このドラマは「見てもらいたい度」と「人生に与える影響度」で1位です。
http://plus.lastscene.com/archives/3113
以前のランキングにも個別記事にも散々書いたのでそちらを読んで欲しいですがとにかくひたすら悲惨なのです。
これを見れば「臥薪嘗胆」という言葉の重みがわかるでしょう。
勾践が受けた数々の屈辱に比べれば我々が学校や会社で受ける嫌な思いなんてたかが知れている。
大きな目的さえあれば何事にも耐えられるという事。
このドラマを見れば小さな事でくよくよ悩む事はなくなります。
お勧めなのでぜひ見て下さい。
第5位「項羽と劉邦 King’s War」
http://plus.lastscene.com/archives/3119
「三国志 Three Kingdoms」のスタッフによる作品。
始皇帝から二世皇帝胡亥までの秦。
そして項羽と劉邦による楚漢戦争を描いたドラマ。
出演者も「三国志 Three Kingdoms」と結構被ります。
でも中国の歴史ドラマをより理解するためにはこの時代は欠かせません。
特に三国志は後漢末期の物語なのでその漢の成立に至る経緯を知る為にはこれを観るのが一番。
しかもせっかく春秋戦国時代を勝ち抜いて中国を統一した秦の成れの果てもこれで理解できるのでぜひ観て頂きたい。
何度も書いてますが劉邦と項羽の関係と同時に劉邦と韓信の関係も大きなポイント。
韓信の立身出世と栄光そして悲劇的な最期・・
この辺りに注目です。
以前のランキングに入っていた作品
http://plus.lastscene.com/archives/5173
隋唐演義は秦叔宝パートで水滸伝の面白さをギュッとコンパクトに凝縮した上で煬帝パートで陰謀劇も楽しめるという一粒で二度おいしい作品となっており最初から最後まで一貫して楽しめるのでそういった点でエンタテインメントとしてお勧めできます。
http://plus.lastscene.com/archives/3102
弱小の秦が強大化し中国全土を統一するまでを全51話X全6部で描くという中国でしかできない壮大なスケールの話。
最近やっと中国本土で第3部の放送が始まったそうですが日本ではまだ2部までしか放送されていません。
基本的に君主と謀臣のペアが主役になります。
第1部は孝公と商鞅
第2部が恵文王と張儀
今回お勧めするのは第1部の方です。
春秋戦国時代の中国は主に7つの国に分かれていて中でも西の端に位置する秦は野蛮な遅れた国として見下されていたのです。
そこで秦を改革しようと孝公が隣の魏にいた衛鞅を迎えて新たな法体系を導入していく。
この作品は本当に素晴らしいので自信をもってお勧めできます。
ただし悲劇なのでかなり重苦しい雰囲気が漂います。
正義を貫く為に多くの人が不幸になる。
改革とはいかに多くの血を流さないと成し得ないものなのかと改めて考えさせられます。
(以前の記事は削除しました)