一方、東方不敗は儀琳が生き別れになった実の妹だと知り、無事再会。
ところで東方不敗は原作では男が去勢して女の格好をしているという設定だったはずですが、このドラマでは女性が男の振りをしているという設定に変更されています。だから俳優じゃなくて女優を起用しているのか。
謎の強いおじさんが登場しましたが、この俳優さんは「天龍八部」で蕭峯の父親役だった人ですね。
このドラマ、脇役が最強の布陣なので演技に関しては安心感がありますが、演出が武侠ドラマというよりラブロマンスに振れているので少々物足りない感もあります。
(追記3)
第8話まで見ました。
確かに自らを正派と名乗り敵を邪派と呼ぶ割にはやってる事が極悪非道でどちらが正義かわからないところなんかは金庸作品に通底しているテーマですね。
劉正風は単に引退して曲洋と音楽を奏でながら生きたかっただけなのに。
弟子、奥さん、息子を皆殺しにされてこれでは日月神教の方がよっぽど正義だと思います。
(追記2)
第4話まで見ました。
金庸の作品は江湖の色んな組織が出てきて登場人物も異常に多いので把握するのが大変です。
それにしても脇役レベルもお馴染みの顔ぶればかりです。
そしてダン・シャーさんとハン・ドンさん登場。この二人は本当に芸達者です。
まだ話は、どの派とどの派が対立してるかとかを説明してる段階なのでこれからといったところです。
(追記1)
第3話まで見ました。
ヤン・ロンとチェン・シャオ(陳暁)の絡みは「後宮の涙」を思い出しますね。このコンビは「雲中歌~愛を奏でる~」も含めて多いですね。
中国のドラマ、特に于正ドラマは俳優の役どころが大体決まってるので、どの役者が当てられるかでこの登場人物は悪者か正義の見方か見当が付きます。
チェン・シャオは少し前に出てきていきなり殺されたのですが、その息子役で再登場。
もしかしたらユエン・シャンシャンも娘役で再登場するのかもしれません。
それにしても超豪華な俳優陣ですね。
この後も続々、有名どころがわんさか出てくる予定です。
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金庸原作の武侠小説は何度も繰り返しドラマ化されていますので同じタイトルでも何バージョンもあって混乱します。
今まで視聴したのと視聴中は以下の通りです。
この2作品は同じ監督・スタッフによるもので出演者もかなりの数が重複しています。
金庸の後期の作品が原作で、どちらも素晴らしい傑作です。
こちらは金庸の出世作でかなり初期であるもの故、まだあまりストーリーがちゃんと練られて構築されていなくて行き当たりばったりな印象で、しかも主人公に魅力がないので感情移入も出来ず、上記の2作品と比べるとかなり質が落ちます。
さて今作の原作の「笑傲江湖」は金庸の代表作と言われているものでドラマ化も数多くされていますが、今回見るのは于正プロデュースでウォレス・フォが主役のバージョンです。
射鵰英雄伝にも出ているおっちゃんが日月神教役で登場。フー・ドンをはじめ「水滸伝」や「隋唐演義」に出てた面々が数多く出演。大体見覚えある顔ばかりです。
「宮廷の泪・山河の恋」で主役だったユエン・シャンシャンがいきなり登場してすぐに殺されてしまいます。于正作品なので特別出演ですかね。
于正ドラマ常連の楊蓉(ヤン・ロン)さんもいますね。
宗峰岩とか黒子(ヘイ・ズー)は今見てる「射鵰英雄伝」にも出てます。
宗峰岩は「天龍八部」では慕容復でした。
黄文豪(ウォン・マンフウ)は「傾城の雪」で主人公一家を痛めつける杭敬亭をやってた人ですね。
于正のドラマは衣装も豪華で花が多く色彩豊かで映像が綺麗です。本作はほとんどファンタジーばりのVFX多用です。
なお東方不敗は陳 喬恩(ジョー・チェン)という台湾の女優さんが演じています。原作では去勢した男が普段は女装しているという設定なので確かに男が演じるよりも女優が演じた方がいいのかもしれませんが・・
射鵰英雄伝よりは期待できそうです。