【1話】
これは前から気になってた作品。
于正作品ですから絶対に見ないと。
戦地から帰ってきた程鳳台。演じるのはホァン・シャオミン(黄暁明)。
「岳飛伝 THE LAST HERO」、「琅琊榜〈弐〉〜風雲来る長林軍〜」などに出演。
なんと私生活では2022年1月にアンジェラベイビーと離婚したそうです。
この業界は俳優同士で結婚して離婚するパターンが多いですね。
程鳳台の妻、范湘児を演じるのはカーメイン・シェー(佘詩曼)。
「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」
「フビライ・ハン」
でお馴染みの顔。
ざっと見た感じ今回は知った顔が二人三人四人しかいません・・
→調べたら沈保平、白冰、杜淳、王茂蕾、檀健次と知った顔が後で続々と出てくるみたい。
主人公の商細蕊は京劇の人気役者。
人気は一番だが不遜な男みたいです。
鳳台の妹、察察児役の張譯兮は「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」ですぐに殺された可哀想な宮女・吉祥だった人。
アップで見たら確かに吉祥。
主人公・商細蕊。
【2話】
商細蕊は芸に対する拘りが強いようです。
そんな商細蕊を程鳳台は気に入ったようです。
勝手な改変に客が怒りだし暴力沙汰に。
程鳳台は狼藉者を追い出し、観客は彼と妹の二人だけに。
鳳台は商細蕊に母の面影を見出したようです。
楽屋で対面。
一座の世話係である小来。演じるのは李春嬡。
「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」で納蘭淳雪役だった人。
夫が商細蕊に現を抜かすのが気に入らない妻。
北平梨園協会の会長の姜栄寿と息子の姜登宝。
わかりやすい敵対勢力ですかね。
【3話】
ホァン・シャオミン(黄暁明)の役どころが主人公を助ける準主役というのは「琅琊榜〈弐〉〜風雲来る長林軍〜」と全く同じ構図。
でもこの人はこういうのが合ってますね。完全な主役をやらせるには感情の起伏がなさすぎなので。見栄えはいいので冷静沈着な役ならピッタリ。
商細蕊は周りが敵だらけなので程鳳台が後ろ盾になるようです。
金部長が着服した寄付金を程鳳台が強奪。
曹司令官・曹万鈞は程鳳台の姉の夫、つまり義兄にあたります。
商細蕊は元々は曹司令官に気に入られて専属の歌手みたいな立場でしたが、毎回同じ歌ばかり歌わされるのに嫌気がさして、やはり舞台の上で観客の前で歌いたいと袂を分かつ事になったようです。
この蔣夢萍を演じてるのがバイ・ビン(白冰)。
「隋唐演義」での妖艶な役とは打って変わって清楚な感じ。
「画皮2 真実の愛」にも出てましたね。
相変らずお美しい・・
この方も私生活では離婚だそうです。
蔣夢萍は子供ができにくい体質みたいです・・
それにしても向こうの女優さんは本当に器用に色んな役をこなしますね。
こちらが鳳台の姉で曹司令官夫人の程美心。
粗野な軍人である義兄と付き合うのはさぞや神経が磨り減るでしょうね~
こういう強面な人の懐に入るのはコツが要ります。
鳳台は上手みたいです。
【4話】
蔣夢萍と商細蕊の間で曰くがあるらしい・・
蔣夢萍は商細蕊の師姉だったのが常之新と結婚する為に舞台を捨てたという過去が・・
蔣夢萍の姿を見つけて即興で当て擦りの歌を歌い出す商細蕊。
いたたまれなくなって立ち去ろうとする常夫妻でしたが・・
曹司令官がそれを許しません。
師姉への恨みつらみを歌に乗せる細蕊。
罵詈雑言を聞かせられて針の筵の夢萍。
あら王茂蕾さん、回想シーンだけのチョイ役ですか?
商菊貞は水雲楼の先代座長で細蕊の養父。
母親代わりだった人が自分を捨てて男に走ったと恨み骨髄に至る。
程鳳台に幼稚な理屈を力説する細蕊。
曹司令官の息子の手下が倉庫に盗みに入ります。
親子が犬猿の仲であるという描写は繰り返されてきましたが・・
そのバカ息子です。
【5話】
曹司令官を恐れる家主から退去を通知される。
彼もあちこちで見かける顔ですね。郑龙。
「金蘭良縁」で阿福。
「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」で小德子。
「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」で小全子。
「月に咲く花の如く」で宝来。
曹司令官の暗殺を企図してましたが察察児に諭されます。
程鳳台は商細蕊の良き理解者ですね。
蔣夢萍も弟弟子を案じてはいるのですが・・
【6話】
程一家は父親の急死で苦労したみたいです。
商細蕊の司馬懿に触発されこれまでの半生を振り返る程鳳台。
実はこの作品の事を知った時、先行して視聴してた女性方がBL的に捉えた論評を数多く見かけて自分もてっきりそんな作品かと誤解してましたが、真っ当な知音の話ですよね。
窮地にある一座の面々は程鳳台の後ろ盾に期待。
どちらかと言えば程鳳台の方が先に商細蕊を気に入ってましたが正当な評価に細蕊も心を許した。
中国ドラマの台詞には故事からの引用が多いので色々知っていくほど理解が深まる。これは「水滸伝」から。
【9話】
黙って平陽へ帰ろうとする商細蕊を詰る程鳳台。
友に金の無心をするのは心苦しいと本音を打ち明けます。
この気持ちは理解できますね。
程鳳台は逆に頼って欲しかったと。
紆余曲折ありましたがやっと正式に後ろ盾に。
本作ではこの姜栄寿・姜登宝の父子が主敵ですね。
そう言えばこの曹司令官の息子も程鳳台を敵視してましたね・・こちらの方が武力を行使できる分厄介かも。
曹司令官の息子・曹貴修と程鳳台の確執を姉と妻も知るところとなる。
【10話】
昔、曹貴修は程美心を見初めましたが・・
その女性を父が妾(第六夫人)にしたことで父子の関係に亀裂が生じたと・・
曹貴修曰く、父である曹司令官は日本と結託する売国奴であるから自分と組めと程鳳台に迫ります。
【11話】
自分に黙って水雲楼に出資したことを知り舞台を見に来た范湘児。
ここの台詞も「水滸伝」からの引用。
商細蕊の好敵手となる姜栄寿の甥、陳紉香。
演じるのはタン・ジェンツー(檀健次)。
「三国志 ~司馬懿 軍師連盟~」、「三国志 Secret of Three Kingdoms」と連続して重要な役どころをこなしてきた若手の有望株。
姜栄寿・姜登宝の父子による報復の手助けをさせられる事に。
程鳳台の奥さんに睨まれたら援助が頓挫するのではと心配する水雲楼の面々。
中央の十九役、方安娜は「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」で珍児役だった人。
なんか子供じみてますが・・まあ陰湿な悪巧みよりはマシですか。
陳紉香直々に水雲楼に来て対決の話を伝える。
【12話】
姜登宝が腊月红をボコボコに痛めつけて商細蕊が報復と小競り合いが続きますが・・
お互い演目を練ってます。
扈三娘は水滸伝にて梁山泊の女頭領の一人。
趙飛燕は前漢の第12代皇帝成帝の皇后。
閻婆惜も水滸伝の有名な毒婦です。
この時代は水滸伝が人気だったみたいですね。
衛子夫はドラマ化されてるので知ってる人も多いでしょう。
中国古装劇は沢山見る程台詞の理解度が深まります。
逆に言うと見始めたばかりの人には台詞の意味を掴むのは大変でしょうが・・
【13話】
妻がしゃしゃり出てきて人間関係をぶち壊しにするのはよくある話。
でもこの二人の絆は固い。
【14話】
対決当日。
商細蕊の素晴らしい演技が絶賛される。
【15話】
梨園の人々の面前でつるし上げられる商細蕊。
衣装に難癖を付けられた上に契約制度までケチを付けられる。
それに対して商細蕊はまたもや水滸伝からの引用で従来の身売り制度を批判。