2020最新版!中国歴史ドラマを10年見てオススメの作品
イントロダクション
中国歴史ドラマ(古装劇)を見始めてから10年が経ちました。
何度も書いてますが自分は幼い頃からアメリカのドラマが大好きで沢山のアメドラを見てきました。
しばらくケーブルTVでアメドラを見まくってた時期がありました。
2010年前後です。
ケーブルTVを契約していると色んな番組を見ることが出来ます。
ある時、「三国志ThreeKingdoms」というドラマを見つけました。
実は三国志には全く興味を持った事がなく話も知らなくて単にちょっと見てみただけです。
実はこのドラマ全95話もあり、見たのは終盤の80話台だったのですが見事に引き込まれて結局次に初回から放送された際に最初から最後まで見ました。
衝撃を受けました。
まず中国にこんなドラマを作れる能力があることに驚きました。
そして何よりもストーリーが素晴らしい。
敵と味方。
上司と部下。
男と女。
親と子。
兄弟姉妹。
あらゆる人間関係の機微が繊細に表現されていました。
それに俳優陣の演技力。
日本の下手糞連中とは次元が違いました。
後は掛かっている金額が凄い。
アメドラにも負けていません。
1話あたりの金額はともかく一つのドラマとしての総額では軽く上回っているでしょう。
演出や衣装、舞台セット、美術、戦闘シーンの迫力・・・あらゆるものがこれまで見たドラマを越えていました。
自分は元々歴史は好きなのでここから中国の歴史ドラマにハマっていく事になります。
そしてその後は純粋な歴史ドラマと言うよりはラブ史劇という恋愛をメインにしたものなども見てきました。
かなりの本数を見てきた中でオススメの作品をまとめました。
選考基準
中国ドラマの感想を書いている人は恐らく女性の方が多いと思います。
韓流ドラマから流れて来た人が多いように思います。
そういう方の感想ブログも読みますが多くがイケメンを愛でるのが目的だったり、恋愛ドラマとして楽しまれてる人が多いように見受けられます。
ですので良いと思うドラマの基準がかなり違うと思います。
自分の場合は
1.ストーリーの面白さ
2.心に響くものがあるか?
3.教訓となるものがあるか?
4.演出の巧みさ
5.演技レベル
6.撮影技術
7.ロケ地・セット・衣装・美術を含めて映像が美しいか?
などを基準に決めています。
それに加えて中国ドラマ特有のある問題があります。
それは・・・
「長い!」
中国では日本みたいに週1回の放送ではなく毎日連続で放送します。
そういった関係からか全80話台とかも珍しくなく平均が50話台。
40話以内で終わったら「短い!」と感じます。
日本ではワンクール13話で大体10話~11話で終わってしまいますのでそれと比べると次元が違います。
アメドラの場合は一つのドラマを評判が良ければシーズン2、3・・と続けていくのでまた仕組みが違うのですが。
という事で今回選考に漏れた作品を紹介してどういう基準で選んでいるか理解頂ければと思います。
選から漏れたドラマの例
「王女未央-BIOU-」
「武則天-The Empress-」
これらの作品の共通点は・・
・巨額な制作費
・豪華キャスト
・話数が長い
後は「武則天-The Empress-」はともかく、残りの2つは歴史ドラマとしての価値はありません。
「孤高の花~General&I~」は架空の国ですし、「王女未央-BIOU-」は実在した人物が登場しますが話自体はほぼフィクションです。
つまり学びになることはほとんどありません。
そしてとにかく長い。
「孤高の花~General&I~」全62話
「王女未央-BIOU-」全54話
「武則天-The Empress-」全82話!!
それだけの長さにしなければならない明確な中身があればいいのです。
ですが、「孤高の花」はアンジェラベイビー演じる白娉婷のかくれんぼを延々と見せられるだけ。
「王女未央」は主人公ティファニー・タン演じる李未央がピンチになる→ギリギリのところで助けられる、を延々と繰り返す。
「武則天」の方は一応史実に沿ってるものの余計な話が多くて水増しもいいところ。
全くのどうしようもない駄作ならば途中で視聴を打ち切るのですが一応それなりに金は掛かってるのでなんとなく最後に期待しちゃって完走したのですが長い時間付き合った甲斐はなかったという感想なんです。
こういう理由で「可もなく不可もなく」というドラマが圧倒的多数なんですよね。
一応最後まで引っ張る力はあるんだけどそれで最後まで見て良かったか?と言われれば微妙みたいな。
今回選んだのは最後まで楽しめて記憶に残るドラマの数々です。
前置きが長くなりましたがPART2から実際に選んだドラマの紹介に入ります。