(追記:2018/11/22)
このページは情報が古いので↓をぜひ見て下さい。
【中国時代劇・歴史ドラマ事典】シリーズ
故事成語の原典が一杯!賢者は歴史に学ぶ!
1.三国志・キングダムファンにもお勧め!
2.三国志 Three Kingdomsと旧三国演義
3.曹操
4.項羽と劉邦 King’s War
5.大秦帝国 The Qin Empire 黒色裂変・縦横
6.燃ゆる呉越-越王勾践
7.孫子兵法
8.隋唐演義
9.その他、脱落したドラマとここまでのまとめ
10.宮廷の諍い女
11.水滸伝
12.琅琊榜(ろうやぼう)―麒麟の才子、風雲起こす―
13.則天武后〜美しき謀りの妃
(追記:2017/02/23)
前回の改訂以降も色々見て来たのでそろそろ自分の中でのランキングにも変化がありました。
一つ強く感じたのが中国の歴史ドラマって
・「何度観ても楽しめる作品」
・「何度も観たいとは思わないが1度は必ず見て欲しい作品」
2系統に分かれるような気がします。
問題はこの2つ目のカテゴリー。
自分的には
http://plus.lastscene.com/archives/3113
http://plus.lastscene.com/archives/3102
http://plus.lastscene.com/archives/10828
この3作品は超お勧めで絶対に見て欲しい。
2つ目の大秦帝国は第1部が素晴らしい。
3つ目の傾城の雪はラブ史劇で完全フィクションですけど。
お勧めなのに何回も見たくないというのは3つとも大悲劇なんですよね。
だから辛すぎて可哀想過ぎて何度も見れないという・・
よっぽどマゾの人なら見れるでしょうけど。
次に何度見ても楽しめるというのはハードル高いですね。
これに当てはまるのは
http://plus.lastscene.com/archives/3126
http://plus.lastscene.com/archives/6724
です。
「三国志Three Kingdoms」は通しで7~8回は見てますね。
「宮廷の諍い女」も5回は見てます。
この2作品は1回見ただけではよく理解できません。
細かい伏線も多いし登場人物も多いので2回目、3回目と新たな発見があるのです。
ということで最新のランキングですが・・
1.「三国志Three Kingdoms」
2.「宮廷の諍い女」
3.「燃ゆる呉越」
4.「大秦帝国(第1部)」
5.「傾城の雪」
とします。
もう1位2位は永久に変わらん気がします。
3位と4位はやはり辛すぎて2度は見る気しない(笑)
5位も含めて主人公が徹底的に不幸な目に遭うんですよね・・
ちなみに6位以降も考えてみました。
6.「曹操」
7.「水滸伝」
8.「項羽と劉邦」
9.「大秦帝国(第二部)縦横」
10.「則天武后〜美しき謀りの妃」(美人天下)
「武則天」がランク落ち。
冷静に考えるとやはり話のテンポが悪い。
ビジュアルと個々の演技力は素晴らしいんですけどね。
話数が多い割に得られる感動が薄い。
振り返ってみると徐慧さん役の人の怪演くらいしか見所がなかったような。
他の作品では「琅琊榜」もいい作品なんですけど主人公が強すぎて敵が雑魚過ぎるというパワーバランスの悪さがドキドキ感を弱めてしまってる・・
「水滸伝」と「隋唐演義」はスタッフも出演者もダブってますし筋書自体もよく似てるのでどっちを見ても同じようなものです。前回のランキングでは単調ではないという理由で「隋唐演義」の方を推しましたけど知名度からしてもやはり「水滸伝」の方を見ておくべきかなと考えを変えました。
また何年後かに変わりましたら書きますね
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ランキング改訂版(2016/11/06更新)
前回ランキング記事を書いてから追加で色々見てきましたので改訂します。
長いので1位から一つずつ順番に更新・追加していきます。
第1位「三国志 Three Kingdoms」
http://plus.lastscene.com/archives/3126
中国では「三国志」「水滸伝」「武則天」は何度もドラマ化されています。
日本で戦国時代の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康や幕末が何度も大河ドラマで取り上げられるのと同じです。
三国志も日本で見られるのは2種類のバージョンがあって古い方は「旧三国」と呼ばれています。
こちらの方は流石に中国ドラマ界の黎明期だけあって現代の目で見ると映像も古臭く俳優の使いまわしもあったりしていきなり初心者が見るにはちょっと厳しいかもしれません。
さて今回紹介するのは「新三国」と呼ばれるものです。
旧三国がタイトル通り三国演義を忠実に再現しているものなのに対して「三国志 Three Kingdoms」は新解釈があったり、予算・演出上の改変があるなど原典からは若干離れた内容ではあるものの三国志を知らない人にとってはその魅力が十二分に伝わる傑作となっています。