【キングダム 戦国の七雄 第1話 燕編/消え去りし国】
【キングダム 戦国の七雄 第2話 趙編/動乱の国】
【キングダム 戦国の七雄 第3話 楚編/貴族の死】
【キングダム 戦国の七雄 第4話 韓編/権謀術数の代償】
【キングダム 戦国の七雄 第5話 魏編/士人たちの呪い】
【キングダム 戦国の七雄 第6話 斉編/安寧の謎】
の続き。いよいよ最終話です。
恐らく「大秦帝国」のようなお話になるのではと予想。

自国に有能な人材がいなかった故、他国から招聘して積極的に登用した訳ですが・・

他国から侮られていた国。

やはり始まりはここからですよね。
「大秦帝国」第一部も孝公と商鞅のコンビが主役でした。

後で鼻を削がれる御仁。


この二人は守旧派でしたかね。

魏編で既に観たシーンですね。

公孫鞅が守旧派を論破する弁舌に聞き入る孝公。

公孫鞅を左庶長に抜擢。

魏でも同じ話がありましたよね。

この太子というのは後の恵文王のこと。

君主の身内であろうが法の下では平等。

人治主義から法治主義へ。これまでは権力者がなんでも適当に決めてましたがこれからは許されません。

ドラスティックな改革なので反発も大きそうです。

鼻削ぎの刑。

学問は要らないと。

それにしても極端ですね。

それ以外は要らぬと。

張儀は恵文王に用いられる事になります。

斉の男は軟弱ですもんね。

野蛮だと言われてたし。

褒賞を餌に殺人マシーンを大量に生み出してたんですね。

百里奚は穆公の元で宰相を務めた。

蓋し名言。

公孫鞅に直言しますが・・

この憂いは後に現実に・・

方々に恨みを買ってますからね。

ここまでの流れは予想通り「大秦帝国」と同じ。

鼻を削がれた恨みを晴らす時がやって来ました。

代替わりした途端に商鞅は車裂きの刑。
狡兎死して走狗烹らる・・中国はこのパターンが本当に多い。

恵文王と張儀のエピソードはすっ飛ばして次の武王が鼎を持ち上げて死んだ話。

いよいよ昭襄王の時代へ。

「昭王」においてはこの羋八子(宣太后)が実権を握り、息子がなかなか思い通りの新政を行えない様子が描かれます。

元は恵文王の側室でした。

へぇ~これは知らなかった。

この辺りは「大秦帝国」の二部から三部に渡り詳細に描いています。

孝公は商鞅、恵文王は張儀、昭襄王は范雎が政のパートナー。

魏編で小便掛けられてた人です。

「遠交近攻」のお話です。

貴族を排除して大きくなったのにまた貴族が跋扈しては元の木阿弥。

そもそもこの人は楚人ですし、権力握らせたままだと色々と不都合が。

秦が誇る殺戮マシーン白起。趙兵40万人生き埋めをはじめ100万人近くを殺したとされてます。

死体を埋めるのも大変そう・・

この人以上に殺した人いましたっけ?

いよいよ真打ち登場。この二人実は親子・・「麗姫と始皇帝~月下の誓い~」でもそのことに苦悩する秦王が描かれてました。

「奇貨居くべし」から始まった。

巨根で有名。

偉人中の偉人ですからねえ~

王位を脅かす存在は始末するのが鉄則。

秦が強くなった理由のまとめ・・大秦帝国1部

大秦帝国2部

大秦帝国3部・・・歴代の君主は皆外部から有能な人材を招聘し使いこなした。
これこそが秦が勝ち残った理由に他ならない。

2代で滅んで女好きで酒飲みの亭長が後を引き継ぐんですけどね・・
おしまい。
大変勉強になりました。