「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」と同じく易歓は明の復興を願う仲間達と康煕帝の板挟みになる結末が見えてますね。
そういう意味では物語自体にはそれほど興味は持てないんですが、主役のヤン・ズー(楊紫)は元気溌剌でなかなか愛嬌あるキャラクターでいいですね。
それとチョイ役ですが皇后はとても可愛い。
(追記1)
第2話まで見ました。
漢民族が清の皇帝と仲良くなるというプロットは金庸の「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」と同じですね。
本作では明の公主が主人公で周りはみんな清への復讐心に燃えたぎる人ばかりですから康煕帝と仲良くなってはマズいですよね。
そういえば鹿鼎記でも康煕帝と仲良くなった主人公が反清復明の組織の幹部になってしまうという板挟み状態でした。
主人公易歓役のヤン・ズー(楊紫)は熊乃瑾に似た顔立ちですね。
余り期待してなかったのですが、今のところ意外と面白いです。
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今中国ドラマ6本並行視聴してこれを加えると7本。
流石に無理がありますね。
清朝の御代に明の復活を願う人達の話ではありますが、冒頭の呉三桂の反乱とかは予習しておいたほうがいいかもしれません。基本的に中国の歴史ドラマは基本知識がある事を前提に進むので日本人には分かりづらい。
自分は流石に清朝のドラマを沢山見てきましたし、特に「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」では明と清の関係を深く学んだのですっと入っていけそうです。とりあえず呉三桂は中国を異民族の女真族に売り渡した売国奴と覚えておけば大丈夫です。女真族が建てた国が金でこれが後金を経て清に改名されました。漢民族にとっては征服王朝ということになります。
清の前は明でこれはモンゴル民族の元から漢民族が奪い返した王朝ですが、暗君揃いで滅亡してしまいます。自分の知ってる限り明の君主はロクでなししかいなく、対して清は名君が多い印象です。
さてドラマの方ですが風光明媚なロケーションが多いですね。行ってみたくなります。
明の人達の隠れ家で主人公は色々学んでいくのですが、この子役も先生役のおっちゃんおばちゃんも見覚えある俳優さんばかりですね。
第三師匠の樊离役はしょっちゅう見かける馴染みの俳優さんで劉錫明といいウォレス・チョン版「天龍八部」で何人もの女性に子供を産ませた段正淳をやってました。今頃思い出しましたが「王女未央」で魏王拓跋燾もやってましたね。
あと晋王大師匠役の人もハン・ドン版「鹿鼎記 ロイヤルトランプ」で見たのを同じ辮髪姿なのですぐに思い出しました。陳近南をやってました。何中华という俳優さんです。
このドラマはラブ史劇みたいなので完走できるかわかりませんがしばらく見てみます。