沢山中国古装劇を見てきて、主要な俳優さんも大体把握できましたし、話のパターンとかも読めるようになってきました。
大抵は視聴者への精神的負担を考えて主人公が味わう試練も程々に加減されてるものが多いのですがたまにトコトンまでボコボコにされる作品があります。
それではTOP3を紹介します。
【第1位】
ダントツで可哀想なのがこれです。
物語の冒頭では本当に天真爛漫で明るさいっぱいだった主人公の女の子が、彼女のいいなづけの妹と母親の策略で不幸のどん底に落ちていくというストーリーです。不幸の連続すぎて中盤以降はすっかり陰気な女性になってしまいます。
許婚の父親も母親も揃ってクズなんですが、その二人以上に娘が主人公に敵意むき出しな上、悪賢くて残酷無慈悲で見てるこちらの胃に穴が開きそうになります(笑)。
普通他のドラマだとちゃんと勧善懲悪しつつ進んでいくのですがこの作品はずっと悪のターン。
これでもか!という位に悲劇が連続で主人公の江嘉沅を襲い続けます。
ドMの人にピッタリのドラマ。
【第2位】
本作は一夫多妻制の家に嫁いだ女性の悲劇です。
こちらも主人公の女性が酷い目に遭い続けます。
でも中盤から流石に学習して反撃開始。
悪役が複数の中ボス・大ボス・ラスボスの三段設定で少しずつ各個撃破していく痛快感はあります。
ただ結末がちょっと投げやり気味なのが惜しまれます。
【第3位】
最早説明不要の大傑作。宮廷ドロドロ系で確かに主人公は何度も辛い目に遭うのですが、こちらは復讐劇でもあり、終盤は主人公のターンになるので、前半に散々痛い目に遭わされた分をお返しする痛快感はあります。
【まとめ】
こうして振り返ってみると、大部分のドラマは
「主人公が試練に遭う→乗り越える→別の苦難→乗り越え」を細かく繰り返し、見てる人がそれほどストレスを抱えなくて済むように工夫されています。でもそれだと安心して見れる一方でちょっと刺激が足りないという事にもなります。そんな時には上記のような作品も我慢して見てみるのもいいかもしれません。