(追記24)
全体の感想としては面白さ、作風含めて同じ金庸原作・于正工作室制作の「月下の恋歌 笑傲江湖」と同じ位のレベルですね。
元々は新聞小説がベースなので、細かいエピソードの集合体で登場人物も多く毎回何かしらの事件が起こるのですが物語全体を通しての何か大きなテーマとかメッセージがある訳でもなく心に残るものもありません。
これまで金庸原作ドラマは5作見ました。
・「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」
・「神雕侠侶 ~天翔ける愛~」
・「天龍八部」
・「月下の恋歌 笑傲江湖」
・「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」
このうち
「神雕侠侶 ~天翔ける愛~」と「月下の恋歌 笑傲江湖」
「天龍八部」と「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」
がそれぞれ同じスタッフによる作品でキャストも多く重複しています。
原作的には「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」、「神雕侠侶 ~天翔ける愛~」は残る「倚天屠龍記」と共に「射鵰三部作」とされているシリーズモノです。
金庸作品は何度もドラマ化されていますのであくまでも自分が見たバージョンでの感想とはなりますが、
「天龍八部」と「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」は傑作レベルの出来、残りはまあまあといったところでしょうか?
映像的には「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」が綺麗でなおかつ戦闘シーンも迫力があって良かったです。
なお本作「神雕侠侶 ~天翔ける愛~」は「射鵰英雄伝」を知らないと分かりづらいところが多いのでどのバージョンでもいいので「射鵰英雄伝」を先に見たほうがいいと思います。
本作は暇つぶしに見るにはそれなりに楽しめますが記憶に残るような作品ではありませんでした。
もし自分が金庸原作ドラマでオススメを訊かれたら「天龍八部」と答えます。
面白さでは「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」がダントツですがこちらは金庸作品の中では異色作と呼ばれてるので第二候補ですね。
(追記23)
第52話最終回まで見ました。
猛毒で死ぬはずだった小龍女が生きていたのは蜂蜜と魚のおかげだそうです。
このシーンの後に健康食品のCM入れたら良さそう~
蒙古軍の人質になった郭襄。
ところで中国のドラマは全話撮影完了してからOPとEDを制作するのでオープニング曲を聴いてしまうとネタバレしてしまうという欠点があります。
だから最終回まではOPもEDも見ません。
でも上手く飛ばせないのでどうしても少しは見ちゃいます。
この最終話もそのせいで「知ってた」と思っちゃいました。
郭靖は娘に対して国の為に殉じろと言います。
健気です。
ヒーローモノのお決まりのパターンですがいつも
「もっと早く来てやれよ」
とツッコんでしまいます。
これオープニング曲でネタバレしてるシーンですね。
もうこれ見た瞬間、「最後は宋と蒙古の決戦で終わるんだろうな」と予想がついちゃいました。
ほとんどドラゴンボールみたいなもの。
最後に良心に目覚め郭襄を救った金輪法王。
郭芙との確執もようやく和解できたようです。
やっと心の底から謝罪出来た郭芙。
蒙古を撃退して一同全員で墓参り。
大雕に乗って飛び去る二人をみんなでお見送り。
おしまい。
(追記22)
第51話まで見ました。
チャン・シュエイン(張雪迎)ちゃんは子役から活躍してますが短いシーケンスの間に表情を細かく変えて本当に演技が上手です。
于正工作室のドラマは「ハンシュク~皇帝の女傅」や「雲中歌~愛を奏でる~」もそうでしたが花をふんだんに使って色彩豊かな絵作りです。
絶情谷で16年後の約束は小龍女の嘘だと確信した楊過は身投げするが郭襄も後を追い落下。
郭襄を救った楊過に生きてと頼む。
最終回まで引っ張ると予想してたのですが再会しちゃいました。
もうこれで終わりでいいんじゃない?
リアル夫婦なのでガッツリディープキス。
中国も共演して交際・結婚が非常に多い。
(追記21)
第50話まで見ました。
いよいよ終わりが近づいてきました。
やっと父親の過去を知る楊過。
ここらの話は自分は「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」を先に見たのでよく理解できるのですが射鵰英雄伝を知らない人にはなかなか掴みづらいでしょうね。
父親が悪人だとは知りたくなかったでしょうね。
(追記20)
第49話まで見ました。
石碑の書き置きが小龍女の嘘だと知った楊過。
実際その通りだった訳で・・
見込みが甘かったですね。
余計なことをして楊過の恨みを買う黄蓉。
んー本当に小龍女は死んだんですかね~
物語の常道としては生きてるような気がします。
(追記19)
第48話まで見ました。
郭襄が会った大英雄とは楊過だと確信した黄蓉と郭芙。
この母娘は一貫して楊過に敵意を持ってますね。
「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」における黄蓉とは一転して猜疑心が強くて腹黒い女性として描かれています。
ゲスの勘ぐりも甚だしい。
(追記18)
第46話まで見ました。
金庸作品は元々は新聞小説なのでミニエピソードの集合体みたいな様式になってるんですよね。
郭芙の周りでは3組のカップルが誕生。
楊過は16年の修行中に身元を隠した大英雄として活躍。
それにしても「ハンシュク~皇帝の女傅」に出てたメンツの多いこと。
周伯通の不義密通の話はどこかで見た覚えがあるのですが「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」ですかね。
多分このシーンですね。
あくまでも「射鵰三部作」の第2作目なので前作を知らないと意味不明なエピソードも多いですね。
金庸の作品はどれも短期スパンでドラマ化が繰り返されてるのでどれを最初に見るかで印象も変わるでしょうね。
(追記17)
第44話まで見ました。
公孫止・裘千尺夫妻と娘の公孫緑萼、天竺大師、莫愁が死亡。
せっかく小龍女が手に入れた絶情丹を谷底に捨てる楊過。
二人共死を覚悟してるようです。
もし生まれ変わりがあるのなら何故皆前世の記憶がないのか?と自分も思ったことがありますが・・
昔の人もそういう反論に対して前世の記憶は消されるという設定を考えてたみたいですね。
でも前世の記憶がないなら生まれ変わっても意味がないと思いますが・・
また小龍女が姿を消します。何度目でしょうか?
この子がいなくなるせいでいつも楊過が酷い目に遭ってるのに。
(追記16)
第40話まで見ました。
金庸作品なので次から次へと毎分イベントは発生するので退屈はしないのですが面白いかと言うとそれほどでもない。
楊過と小龍女は何度目の再会でしょうか?
全真教の連中や金輪法王一同もいる中、小龍女は楊過の片腕がないのを知り楊過は彼女の純血が志丙によって奪われたのを確認します。
道士達から楊過と小龍女を守ろうと自ら刃に飛び込み絶命する志丙。
そして楊過と小龍女はやっと結婚します。
もっと最初から結ばれていれば二人共こんな酷い目に遭わずに済んのですがね。
(追記15)
第38話まで見ました。
「ハンシュク~皇帝の女傅」で衛英役だったチャン・ジァハン(張哲瀚)・・・
こっちはひと目でわかるのでいいんですが問題はもう一人の方。
左の女性なんですが台詞的には完顏萍で間違いなくそれだと「ハンシュク~皇帝の女傅」で明宮長役だった王双なんですがあの時より随分若く見えます。しかも本作は2014年放送でハンシュクは2015年なんですよね。てっきり女学生・北郷公主役のチャン・シュエイン(張雪迎)かと思いました。