(追記9)
37話最終回まで見ました。
終盤少しだけ挽回したものの総じて大いなる時間の無駄でしたね。
でも俳優陣は頑張ってたと思います。エレイなんか鼻水垂らしてましたし。
そもそも原作自体に問題があったとしか言いようがない。
確かに「復讐の連鎖」の虚しさについてはそれなりに描けていたとは思います。
雲蕾の父、雲澄は結局復讐に囚われてしまいましたし。
ですが話の構成にしてもプロット自体にも問題ありと言わざるを得ません。
雲蕾は一体何回張丹楓の元を去って戻るを繰り返せば気が済むのか?
あと地形図も何度も盗まれて何度も取り返すのに失敗と同じことを延々と繰り返す。
宝にしても地形図にしても最終的にはどうでも良かったし。
大ボスの上官天野(この人「隋唐演義」にも出てた)と4人の戦いは完全にVFXだらけのファンタジーになってたし。
あと中年の小汚いおっさんおばはんのラブシーンとか三角関係とか何度も繰り返されたのもウンザリです。
元々面白くもない話を地味なキャストと演出でよりつまらなくしてるだけです。
トプハは可哀想でしたね、最後まで報われずに。でも一番報われないのは最後まで見た自分です。
最悪なのは一応「何かあるのでは?」と引っ張る力だけはあったので余計タチが悪い。
まるで「LOST」を見た時みたいな感じです。
美人もイケメンも一人もいませんし、絵は地味だし、見どころがない作品でした。
(追記8)
33話まで見ました。
なんというか、多分これ原作自体があまり良くないんでしょうね。
色々話に無理があるというか・・「仇だ!お前を殺す!殺す」と言ってた人間が「今日のところは見逃してやる、今度は必ず殺す」とかまるで吉本新喜劇かよ!というようなくだりが山程あるし、あれだけ苦労した宝も諦めるとか、兄に反対されても愛を貫いたのに父に反対されたら日和るとか茶番のオンパレードですし。
何よりも登場人物が揃いも揃って馬鹿揃いで賢い人間が一人もいない。
ちょっと物語として全面的に酷い。
同じ武俠小説作家の金庸の「天龍八部」と「鹿鼎記」が共に大傑作だったのに比べると天と地の差。
敵に病気を治してくれと頼んだり、殺そうとしてる相手を接待したり、設定が無茶苦茶。
本作の原作者である梁羽生の「白髪魔女伝」を次に見るつもりでしたがちょっと「萍踪侠影」が酷すぎるので見るのを躊躇します。当然原作が悪いパターンと脚本の演出が悪いパターンがあると思いますが、これは全面的におかしいので原作由来の問題でしょう。
ところで雲重役の俳優さんはなかなかいいですね。でも役柄自体は筋が通ってないのでなんかせっかくの演技が活きなくて気の毒です。そもそもこの作品人物造形もおかしいです。
残り4話なのでもう我慢して最後まで見ますけどもっと早くに見切るべきでした。
(追記7)
29話まで見ました。
ラスボスだと思ってたホウ照天が死んだと思ったら更にその上のラスボス上官天野が。
この人、色んな中国歴史ドラマで悪役で出ているのでもう完全に覚えました。「隋唐演義」にも出てました。
このドラマやはり最大の欠点は主役張丹楓役の俳優が存在感もなければ演技も下手くそなところですね。
主役以外も全体的に地味な人ばかりですし、そもそもストーリー自体無理があるというか違和感を感じるところも多くてまどろっこしい展開ばかりでちっとも面白くありません。
そういえばホウ照天役の人は同じドン・ジエ主役の「傾城の雪」でも太監役でオカマキャラ演じてました。どうやらオカマキャラと言えばこの人!みたいに地位を確立してるみたいです。顔自体は美形なのにいつもオカマばかりでちょっと気の毒な気もします。
(追記6)
28話まで見ました。
やっと宝が見つかって裏切り者の石英とオカマのホウ照天と張丹楓達の三つ巴の戦いへ。
最終回みたいな展開ですがまだ今回含めて10話もあるんですよね。
ということで絶体絶命の危機でしたが摩訶兄弟のおかげでなんとか急場しのぎです。
それにしても大して面白くもない話をよくここまで引き伸ばせますね。
同じ武侠モノでも「天龍八部」が大傑作だったのに対してこちらは地味過ぎてつまらないです。
先祖の仇だという割には全然張丹楓を殺そうとしない二人の男もなんだか訳わからんし。
そう言えば葉盈盈のおばちゃんは「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」で皇太后役で出てますね。
(追記5)
27話まで見ました。
今知ったのですが主役のパン・ユエミン(潘粤明)と女優ドン・ジェ(董潔)ってリアルで夫婦だったんですね。
そして離婚したと書かれている。
さて間抜けな張丹楓も流石に石英の裏切りに気づいて、宝探しもいよいよ佳境に。
このドラマ、パン・ユエミンがパッとしないのでなんかピリッとしない。
地味な人が多いし、展開もまどろっこしいしで、どうにも話に乗り切れないです。
原作は梁羽生で「白髪魔女伝」も書いてるのですが金庸と比べるとどうもイマイチな感じです。
でもあと10話で終わりだしせっかくここまで見たので頑張って最後まで完走します。
(追記4)
24話まで見ました。
オイラトと明の当時の政治状況も軽く取り入れつつ最初の頃の復讐劇から宝探しが主題に。
ホウ照天に宝の山分けを持ちかけた石英。
結局、ホウ照天側と張丹楓双方に内通者がいるという「24」状態。
ホウ照天に家族を囚われて協力を迫られた澹台鏡明ですが断固拒否します。
この辺、張丹楓があまり賢い主人とは言えないのでこんな人間に家族を犠牲にしてまでそこまで義理立てする必要があるのか思ってしまいます。
謝天華がボロボロのホームレス状態になってるくだりは必要でしょうか?
群像劇ぽく色んな登場人物を描くのはわかるのですがどうも主題がボケてしまう印象です。
逆に言うとメインの話が弱いからサイドストーリーで繋がざるを得ないとも言えるでしょうね。
でもメインキャストがそもそも地味なのに、その上におっさんおばはんのラブストーリーなんか見たくないんですけどねえ。
(追記3)
20話まで見ました。
今中華ドラマ7本平行して見てるんですが、その内5つが復讐劇で同じく5本が法術とか使うのでどれがどれだかわからなくなります。
オネエキャラのホウ太監の人は他のドラマでもよく見かけますね。なんかキレイなオカマと言えばこの人!みたいな。
他の役どころでは見たことないのでリアルでそういう人なのかと思ってしまいます。
ところで仇同士で恋に落ちるという設定は散々見てきたし、一応二重スパイとか味方の振りした敵とか工夫はしてあるのですが、どうも地味な割にはチンタラ話が進まないのでちょっとダレてしまいますね。
張丹楓はどうにも好きになれません。
トプハがあまりにも可哀想です。
二重スパイのブーちゃんはこの期に及んでもちゃんとバレないようにわざと張丹楓・雲蕾と戦い続けて偉いですね。
(追記2)
15話まで見ました。
宝を探す旅にでかけた張丹楓、それを追う複数の集団というロードストーリー的な展開になって楽しくなってきました。