さて肝心のストーリーですが、アンジェラベイビー演じる白娉婷、何回逃げて捕まってまた逃げてを繰り返したら気が済むのでしょう?まるで諸葛亮が南征で行った七縦七擒です。いい加減くどい。大概にしろ。
晋・燕に続いて白蘭という国も加わり複雑さは増しましたが話が面白くなるかどうかは微妙です。
正直美人ぞろいでなければとっくの昔に切ってました。
幼い頃出会った男女が再開するというシチュエーションもいい加減見飽きた設定ですし、敵同士の恋愛も同じく。
ありきたりな話でどうにも面白くなりそうもない。
(追記1)
花家の情けない主人役の人、どこかで見たことあるなあとずっと考えてやっと思い出した。
「隋唐演義」で煬帝の兄役だった人でこの時も情けない役柄だった。
張貴妃を演じてるのは「宮廷の泪・山河の恋」で小玉児役、「ハンシュク~皇帝の女傅」で姚娟役だった鄧莎(タン・ジャー)さんですね。この人は脇役で出まくりです。
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中国ドラマも数が多すぎてキリがないので早く止めたいのですが、アンジェラベイビー「雲中歌~愛を奏でる~」とウォレス・チョン「天龍八部〈新版〉」が出てるので取り敢えず見てみます。全62話もあるのでつまらなければ途中で離脱するつもりです。
ウォレス・チョンは「天龍八部〈新版〉」の野性味溢れるワイルド感とは打って変わってまるで韓流スターみたいな綺麗な顔立ちになってます。
アンジェラベイビーはどの作品でも変わり映えしないです。中国の俳優女優は役どころで別人のようにキャラクターを演じ分けられる芸達者が多いですが、ABはいつでもどこでもABです。
晋と燕の対立ということで時代設定は五胡十六国時代かなと思ったのですがそもそも登場人物自体が架空の人物みたいなので時代背景も適当なのかもしれません。
燕は皇帝と敬安王家が対立、晋はウォレス・チョン演じる大将軍・楚北捷を皇帝があまり快く思ってないなどそれぞれが一枚岩ではない模様です。
晋の大将軍の楚北捷が燕の皇帝の為に敬安王・何勝を殺したのでその息子の何侠が復讐を誓うという構図になっています。
なおアンジェラちゃんは敬安王家の女軍師で何侠の恋人ぽいのですが、楚北捷が気に入ってしまいお決まりの恋のトライアングルが出来つつあります。
監督が「水滸伝」、「岳飛伝‐THE LAST HERO-」の人らしくてどうもやたらチンタラ長いだけという悪い予感がプンプンするので最後まで見る確率は低そうです。