(追記8)
第42話最終回まで見ました。
23~41話まですっ飛ばしましたが最後だけ見てみました。
結局無想の父は明徳でみんな仲良くなってて全員で倭寇と戦うという、なんじゃそれ!という展開で最初から見なければ良かった。
恩讐を乗り越え、恨みを捨てるというのがメインテーマかと思ってましたが、半分以上は反日ドラマみたいなものですね。
高剣雄だけは最初から最後までマトモでしたけど残りの人達の行動は全く意味不明です。無想がいきなり無敵になって、最後高僧になってたのもご都合主義ですし、李蓁蓁は尼になるとか理解に苦しみます。
これ本国ではどういう評価なんですかね?
(追記7)
第22話まで見ました。
無敵の少林寺拳法の使い手である正行から能力を移されて急に怪力の持ち主になった程聞道(無想)。
このご都合主義的なトンデモ設定でイッキに見る気が失せました。
あと、せっかく操を守ってきた李蓁蓁は割と簡単に高剣雄に身体許して、しかも自分の父親の配下だった田氏を高剣雄が殺したと聞いて喜ぶところもちょっと納得いきません。確かに田氏は無想の邪魔はしてましたが殺して喜ぶのはどうなのかと。
しかも妓楼の女主人は実は明徳の妻でしたとか都合良すぎの現実離れした設定。
そして、なんと程聞道は明徳の息子だったという、中国ドラマでは割とよくある設定。
育ての親を殺したのは実の父親っていうのは「天龍八部」でもありましたけど。
正行のアクションシーンだけは素晴らしかったです。
ただ全体のストーリーは何をどうしたいのか全く意味不明です。
全42話で残り20話ですが、多分脱落しそう。
(追記6)
第20話まで見ました。
とうとう十八銅人の居場所を教えるのと引き換えに李蓁蓁は高剣雄と一夜を共に…
十八銅人救出作戦を決行しますが…
見ていて程聞道(無想)よりは高剣雄の方がまともなので李蓁蓁もこっちを選らんで正解としか思えません。
どうもこの程聞道(無想)ていうキャラクターはキャスティングから性格設定含めて視聴者の同情を引くようなものになってないところが最大の欠陥ですね。
主人公にこんなに反感しか覚えないドラマも珍しいです。
むしろ悪役連中、明徳、高剣雄、強い道士の方がカッコいいです。
ていうか少林寺の坊さん強えええ!
習えるものなら習いたいと思った。
(追記5)
第19話まで見ました。
最初から一貫して高剣雄はマトモなんですよね。
逆に程聞道(無想)はどうしようもない大馬鹿野郎で全く同情できません。楊秀も余計な事ばかりしてるし。
高剣雄は父親を殺した程聞道に対してまだ赦す心を持ってるし無理やり李蓁蓁を奪う事もなく凄くいい奴に思えます。
(追記4)
第18話まで見ました。
少林寺最強の武僧である十八銅人は明徳に難癖付けられた挙句10年も監禁。
ところで新たに登場した田氏と明徳の力関係がよくわかりませんね。高剣雄も田氏には逆らえないみたいですし。
偽の十八銅人は高剣雄の仕業みたいですね。
(追記3)
第16話まで見ました。
程聞道と高剣雄は義兄弟でありながらお互いの親を殺した因縁があり、なおかつ一人の女を共に愛する関係。
そして梅女将と敗火大師だけでなく明徳も複雑な関係のようです。
程聞道は自分の非力を自覚し、李蓁蓁を高剣雄に託しますが、明徳はその事を当然ながら快く思いません。
見ていて程聞道の事はどうも好きになれないのですが、気持ちは理解出来ます。
程聞道にしても高剣雄にしても自分の思い通りにならない苦しみに耐えています。でも実は明徳も思い通りにしてる訳ではないんですよね。
今回名言がありました。
「若くして志を果たしてしまうのは実は人生の不幸である」
この言葉を発した知府の田氏は李蓁蓁の父に恩を受けた身で李蓁蓁に恩返しをしたいと。
そこから何故か李蓁蓁を守りたい高剣雄と田知府が敵対する流れに。
ん〜別にお前ら二人が敵対せずに協力して明徳を倒せよと思うのですが…将来的にはそうなるのか?
(追記2)
第14話まで見ました。
明徳以外は馬鹿しかいない。
主人公の程聞道が救いようのない愚か者だし、李蓁蓁にもあまり同情できないし。
梅艷楼に売られた李蓁蓁。
書生を集めて金を借り身請けしようとする程聞道。
敗火大師も梅艷楼に来ますが、梅女将との話からどうやら程聞道はこの女将の子供だという斜め上の展開。
しかもなんと敗火大師はこの女将の兄というとんでも設定!
やっとちょっと捻り出した感じですね。
つまらなさ過ぎて見るの止めようかと思ってましたけど。
(追記1)
第8話まで見ました。
程聞道と楊秀の顔が似てるので混乱します。
もうちょっと違う顔の俳優にすれば良かったのに。
程聞道はいつも目が血走って狂犬みたい。
悪役の明徳は迫力ありますね。
演じる張志堅さんは大きな賞を受賞してる演技派みたいです。存在感が半端ないです。こういう味のある俳優は好きです。
それにしても坊主と道士はどのドラマでもやたら強い設定になってますね。
でいきなり日本の忍者登場・・なんじゃこりゃ。
中国では日本のこと東瀛というんですね。
ちゃんと漢字変換できるのにもびっくり。
忍者は倭寇らしいです。
このドラマ、明徳とか僧侶の敗火みたいなオジサン俳優はとてもいいんですが程聞道と楊秀が単に血走ってるだけでイマイチなんですよね。若いので良いのは高剣雄だけです。この人はなかなかいいです。
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最近は清朝のドラマばかり見ていて、明代のは珍しいです。明は乞食僧から皇帝になった朱元璋が興した王朝ですが暗君揃いです。そういう意味では名君を数多く輩出した清と真逆ですね。
本作でもその腐敗した王朝を牛耳る明徳に一家皆殺しされて辛うじて生き残った程聞道が主人公。彼は少林寺で匿われています。
でこの程聞道の義兄弟が二人。一人は書生の楊秀。
もう一人が明徳の配下の武将である高剣雄。彼は程家皆殺しに加担しています。
程聞道の許嫁の李蓁蓁も明徳のせいで父親を失います。
程聞道は傷が重く、監視も厳しい為少林寺から抜け出せません。
全体的に渋いドラマですが、程聞道一人が中途半端にコミカルな演技なので興をそいでいます。李蓁蓁を心配して居ても立っても居られないはずなのに変顔ばかりするのは演出なのか俳優の独断か知りませんが浮いてしまってます。
一方で義兄弟の家族を皆殺しにし、愛する女性の父親まで死に追いやった高剣雄はその苦しみがよく表現されています。彼の立ち位置と俳優の顔自体も「隋唐演義」の宇文成都に似ています。同じ人かと思いましたが別人のようです。
基本は復讐劇なんでしょうがちょっと主役が好きになれそうもないので見続けるか微妙なラインです。