
白髪魔女伝(2012年ニッキー・ウー版)
(追記37)
全体の総評。
実はかなり前に同じ梁羽生原作ドラマ「萍踪侠影」を見てあまり面白いとは思えなかったので本作を見るのを後回しにしてたんですが…
名作でした!
武侠ドラマでも金庸原作のものはメインストーリーに関係のない団体や組織が沢山登場して話がとっ散らかる傾向があるのですが、本作はその辺はシンプルな構成ですし、またテンポよく話が進んで余計な話数稼ぎもなく、ストーリー展開も結構捻ってて意外性も程良くあったし、正義や復讐の連鎖、権力欲の恐ろしさ、真の愛などの主題が大変良く描かれていて今まで見た武侠ドラマの中でもトップクラスの出来と言っていいでしょう。
欠点らしい欠点もないんですよね〜
俳優陣もよく見かけるベテラン揃いですし、個人的には岳鳴珂と珊瑚の二人の距離が徐々に縮まる所が見ていて微笑ましかったです。
無償の愛も大きなテーマだと思いますが感動ポイントも沢山あって良かったです。
こんなに文句言いの私が殆どノークレームだった作品も珍しいです。ほぼ完璧なドラマでした。
(追記36)
第42話最終回まで。
この二人の関係性の変化とかお互いを思い遣る気持ちは感動的ですね。残りの2組のカップルが微妙なだけにこちらの純愛性が際立っています。
卓一航と決闘した耿紹南は自爆。
全ての誤解が解けたはずの卓一航が何故練霓裳と戦う必要があるのか謎でしたが、暴走を治してあげる為でしたね!
気を送り込んだ結果、練霓裳は黒髪に戻り代わりに卓一航が白髪に…
後日談がいくつか続きますがネタバレになるので割愛…
(追記35)
第41話まで。
岳鳴珂は耿紹南の攻撃で失明。この二人には幸せになってもらいたいのですが…それにしても卓一航って肝心な時にいつもいなくてどんどん味方がやられてるんですけど?
Post Views: 329