九族皆殺しの危機に瀕してる劉徳昭はソンゴトゥに麗嬪(舒婉心)は偽者だと打ち明けます。
ここら辺が設定の巧みさが出てますよね。
ソンゴトゥは皇后の縁者ですから二人とも李兄妹を排除したい。この身近な敵を上手くかわせるかどうか?がこれからの注目ポイントですね。
(追記11)
第33話まで見ました。
今回は感動回でした。
皇帝なのに配下に命を狙われ、食べ物を盗んだり子供から騙し取ったり、焚き火をお越し、易歓を助ける為に今までやった事ない事に奮闘する康煕帝。
瀕死の易歓と抱き合い龍三が流した涙が易歓の口に流れ込みます。
今回の外遊での苦労が後の善政に繫がるのですね。
(追記10)
第32話まで見ました。
見る前は主役級に知ってる人もいないし、どうせB級ドラマだろうからつまらなかったら途中でやめるか、と全く期待せずに見てきましたが、エンタメ系のドラマとしては歴代でトップ5に入る位素晴らしい。
ここ数話は康煕帝が地方役人の腐敗汚職、それに伴う市井の人々の貧困を目の当たりにして政治を正さなければと決意を新たにする様子がよく描かれています。
なにせ中国史で最高の名君ですからね。
あと、やっぱり易歓。何度も自分達の正体を自分の口から漏らしそうになり、慈煊に睨まれるシーンはナチュラルでヤン・ズーは凄いなあと。
飽きさせない脚本も秀逸。
メインキャストは初めて見る顔ばかりですが、脇を固める面々はお馴染みの顔ぶれで安定感のある演技です。
デブの悪代官は「隋唐演義」などでお馴染みの俳優さんです。
(追記9)
第27話まで見ました。
今GYAOで中国ドラマ8本同時に視聴してますが、「月に咲く花の如く」と並んでトップクラスに面白い。あっちは試練に耐える系の話なので完全エンタメ系としては一番面白いです。
ヤン・ズー(楊紫)はこれまで見た事なかったのですが素晴らしいですね。こういうコミカルで自然体の演技が出来て顔も愛嬌があるしトータル的に自分の中では高評価です。
脚本もよく練られてます。李太監みたいな慈煊・易歓兄妹の正体を知りつつ知らない振りをしてる人間、ソンゴトゥのように微妙に疑ってる人間といった敵と味方の中間のキャラクタを配してるところ良いです。
易歓がうっかり自ら秘密をバラしそうになり、その都度、慈煊の顔が引きつるのもリアリティありますし、龍三がたまに本気で疑う所もドキドキさせられます。
今回印象深かったシーン。
易歓が指を水で濡らして「聾」という文字を書き意味を龍三に尋ねる。
康煕帝は答える。
「龍とは水をもたらす神物であり、春の雷雨を指している。つまり”龍”と”耳”で春の雷鳴を聞くという意味だ。
その昔、耳が不自由な農夫が播種の時期を知らせる雷鳴を聞いたことから今の”耳が不自由”という意味になったのだ」
これに対して易歓が言う。
「この文字には他の言い伝えもあるの。”龍”は天子を指すの。つまり天子の耳は飾り物で民の悲痛な叫びが聞こえないという意味よ」
こういうシーンはなんかひとつ賢くなった気がするので好き。
康煕帝は中国の歴代皇帝の中でも一番の名君と言われますがその成長過程を丁寧に描けているところも本作の魅力です。
(追記8)
第20話まで見ました。
このドラマ初めは期待せずに見始めたのですが意外と面白いです。
特に複雑な利害関係。
反清復明の本拠地である明珠谷側の頭である李定国の双子の弟が清の李太監。
康煕帝の臣下であるソンゴトゥは皇后の叔父でありオボイの政敵であったソニンの息子でもある。
易歓を好きな康煕帝と明の皇太子(実は李定国の息子)。皇太子に密かに思いを寄せる傾城。
このように恋愛関係も複雑。権力闘争も清朝対旧明勢力の争いは敵なのか味方なのかわからん存在がいる。オボイ自体が康煕帝にとっては臣下だが目障りな存在。利害関係の糸が絡まって一筋縄ではいかない。
オボイの内通者も気になりますし、せっかく見つけた銅箱も鍵が3本揃わないと開かないし謎が多くて楽しいです。
あと美人が多いですね。皇后、傾城、いつも顔を布で覆い隠してる倩影に易歓。
(追記7)
第12話まで見ました。
前半のクライマックス。
康煕帝とオボイの対決シーン。
本来はちびっこがオボイを捕まえるはずですが、本作では改変されています。
ていうかこのドラマ62話もあるのか。
結局龍三が康煕帝だと易歓に知られてしまいました。ここから少しずつ次のフェーズに入っていくんでしょうね。謎の銅箱探しが主題になっていって最後が皇帝暗殺なんでしょうかね。
明の連中はやはり間抜けな気がします。
あまりハッピーエンドにはならない予感。
(追記6)
第11話まで見ました。
よく考えてみたら皇帝が身分隠して主人公がそうとは知らず馴れ馴れしく接して気に入られるってパターンは結構ありますよね。
「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」もそうですし、「皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて」も皇帝と知らない間は皇帝に対してとんでもなく不遜な態度でしたね。これと
「歓楽無双~恋する事件帖」と本作は仇が皇帝なんだけどそうとは知らず気になるという流れでした。
ま、皇帝以外まで広げると親の仇を愛してしまうというプロットはありふれています。「王女未央-BIOU-」に「萍踪侠影」あたりもそうですね。
主人公は復讐を早々に諦めるけど周りが許してくれなくて板挟みになるというのもお決まりコース。本作もそうなるぽい。
今回は龍三=皇帝とバレかけましたが、自分は替え玉だと上手く言い逃れました。
そしていよいよ有名な康煕帝がオボイを倒すシーンへ。
(追記5)
第7話まで見ました。
後宮の教育係の女性はもう10本以上のドラマで見てるかもしれません。特に于正さんのドラマでは常連で大体ちょっと怖い役です。
前から気になってましたが易歓の配音してる人はよく劉詩詩に声当ててる人ですね。ちょっとコミカルな女性というキャラクター専門の声優さんですね。
(追記4)
第6話まで見ました。
オボイに捕まった易歓はスパイとして後宮に送り込む為に秀女としての作法を教え込まれます。
この様子は逐次間者から龍三こと康煕帝にも伝えられますが、あれ?康煕帝は易歓を男と思い込んでましたよね?なんか辻褄が合わないような…
皇太子は易歓の兄という設定でオボイを信用させこちらも宮廷入り。
なかなか諜報モノとして見れば面白いドラマです。
(追記3)
第5話まで見ました。
明の若い男二人女三人の男女5人も複雑な恋愛感情持ってるんですね。
皇太子(本当は違うけど)の慈煊は易歓の許婚。でも傾城も気になる。
黙声も易歓が好き。
傾城は拉致してきた瓜二つの婉心になりすまして後宮に潜入。皇太子が好き。
あと顔に布巻いてるおねえさんは子供の頃、熊に襲われた易歓を助けようとして顔に傷跡が残る。
清の後宮に傾城が忍び込む作戦が進行中。
なんか主役の女の子含めて全体の雰囲気が「歓楽無双~恋する事件帖」に似てますね。あっちは捕物帖でこっちはスパイ物みたいな感じですが。
六師匠である雪衣居士は傾城と一緒に後宮に忍び込む女性ですがよく見かける女優さんです。
姜鸿さん、「傾城の雪」では江学敏、「後宮の涙」では王璇を演じてました。
あと妓楼の女将もしょっちゆう見る顔ですね。
(追記2)
第3話まで見ました。
易歓は龍三(康煕帝の偽名)と義兄弟になりました。
オボイが康煕帝に毒を盛ってる事も発覚。
康煕帝とオボイの対決は有名なエピソードなのでしばらくは史実ベースに進んでいくんでしょうか?