(*全話視聴終了しました)
【ep-27】
息子が諫める為に自死。魏王の決意も揺らぐのか・・
魏王偉いな・・決意が揺らぐかと心配した。
一方、楚の方も変法を呉起主導で行っていて守旧派+太子の不満は爆発寸前。
魏も楚も一枚岩でないところが面白い。
韓は大王と妹の公主の間で暗闘。どこも内憂外患。
悪玉コンビ。王禅があの時姫元伯を殺さなかったのはどう考えても悪手。
その甘さのせいでまた身内が犠牲になりそうです・・
【ep-28】
嘯公と姫元伯がグルなのは知らないみたい。
許戈の処刑については二重のトリックが・・
というかさっきから人物Aの罠をBが邪魔するという展開が多い。
【ep-29】
わざわざネタばらししちゃうとか・・斜め上の展開が多い。
息子の仇だぞ早く殺してしまえ、何を怖じ気づいてるのか?
楚では守旧派から暗殺されかけた呉起さんが気の毒なお姿に・・
結局姫元伯がラスボスなのか?
この辺の設定は創作ですが・・
【ep-30】
魏王を篭絡しようと忍び込んだ今淑ですがすぐさま王禅も駆けつける。
今淑を駒としてしか見てない王禅。
仕返しに王禅が嫌がる献策をする今淑。
【ep-31】
なんか・・とりあえず衝撃的な展開にしたいという脚本家の意思は感じますが・・
凝ったストーリー展開でずっと良いなと思ってたんですが、ちょっとやり過ぎというか荒唐無稽に感じてきました。
本心かどうかはさておきクズですね。
【ep-34】
右手がなくなるのと失明するのとどっちが不幸?
みたいな話が続いたので話数飛んでますが・・
いや本当に腹違いの兄なんですが・・
姫元伯の目の前で太鼓の皮に鋏を入れる王后。
これは知っててやってますね。
魏人の王后と現魏王の姉弟は周王の敵であると・・
死にかけの病弱爺じゃなかった・・
【ep-35】
視聴者を騙す事に喜びを感じてそうな展開が多い。
楚王+呉起+王禅 VS 楚太子+姫元伯
このドラマって敵を欺くために味方を殺すというモチーフが何度も繰り返されてますが拘りでもあるんですかね?
実際秦で変法を実施した商鞅は主君の孝公が死んだ後息子の恵文王によって車裂きにされた。
この言葉は越の范蠡が言った言葉で・・
後に韓信も引用した・・そう言えば王禅役の俳優さん「項羽と劉邦 King’s War」で韓信役でした。
中国の歴史って大体そうなんですよね。
【ep-36】
楚王以下関係者が集う中、弁を振るう王禅。
流石縦横家の始祖。「大秦帝国・縦横」の張儀や「スリキン」の中で呉の百官を舌先三寸でやりこめる諸葛孔明を思い出しました。
本作は演出も色々と凝ってます。
なんとなく皆が王禅の変心を疑う展開ですが・・
【ep-37】
魏王闇落ち、姮娥を襲う・・
一度は死のうとしましたが吹っ切れました。今日からは本気で賢夫人です。
呉起の暗殺を諦めてなくて一安心。
【ep-38】
姫元伯には王禅の企みなんか全てお見通し。
え?!えー--・・・
いや衝撃的なのは良いんですけど・・
史実とは違うんですが。
鬼谷自体はほとんど史実に記録がないので創作が許されてる面もあるかと思いますが呉起は死に様まで残ってるので。
これもしかして王禅が呉起になりすますんでしょうかね・・
予想的中・・ということは呉起として史実通りに死ぬのかも。
すぐにバラされてワロタ。
疑り深い姫元伯に素顔を見せた上、顔まで斬ってみせた呉起(王禅)。
【ep-39】
流石に手に入らない女なんかどうでもいいか・・
公主は仇を討つ為に呉起を殺すと・・
ご親切にも公主の呉起暗殺を止めに来た姫元伯。
この意図がよくわからないですね。
そもそも王禅が死んだと本当に納得してるのか・・
二人揃って同じ男を愛し、片方は魏王にもう片方は楚王に汚されて・・
【ep-40】
一時は愛された女に殺されるの?とドキドキしましたが一人目は回避。
ほら面倒くさい事になってる・・
現楚王が死んだ時に呉起も殺されるのでそろそろ楚王の体調も悪くならないと尺に収まらない・・
【ep-41】
「大秦帝国・縦横」を見た人は知ってると思いますが秦の恵文王に嫁いだのが羋八子、後の宣太后で昭襄王の生母。羋姓の通り楚の公女。
完全にバレた・・
これはぐうの音も出ない・・
【ep-42】
奴隷を解放して貴族抹殺作戦。
【ep-43】
これ呉起のドラマだよね・・鬼谷全く関係ないし。
呉起の中身が鬼谷だったら?というifストーリーでしかない。
この女、奴隷の分際で男がいたのかよ・・
これは姫元伯に同情する・・
視聴者を常に驚かせるという意味では本作は大体成功してますね。
【ep-44】
このドラマ全編を通してサディズムに満ち溢れてますが監督とメインライターが同一人物らしいのでその人の趣味かもしれません。
メインキャラクターの中では今淑公主が一番可哀想・・
兵の慰み者にされてしまう公主。
簪で楚王を刺す。
このドラマに出てくる男は揃って屑ですね。
【ep-45】
女性はひたすら悲惨な運命、男は揃って屑。
奴隷に無罪か有罪か選ばせる・・つまり奴隷解放が間違ってたと王禅に思い知らせようという魂胆。悪辣ですな。
人生を賭けた信念を挫かれる程の苦痛はないですから。
【ep-46】
奴隷制度を守ろうとする姫元伯に対して痛烈な一言。
自己正当化する姫元伯。
【ep-47】
人間の二面性というやつですね。
【ep-48】
まあしかし揃いも揃って全員屑ですね。
【ep-49】
妹を毒殺しようとして逆に自分が毒を飲んでしまう馬鹿兄貴。
これ一応感動シーンなんですかね?ちょっと素直に感動はできないというか・・複雑・・
【ep-50】
あらそうなの。てっきり知らないものだと・・
【ep-51】
こいつは絶対に面従腹背だと思ってた。
死にかけ爺は芝居だった。
登場人物全員を言い表した言葉かもしれない・・
まさにそれ。
いい言葉。
【ep-52】
いよいよ最終回・・
圧倒的勝利。
これ誰でしょうね?そもそも周王や魏王が誰か明示されてませんよね。
魏は恵王でした。恵王であれば後の商鞅と接点あるはずなんですが・・
登場人物の中で史実がはっきり残ってるのが呉起でそこから推測するに楚王は悼王。→これは公式情報でもその通りでした。
ただ悼王の死に方とか完全に創作だし。
で、その50年後に商鞅が活躍となっていて商鞅を起用した孝公の息子が恵文王で彼が用いたのが鬼谷子の弟子の張儀。時系列的にちょっとずれがあるような気もしますが・・
王禅がやりたかった改革は完遂。
この人が一番気の毒・・
最初タイトルを見て期待した内容が最後の15秒ほどのナレーションに集約・・
これは知らなかった・・
鬼谷子の弟子と言えば普通はこの二人ですが・・
范雎は「昭王」に登場。
そんなに弟子いるの?!
・・ということで終幕。
【全体の感想】
まず面白いかどうかで言えば確実に面白い。
凝りまくった脚本は本当に凄いと感心しました。
ただ鬼谷子を主人公にする意味あった?とは思います。
主人公自体の話は最後のエンディング以外は全て創作という変わった構成で史実にほとんど情報が残ってない人物を上手く使ったフィクションと言えるでしょう。
それと登場人物がほとんど屑で好きになれるキャラクターはいませんでした。何しろ主人公からして女性二人を生き地獄に突き落とした屑男ですし、まだ姫元伯の方が魅力的だったかもしれません。
姮娥はそもそも足手まといになるから来るなと言われてたのに付いて来たせいで人質になり父親の闇落ちのきっかけを作った訳だしその後の不幸も自業自得に思えてしまいます。逆に今淑公主は不幸の連続で可哀想過ぎます。