(追記7)
全話見終わりました。
この作品は主軸はコウランと彼女を巡る二人の男なんですが、バックグラウンドとして様々な女の悲運が大きなテーマとして描かれています。
ドラマ冒頭に虐げられるばかりで挙句の果てに殺されたコウランの実母。
そして彼女を死に追いやったコウランの養母。
この養母・高敏役の王琳さんも名バイプレイヤーですね。
最初この人の事を「王女未央」で叱雲柔役だった田麗さんだと勘違いしていました。顔似てるんですよね。調べたら年齢も3つしか違わないし。
でも本ドラマで一番存在感を放っていたのはなんと言っても趙の王后を演じた宁静(ニン・ジン)さんですね。「大秦帝国縦横」~「昭王」に掛けての演技も素晴らしかったんですが、本作では凄みを増していました。冷酷に身内も表情一つ変えず殺してしまう残酷さがよく出ていました。
異人が秦に戻ってからは宣侯夫人・華陽夫人の姉妹が異彩を放っていました。華陽夫人役の谭卓は「エイラク」からの続投ですが顔を作るのが巧いです。
宣侯夫人役の刘敏もベテランですが呂不韋を誘惑するところなんか良かったです。
脇役のベテラン陣の演技が凄すぎる為にメインの若手女優陣の演技がちょっと見劣りするようにも感じました。
多くの女性の悲運を描いた本作品ですが対照的にコウランの強さを浮き立たせていました。
この手の王朝ドラマはクライマックスの皇位継承後、次世代の嫁選びをエンディングに持ってくるパターンが多いですが、本作も子楚(荘襄王)が亡くなる辺りがピークでその後の嬴政の嫁選びのくだりはちょっとテンションが落ちた気もします。
どうせならもうちょっと後まで描いて欲しかった気もします。
でも全体的には非常に面白く素晴らしい作品だったと思います。
最も良かったのは宁静さんでした。
(追記6)
前回視聴時は中盤まで飛び飛び視聴だったので今回は1話から見直しています。
7/4の時点で第32話まで全話見ました。全62話なので半分ですね。
でも前回終盤以降は全部見てるので未視聴分はあと僅かだと思います。
今から思えばやはり趙時代が長すぎた気もします。
コウランが陥れられるくだりが何度もしつこすぎるかなと。
でも呂不韋と異人の間で気持ちが揺れ動くコウランの心情描写は丁寧に出来ていましたね。あとはコウランへの純愛と成り上がりを天秤にかける呂不韋も。
(追記5)
最終回まで見ました。
中盤以降は欠かさず見れました。
毎回飽きさせない工夫がありダレる事無く完走。
一時はは「宮廷の諍い女」を超えるのではないかと思った時もありました。
最後だけがちょっと尻切れトンボみたいで惜しかったですね。
ですが全体的には非常にレベルの高い作品で面白かったです。
(追記4)
49話まで。
恐らく中盤最大のクライマックス。
朝議で臣下達の前で責められる子楚・政・コウラン・呂不韋。
「血合わせ」のくだりは「宮廷の諍い女」第63話の「運命の後宮裁判」を多分に意識してますね。
これまで歴代中国ドラマの1位・2位は「三国志 Three Kingdoms」・「宮廷の諍い女」で固定でしたが、トータルの出来・面白さで本作が「宮廷の諍い女」を抜いたかもしれません。尤も後から作られた作品の方が有利なのでその点は考慮すべきですが。
それにしても「麗姫と始皇帝~月下の誓い~」でも嬴政は呂不韋の子というスタンスで描かれてましたが中国ではそれが主流の見方なんですかね?
(追記3)
46話まで。
コウランのキャラクター設定は度胸がある、賢い、頑固、妥協しない、負けず嫌い、意地っ張り・・などほとんどエイラクと同じ。
政に関しては艱難辛苦を乗り越えてきただけあって将来の性格形成に繋がる萌芽が感じられる。
テンポは遅いものの飽きさせる事ない展開でこれまで見てきた中国ドラマの中でもかなり上位に入るのは間違いない。
(追記2)
25話まで。
録画できないので飛び飛び視聴。
超面白い。
序盤はコウラン受難の連続で食傷気味でしたが趙の王子二人の跡目争いや、コウランを巡る呂不韋と異人の三角関係、韓の公主の策略、冷酷で計算高い趙の皇后・・など見所が多い。
本作は前述の通り、「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜(延禧攻略)」のキャストがメインだが、「大秦帝国」の最重要キャスト二人を起用してるのも凄いところ。
商鞅を演じていた王志飛さんの趙王は全くイメージが違い気付かなかった。
ところで王志飛さんは「東宮」にも出てますね。
秦の皇太后から今回は趙の王后へと変わった寧静さんは存在感が凄い。
面白過ぎるので飛び飛びに見続けるのが勿体ないですね。
(追記1)
録画できないので飛び飛びの視聴・・
史実は知ってますし、秦王政の話は他でも見てるので大体の流れはわかります。
第6話。
趙王の前で舞を披露するところまできたコウラン。
しかし案の定というか災いをもたらす存在だといちゃもんを付けられていきなり命の危機に。
古装劇というか宮廷モノのテンプレ通りの進行・・
コウランを殺そうとする勢力と守ろうとする者達の戦いが続きそうです。
***
たまたま色んな偶然が重なり10年以上ぶりにチャンネル銀河が見れる環境に。
そして偶然にも「コウラン伝 始皇帝の母」の第1回を見る事が出来ました。
キャストの多くは「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜(延禧攻略)」と被ってます。
于正作品なので面白い事は約束されてます・・よね?
第1話は実家と婚約者から酷い目に遭わされたコウランを呂不韋が助けるところから始まります。
瓔珞では最初から聡明な女性でしたが今回は感情的で愚かな振る舞いをする娘として描かれてます。勿論本当は賢いという事を匂わせるシーンもありましたが。対照的に呂不韋は切れ者でやり手の商人という設定でこの1話だけでも感心させられる立ち回りを演じています。
エイラクに出てた人以外にも大秦帝国の商鞅の人や宣太后もいますね。
とても面白そうなので続けてみたいのは山々なのですが留守録できないので見れないのがことごとく残念。Gyaoもサービス終了しますし配信で見れるのは何年後になることやら・・