国が滅んでるんですよね。
闔閭の息子夫差は越から西施を送られて骨抜きにされて滅ぼされました。本作ではそこまで扱わないので是非燃ゆる呉越-越王勾践も観て下さい。
(追記10)
第19話まで
費無忌はついに誅殺。
城を攻めるは下策。心を攻めるは上策。
色々と勉強になります。
兵法の中でも基本のキですが、最重要な手法なのでしっかり学びましょう。
ここで面白いのは孫武が身内の伍子胥も騙しているところですね。伍子胥は復讐心に燃えてるので楚王を殺して孫武の策をぶち壊しかねないですからね。
(追記9)
第11話まで
全41話なのでまだ序盤ですが史実的には最大の見せ場です。
今回再視聴なのですが、本作の終盤はひたすら孫武が夫差と伯嚭から嫌がらせというか迫害され続けるだけなので見所は中盤まで。
呉王闔閭の前で女官を練兵するという有名なシーン。
闔閭の寵姫まで参加したいとねだります。やめておけばいいのに…
軽い気持ちで言った言葉。そのせいで酷い目に…
みんな遊び半分で孫武の説明をまともに聞いていない中、前回孫武の兵法の説話を聞いて心酔したこの女官だけが真剣。
1回目は皆戯れてるだけで話にならないので2回目の説明。
闔閭の寵姫を斬首と命じる孫武。
大慌ての伯嚭と闔閭。
ここの字幕は「将、軍に在っては、君令も受けざる所有り」として欲しかったですね。
制止する声も聞かず寵姫二人を斬り殺した孫武。
孫武に反感を抱いていたはずの将軍も支持する側に。
寵姫を二人も殺されて怒り心頭の闔閭も周りの執り成しにより孫武を起用することに決めました。
将軍府としての屋敷と先程の女官まで賜わった孫武。
楚を討つ前に内憂を取り除いておこうとする孫武。
ここまでひたすら暗殺を多用している孫武ですが、現代に置き換えても強大な軍事力よりも敵の首謀者を確実に暗殺する能力の方が役に立つような気もしますね。
(追記8)
第10話まで
伯嚭登場。伍子胥を頼って来ましたが楚から呉に逃れた境遇は同じ。
是非本作を見た方は「燃ゆる呉越」も見てください。
呉王夫差、伍子胥、伯嚭共に出てきます。
結局敵対する二人です。
伍子胥の推挙により、闔閭との謁見が叶い兵法を説く孫武。
春秋時代にあった晋は後に趙・魏・韓に分裂しました。この三国を三晋と呼んだりします。
奸臣のお手本のような伯嚭は推挙してもらった恩を忘れてもう敵意剥き出し。
伯嚭らに難癖を付けられ女性相手にでも練兵できると豪語してしまった孫武。
いよいよ次回は孫武の一番有名な逸話です。
(追記7)
第9話まで
呉の初代君主である寿夢からの王位の継承については史実通り。まずは長男の諸樊へ。その後、余祭・余昧へと移りましたが…
末子の季札は賢人として知られていました。ドラマ「孔子」では孔子と季札が交流するシーンがありました。
季札が王位をずっと固辞し続けた為にこじれちゃったんですよね。
余昧の子、僚の暗殺に関しては「刺客列伝」にも記載があります。伍子胥の関与は史実通りですが孫武が策を練ったというのは本作の独自解釈です。
こんな紀元前の太古の昔から暗殺対策がきちんとなされて、しかもそれを掻い潜る為の魚の骨型の刀とか恐れ入ります。ちゃんと「魚腸剣の秘策」として史実に残ってるんですよね〜
クーデター成功。呉王闔閭誕生。
(追記6)
第7話まで
国范と高鷙が孫家を襲撃。ところが孫武の父、孫憑は予め備えていた為、逆に返り討ちにする。その上国家と高家の皆殺しに走り、莫離は刺殺。国無咎と孫武の友情も終了。
ちなみに国無咎は架空の人物で本ドラマのみのオリジナルキャラクター。
孫武に関する逸話で史実として確認できるのは呉に渡った後の話ばかりですね。その前の恋愛絡めたエピソードは完全に創作です。
(追記5)
第6話まで
費無忌や伍子胥、晏嬰などに関しては史実に逸話も色々残っているのでそれらを中心に構成されています。この伍子胥の楚からの逃亡〜復讐に至るエピソードは史実に基づいており、本作の見せ場の一つです。
(追記4)
第5話まで
太子の妃にするために秦から迎えた伯嬴を平王が気に入ってしまい、それを費無忌が察して手回しをする。
伍奢は平王に諫言する前に伍子胥を他国へ逃そうとする。
(追記3)
第4話まで
前述の通り孫武に関する史実の情報は少ないので(何しろ実在したのかすら疑問視する人もいる)、ドラマ前半については司馬穰苴や晏嬰の逸話を元に構成されています。