【アメドラ大事典】シリーズ
映画並みの予算で凄く面白いアメリカのドラマを紹介!
1.24 -TWENTY FOUR-
2.Prison Break(プリズン・ブレイク)
3.CSI:科学捜査班・マイアミ・ニューヨーク
4.Criminal Minds(クリミナル・マインド FBI行動分析課)
5.NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
6.The Closer(クローザー)
7.Major Crimes ~重大犯罪課
8.LAW & ORDER(ロー・アンド・オーダー)
9.LAW & ORDER:性犯罪特捜班
10.LAW & ORDER : 犯罪心理捜査班
前回紹介した「The Closer(クローザー)」の続編を紹介します。
クローザーは重大犯罪科を舞台にしたドラマでしたが第5シーズンからシャロン・レイダーという内部調査局の人間が出てくるようになります。
彼女がクローザー=ブレンダ・リー・ジョンソンの妨害をちょくちょくするんです。
いわゆる嫌われキャラです。
その後ブレンダ役のキーラ・セジウィックが「もうそろそろ降りたい」という事でクローザーの終了が決まりました。
でもTV局もスタッフも他の出演者もまだまだ続けたかったんです。
そこでこの嫌われ役だったシャロン・レイダーを主役に据えて続編「Major Crimes ~重大犯罪課」がスタートすることになりました。
ブレンダとデビッド・ガブリエル、ポープ副本部長以外の出演者は続投。
だからスピンオフというより続編と行った方が良いと思います。
ここでのシャロンのキャラクターはクローザーにおけるものとは180度正反対の性格付けがされています。
クローザーの最終盤で登場したラスティという犯罪の目撃者である身寄りのない少年を自宅に引き取って世話をしたり優しい女性として描かれています。
ドラマの構成としては重大犯罪科の捜査とこのシャロンとラスティの交流という二本の糸を紡いでいくスタイル。
少し気になるのはクローザーで個性が強調された他のメンバーのキャラクター付けが弱めになってるところですね。
クローザーでは周期的にフリンとプロベンザのドジを踏んだエピソードが織り込まれて非常に楽しかったのですが二人とも割りとシリアスな性格に演出されています。
このように細かい処でクローザーとは違っているのですが、今のところ一定の水準は保っていると思います。
クローザーを気に入った人はぜひ今作も見て下さい!
(追記1)
「クローザー」(The Closer)の1話から見続けてきて「Major Crimes 〜重大犯罪課」のS5まで全話見てきましたが、S6が始まったのを知らずep1-2を見逃してしまった。
あいにくこのファイナルシーズンは1話完結が一切なく、全て複数話で一つのエピソードという構成。
そして主人公のシャロン・レイダーが最終回の前に退場。
その後に「クローザー」時代からのラスボス、フィリップ・ストローとの最後の対決。
しかもストロー側には天才ハッカーがサポートに付きLAPD内部のカメラまでハッキングして捜査方針がバレバレ・・
一体どんな終末が待っているのか・・
(追記2)
S6ファイナル13話まで視聴しました。
金を盗んだハッカーに返金を迫るフィリップ・ストロー。
保険としてフィリップ・ストローの情報をまとめていたハッカー。
ネタバレになるので最後の箇所は飛ばしますが、かなり衝撃的なエンディングでした。
それぞれの人物の行動は一応理解はできます。
前述の通り「The Closer(クローザー)」からずっと見続けて、アメドラの刑事ドラマの中では一番好きな作品です。
正直どちらが好きか?と訊かれたらCloserの方が好きなんですが、主役以外ほぼ全員を引き継いだメジャークライムも好きでした。
2005年にcloserが始まったそうですが、自分が見始めたのが多分2009年位?
そこから12年以上も掛けて見てきたので感慨深いです。
プロベンザ役の俳優さんには健康で長生きしてほしいなって思いました。