24年冬アニメの感想を書いてみます。
【総評】
[合格ライン]
—続編モノ—
・よう実3
→山内ドロップアウトで盛り上がった
—2クール目—
・フリーレン
→名作なのは間違いないのだが歴代の全てのアニメの頂点がこれだとすると逆にアニメという媒体の限界を示すという事にもなるのではないか?もっとも時間の有限性を扱った点では大人向けの素晴らしい作品であることは間違いない
—新作—
・姫様“拷問”の時間です
→マンネリ化の心配を上手く回避した。ごうもんびより。
・悪役令嬢レベル99
→ユミエラの台詞以外には一切笑い所はなかったのだが、逆に言うとそこが優れていた(特にわざと棒読み調にしたり、天然ボケをかましたり)。ファイルーズあいさんの脱力気味の演技が良かった。
・魔法少女にあこがれて
→アメリカではこれのデータを所持しているとFBIに検挙されるのでは?と本気で心配する人も出てきていた。放送の限界にチャレンジした心意気を称賛したい。
[次点]
・明治撃剣-1874-
→最後まで面白く見させてもらったが、結末がアレならここまで複雑化させた意味がないような気がする。
・薬屋のひとりごと
→初期の1話完結ミステリー風から壬氏の正体や猫猫の出自及び父親との関係に焦点が移ってからはちょっと退屈に思えてきた。
[その他]
・ダンジョン飯
→我慢して3話位まで見たが1㎜も面白く思えなかった。その後も何回か見たがどこが面白いのか不明。
・スナックバス江
→結局最後まで見た。気軽に見る分にはまあまあの出来。りえりーに卑猥な言葉を言わせるのをスタッフが楽しんでる感がある。
・道産子ギャルはなまらめんこい
→3話位で脱落
・僕の心のヤバイやつ
実はS1ep1だけ前に見て主人公の男が気味が悪いし、女の子のキャラデザも可愛くなかったので1話切りしたのだが(アベマで配信してないし)あまりにも高評価なのでまた時間のある時にでもじっくり見てみるつもり。
・魔都精兵のスレイブ
→4話で脱落
【3/25の週放送分の感想-視聴順】
冬アニメ最終回の週です。
「姫様“拷問”の時間です」12話最終回
早めのEDと凝ったCパート。
視聴開始時に心配したマンネリ化は杞憂でしたが、この優しい癒される世界観は良いのですが、ちょっと甘過ぎて面白味には欠ける感じがしました。
全体的な評価6/10。
「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~」12話最終回
なんか絶対に2期はない事を作り手側が確信してるようなヤケクソな展開と作画レベル。最後の2本分が一番いい所なのに中盤のどうでもいい所に無駄な時間を割いて肝心な所が駆け足とかバランスが悪すぎる。
本作はユミエラの独白がほぼ唯一の面白ポイントでそこ自体は最初から最後まで非常に良かったし最終回のワザと棒読み調のところも楽しめた。ユミエラのキャラも好きでした。
でもそれ以外は特筆すべき所がなかったんですよね。
ですので全体的に見ると評価6/10。
「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」13話最終回
2年生編への伏線を引きまくる。つまり4期やるの前提のエピソード。
椎名ひよりとデートをし、一ノ瀬には一年後の告白を匂わせ、軽井沢には付き合おうと提案する綾小路。軽井沢を「恋愛の教科書」扱いするサイコパスぶり。4期を楽しみにしておきましょう。評価7/10。
「明治撃剣-1874-」9話
まさかのシャーロックホームズ登場。自分はマイクロフトですぐに気が付きました。
平松武兵衛の目的は台詞で説明されました。
天皇の御身を手中にし、士族に号令を発し明治政府を打倒し武家政治を復活させること。
平松と狂死郎の対立軸にポリス・ヤクザその他諸々が絡んでややこしいですが終盤で話が収斂されてきてやっと分かりやすくなってきました。
「明治撃剣-1874-」10話最終回
前回のシャーロックホームズ兄弟や今回のクローン西郷隆盛を見てこれは真剣に見るような代物ではないなと今更ながらに気付きました。
平松武兵衛の野望は阻止されて狂死郎との闘い。
負けた平松が切腹しようとし介錯するものと思われた狂死郎は髷だけ切って許す。
その後静馬と狂死郎の一騎打ちへ。
色々邪魔が入って狂死郎が銃撃され周りが炎に包まれる中、狂死郎を救う静馬。
英国のエージェント黒木せんりが探していたエルドラドは黄金ではなく秘密裡に作られた行き場のない人々の為の居住区だった。
この作品を見始めた時は本格的な歴史モノだと思ってたし、途中まではずっとそんな感じでしたが結局は歴史を下敷きにした活劇でしたね。
最後まで楽しめたので評価6/10。
「魔法少女にあこがれて」13話
魔法少女トレスマジア側と悪の組織エノルミータ側全員で海に。
最初は皆で仲良く、そして変身してタコによる攻めプレイ。
今回はおとなしめの内容でした。
さて全体的に話が面白いとは思えないのですがエロ要素の方は今のご時世にしては非常に頑張ったと思うので評価7/10。
【3/18の週放送分の感想-視聴順】
「姫様“拷問”の時間です」11話
子供姿のトーチャーがカワイイ。
魔王は見た目に反して神のような善人。
面白さはさほどでもないが気軽に見れて癒される。
「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~」11話
前回までほとんど話が進まなかったのに今回は10倍速位に詰め込みの駆け足展開。
実の両親に暗殺されそうになるユミエラ。
パトリックの気持ちをこれまで理解できなかったユミエラだがやっと恋が実を結ぶ。
そしていよいよ魔王討伐へ。
なんかもうちょっとエピソード毎のバランスを考えたらよかったのに。
相変らずユミエラの台詞は面白い。
「明治撃剣-1874-」8話
話を複雑化すればいいと思ってそう。
色んなところで復讐合戦になっていてどれが本筋なのかよく分からん。
「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」12話
堀北学の卒業式。
一ノ瀬にBクラスへの宣戦布告をする鈴音。
一方綾小路は月城理事長代理に対抗する為に根回しをする。
堀北学と綾小路、そして妹・鈴音との対話のシーンは良かった。
「魔法少女にあこがれて」12話
破壊された街の修繕作業を行うアズールを手伝ううてな。
作業の後アズールにマッサージを施すうてな。
その手付きに覚えがある事に気付くアズール。
巨大化したマゼンタの戦いは面白かった。
「葬送のフリーレン」28話最終回
素晴らしいシーズンファイナル。
この作品については語りたい事が沢山あるのでもう一度1話から見直した後に別の記事を書きたいと思います。
ところでゼーリエの直弟子って人間ばかりですよね?
エルフの弟子っていない?
フリーレンはあくまでも孫弟子ですもんね。
エルフ同士って相性悪いような気が・・
「人間の時代がやってくる」というフリーレンと「人間の弟子なんて取るもんじゃない」というゼーリエ。
一見真逆のスタンスに思えますがゼーリエの発言や行動は大体本心の裏返しなんですよね。2次試験で合格者が多すぎると叱責したゼンゼに対して素直に謝っていたのは印象的でした。