ところで、岳霊珊役のヤン・ロン(楊蓉)さんは芸達者ですね。今作では凄く可愛いですが、 「後宮の涙」や「雲中歌~愛を奏でる~」では全く違うキャラクターを演じていて同一人物とは思えない位。「傾城の雪」の時もそうでしたがヒロインの側で不幸になる役どころが多いですね。
儀琳役のタン・ジャー(鄧莎)さんも器用ですし、中国の女優さんは演技レベル本当に高いです。
(追記13)
第32話まで見ました。
映像がもうファンタジーRPGみたいで。
CGとVFX多用で古装劇という感じでもないんですが。
東方不敗と令狐冲が戦わないといけないというのもイマイチ納得出来ません。セリフにもあるように正派邪派に拘る令狐冲が頑固で愚かなだけのように思います。お互いに色々誤解もあり、中には岳不群の仕業が原因というものも多々あり、この辺は令狐冲が師匠を盲信していたせいでもあります。
東方不敗も凄い情報網を持ってるはずなのに、令狐冲の自分に対する振る舞いの原因が全く理解できず、単純に売られた喧嘩を買ってしまっていてなんか無用の対立にしか思えません。
金庸作品の主人公って頑固で融通の利かないのが多いですね。そのために苦労ばかりしているような感じです。
(追記12)
第29話まで見ました。
相変わらず岳不群が諸悪の根源なんですが…
自分の悪行を全て東方不敗になすりつけて、また令狐冲がそれを信じてしまうところがなんとも…また任盈盈も自らの利益を考えて東方不敗が悪いと令狐冲に思い込ませてよって集って悪者扱いされる東方不敗が憐れです。
ところで本作でのユエン・シャンシャンはとても表情のコントロールが巧いです。「宮廷の泪・山河の恋」の時は一本調子な演技だと思ってたのですが、見直しました。それに魅力的だと思えるようになりました。
さて、話の方は東方不敗と令狐冲は決別。一方で岳不群は奥義を極める為、自分の「息子」と決別。痛そう…
(追記11)
第26話まで見ました。
岳不群が一番の悪人に思えてきました。
根っからの悪人より、善人ぶってるだけ余計たちが悪い。演じてる俳優さんは「傾城の雪」でも善人ぶって実は大悪人だった訳で、于正さん的には「善人を装う悪い奴」ならこの人!って配役を決めてるんでしょうね。
左冷禅も含めて正派の方がやってることは極悪非道です。
林平之はやっと岳不群の悪辣さに気付きましたが、逃げようがありません。
令狐冲は金庸作品の主人公に共通する性格ですが、ちょっとお人好し過ぎますね。普通の感覚だったらもっと早くに師匠の悪意に気付くはずです。
(追記10)
第24話まで見ました。
日月神教の前教主、任我行を演じてるのは「射鵰英雄伝」で欧陽鋒役だったヘイズ(黒子)という俳優さんですね。この人はいつも迫力ありますね。
話の方は囚われてた任我行を意図せず救うことになり、その上内傷も治った令狐冲がとうとう日月神教の現教主と前教主の板挟みになることに…
これ、任盈盈を選ぶか東方不敗を選ぶかの選択でもあるのですが、原作通りなら可愛い女の子を選ぶかオカマで女装してるオッサンを選ぶかという聞くまでもない話なんですが、本ドラマでは一応両方とも女性という設定なので確かに悩みますね。
(追記9)
第23話まで見ました。
今まで武侠ドラマは色々見てきましたけど、割と彩度は抑え目なものが多かったように思いますが、本作は于正作品だけあって派手な色遣いです。
水墨画をバックに戦う演出は非常に芸術的で素晴らしかったです。映像的にもよく出来てると思いました。
どの武侠ドラマでも恋愛要素は多少あるものですがこの作品は男女の恋模様に重点が置かれて江湖の勢力争いはどちらかというと添え物になっていますね。
ストーリーの方はどうやら任盈盈が囚われの身の父親=日月神教の前教祖を令狐冲を利用して救出しようとしてるのですね、それ位は自分も分かります。
ところで大荘主である黄鐘公役の人は…
「ハンシュク」では寇蘭芝の父親役、
「天龍八部」では遼の皇帝、
「隋唐演義」では羅成の父親北平王などあちこちのドラマに出まくって自分の中では高橋英樹似のおっちゃんと覚えてるのですが、今やっと王建新という俳優さんだとわかりました。
「水滸伝」にも出てた。
こんなにも見かけたら他人とは思えなくなってきたw
(追記8)
第21話まで見ました。
なんだ、任盈盈は東方不敗の配下に甘んじていたのか…
令狐冲と東方不敗のラブシーン。
本ドラマでは東方不敗は女性という設定なので良いのですが、これがもし原作通りならオカマのオッサンな訳で綺麗なシーンもブチ壊しでした。過去のドラマ化の際はどうしてたんですかね?ま、オカマのオッサンの乙女な振る舞いが面白さの一部でもあったのでしょうからそういう気持ち悪い面白さは本作では排除されてます。
それにしても正派ってロクな奴がいないですね。正義ぶってやってることは邪派よりよっぽど悪辣で義も徳も欠いてます。そこが金庸の狙いなんでしょうね。実際正義を語る奴程、行いは矛盾してる場合が多いですし。岳不群はエセ君子もいいところでこんな師匠からは破門にされて良かったと思います。
(追記7)
第20話まで見ました。
行く先々で江湖の好漢に歓待を受けてちやほやされる令狐冲。
露骨に嫌な顔をする師匠の岳不群。
ところで一体誰の命令でこんなもてなしをしているのか?
聖姑様の言いつけだそう・・ここでてっきり自分は聖姑様=東方不敗と思い込んでしまいました。
実は前回登場の琴の名手・・ユエン・シャンシャ演じる任盈盈。
東方不敗がクーデターで実権を握った日月神教の前教祖である任我行の一人娘。
ということは任盈盈と東方不敗は日月神教と令狐冲の2つを巡って争うという構図になりそうですね。
(追記6)
第18話まで見ました。
やっとメインキャストの一人ユエン・シャンシャン(袁姗姗)再登場。
ところで岳不群役の黄文豪(ウォン・マンフウ)は腹に一物ある役が上手というか、そういう役専門というか・・「傾城の雪」でも、悪いのに善人ぶった感じでしたし。
(追記5)
第14話まで見ました。
東方不敗役の女優さんは初めて見る顔ですが、なかなかいいですね。
宝塚の男役みたいで、完全に女を消し去って存在感も抜群で素晴らしいです。
話自体はのんびりした進行で特に大きな進展もなく・・
ところでウォレス・フォ(霍建華)は個人的には20歳そこそこの新人を除いたある程度キャリアのある中国の俳優さんの中では一番のイケメンだと思うのですが、最初は「花千骨 〜舞い散る運命、永遠の誓い〜」の白子画があまりにもインパクト強かったので、ああいうクールな役の方が向いてるんじゃないかと思ってたんですが、こういう親しみやすい兄ちゃんの役でもそれほど違和感ないですね。
それにしてもなんでルビー・リン(林心如)と結婚したんだろ?お互いプロデュース業もやってるからかな。
ルビー・リンは自分の制作室持ってる位ビジネスでもやり手だし、ビジネス上のメリットは大きそうですが。
(追記4)
第12話まで見ました。
序盤どんどん登場人物を大量に追加してきましたが、ここへ来てピタッと進行が止まり林平之と岳霊珊のロマンスの話が3話に渡り続きました。二人の関係に嫉妬する令狐冲でしたが洞穴である秘密を見つけます。