美人心計~一人の妃と二人の皇帝~

「美人心計~一人の妃と二人の皇帝~」です。

(追記9)
40話最終回まで見ました。
最後の最後に凄いオチが・・
しかもチャン・モン(張檬)をラストシーンの数秒だけ後の衛子夫として登場させるという贅沢な使い方。

妙人は最初から最後までクズでしたけど、慎児の娘の王チはまともでしたね。

全体的な完走としては目まぐるしく展開するジェットコースターのようなドラマでした。
昨今の中国のラブ史劇は70話80話も当たり前で、その割には単なる引き伸ばしの為のどうでもいいエピソードで水増しされたものが多いのですが、今作は濃密でハイテンションのまま終わりました。そういう意味ではかなり面白かったです。

雲汐(猗房)=後の皇太后が完璧でないのも話にリアリティが出て良かったです。妙人や慎児、王チの悪行の内、かなりの数が知らないままだったんではないでしょうか?これを全てお見通しみたいに無敵キャラにしてしまうと面白さは激減してしまいますからね。

周将軍は最後まで報われず気の毒でした。

そして、美人心計というタイトルの割にはほとんど美人はいませんでした。

美人三部作の中では一番いい出来かと思います。
次作の「則天武后(美人天下)」は則天武后を題材にしていますが史実無視のミステリー仕立てでそれなりに面白いのですが、ちょっととっちらかった印象があります。でも美人はこちらのほうが沢山出てきます。

第3作の「宮廷の泪・山河の恋」「宮廷の諍い女」の丸パクリみたいなストーリーと設定で荒涼とした心象を表現した寒々しい作品です。

于正作品は皆一定のクォリティを担保されているので安心して視聴できます。
今から思えば後に主役級に出世する俳優陣が脇役で出ていて贅沢な布陣でした。

(追記8)
36話まで見ました。
性根の腐った女、妙人と慎児の娘である王チの戦いが最後の見どころです。
王チに関しては母親の悪行三昧も含めてウンザリするほど見てきた訳ですし、ここ数話は妙人の小賢しさも十分知り尽くしてるので悪の頂上決戦みたいな様相を呈しています。それにしてもどういう落とし所にするんでしょうね。

(追記7)
29話まで見ました。
前回までで一段落して、年月は流れ雲汐(猗房)と慎児の息子が大きくなったところから物語はリスタートです。

皇太子と良い感じになるのが于正ドラマを筆頭にあちこち出まくっているタン・ジャー(鄧莎)さん。

「宮廷の泪・山河の恋」では主人公の妹、「ハンシュク~皇帝の女傅」では主人公の同僚で良き理解者、「孤高の花~General&I~」では主人公に嫉妬する女を演じています。
気づきませんでしたが「則天武后(美人天下)」「後宮の涙」「蘭陵王」にも出ていたそうなので、名バイプレーヤーですね。

ところで于正の作品ってメインストーリーが終わってからの後日談的な話を後半に引っ付けるのが多いですね。「宮廷の泪・山河の恋」「ハンシュク~皇帝の女傅」でもそんな構成でした。
代替わりしたり、敵が入れ替わったり・・別に要らないっちゃ要らない蛇足に感じるのですが・・

あ、今頃思い出しましたが前皇太后の張嫣を演じてる人は「雲中歌~愛を奏でる~」で劉病已の妻の許平君役だった蘇青という女優さんでこの人も「則天武后(美人天下)」「傾城の雪」など沢山の作品で見かける人ですね。

(追記6)
28話まで見ました。
もう少し慎児の悪巧みが続くのかと思ってたらあっけなく終了。
このドラマ史実と創作が入り乱れていますが、周亜夫を殺さずに呉王が出てきたということは史実の呉楚七国の乱まで取り入れて描くんでしょうかね?

ところでルビー・リンが皇太后を怒鳴りつけるシーンは迫力ありました。流石に演技力は素晴らしいです。
ヤン・ミー退場で美人はいなくなりましたが・・次作の美人天下(則天武后)は美人が大量に登場するのに対して今作はヤン・ミー以外に可愛い人が全くいません。

(追記5)
26話まで見ました。
それにしても凝りに凝りまくった脚本ですね。
しばらく出てこなかった登場人物が久しぶりに出てきて重要な役割を果たすパターンが多くて、「これ誰の味方だっけ?」と分からなくなります。

慎児が極悪過ぎて、雲汐(猗房)の甘さが仇となり雪鳶が大変可哀想な事に・・
やっぱり敵を許したらろくな事にならないんですよね。
そういう例が沢山出てくるドラマです。
慎児は人相からして悪そうですもんね。

(追記4)
23話まで見ました。
劉恒(文帝)が即位したのに劉盈(恵帝) が生きていたという本作独自の設定です。
それにしても呂雉顔負けの悪女である慎児が物語の中心になってきましたね。
ところでこのドラマ美人がタイトルにつく割にはヤン・ミー以外に美人がいませんね。

(追記3)
22話まで見ました。
ちょうど折り返し地点前後で呂后が死んで、呂禄は殺されて、劉恒が文帝として即位して雲汐(猗房)は皇后に。
物語は一旦、落ち着いた感じになりましたが、せっかく姉に再開できた慎児は雲汐への嫉妬心を全開。
一方、前皇太后張嫣は周亜夫を好きになってアプローチ、それを見た雪鳶がまたヤキモチ焼き。
複雑な策略のドラマからまたドロドロした女の陰謀が始まりそうです。

(追記2)
20話まで見ました。
利害関係が複雑で登場人物も多く、誰と誰が味方で敵か把握するのが大変ですが、大変面白いです。
今回、陳平とかも出てきて呂后の死後反旗を翻すところなんかは史実に基づいています。
主役の妹が架空の人物でその他の劉家と呂家の人間は実在の人物という構成となっています。
多分1回見ただけでは完全に消化できずに何度か見る必要があるドラマですが、個人的にはそういう再視聴に耐えれるドラマの方が価値が上だと思っています。

(追記1)
17話まで見ました。
呂后の絶対的優位にやっと影が差してきました。
呂禄と慎児、劉章と呂魚の2組が呂后を倒す為に手を組んだのも束の間、慎児の策略と呂后の助けを乞う合図を読み取った呂魚によって協力関係は一瞬で崩壊のようです。

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中国古装劇の人気プロデューサー于正さんの美人三部作の第一弾です。
当初は三部作という触れ込みだったのですが、結局その後も作られ続けています。
自分は「美人天下(則天武后)」を一番最初に見ました。この作品は美人三部作の第二作なんですが、何故か日本では第三作になっています。

美人心計と美人天下はOPのテーマ局が同じ曲となっています(アレンジは変わってます)。
出演者もかなりダブってます。ミッキー・ホーとヤン・ミーの他にはかなり多くのキャストが共通です。
美人天下で王皇后だった人が今作でも悲運の王妃役だったりします。

それ以外では「隋唐演義」「水滸伝」に出てたイエン・クアン(厳屹寛)、「三国志Three Kigdoms」で情けない後漢の皇帝献帝役だったルオ・チン(羅晋)は今作では同じく呂雉に操られるだけの情けない前漢の皇帝役で出ています。この人、「王女未央-BIOU-」では主役でしたがやっぱり頼りない優男役でしたね。

「美人天下」は中国三大悪女の則天武后を題材にしながらも史実完全無視のミステリー仕立ての作品でしたが、本作「美人心計」も同様に中国三大悪女の呂雉(呂后)を題材に確かに登場人物の名前は史実に基づいた人が多数なものの、二重スパイ物の様相を呈しています。

前漢を興した劉邦の死後、呂雉が実権を握るのですが、劉邦の子劉恒を産んだ薄姫に対して警戒を続けていた。それを察知して危害を加えられる事を恐れた薄姫は息子と共に代国に赴任した。

しかし、それでも猜疑心の強い呂后は間者を送り込む。それが主役のルビー・リン演じる雲汐。

結構脚本が凝っていて、常に色んな登場人物がお互いを疑っていて、しかも油断しないのでなかなか謀が上手くいかないところなんかは見ていてかなりスリリングです。

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