【アメドラ大事典】シリーズ
映画並みの予算で凄く面白いアメリカのドラマを紹介!
1.24 -TWENTY FOUR-
2.Prison Break(プリズン・ブレイク)
3.CSI:科学捜査班・マイアミ・ニューヨーク
4.Criminal Minds(クリミナル・マインド FBI行動分析課)
5.NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
6.The Closer(クローザー)
7.Major Crimes ~重大犯罪課
8.LAW & ORDER(ロー・アンド・オーダー)
9.LAW & ORDER:性犯罪特捜班
10.LAW & ORDER : 犯罪心理捜査班
ここまでの【アメドラ大事典】では
「シーズン途中で面白くなくなる」
と正直過ぎる感想を書いてきました。
しかし!
今回紹介する「The Closer(クローザー)」はシーズン1の第1話(パイロット版)からファイナルシーズンの最終話まで「捨て話なし!駄作なし!」と自信を持ってお勧めできる刑事ドラマの傑作です!
元CIAにいた女性エージェントがロス市警本部長補佐に就任。
この「チーフ」ことブレンダ・リー・ジョンソンがCIA仕込みの尋問術で犯人を自供に追い込むというストーリーです。
この番組は本当に脚本が優れています。
捜査に行き詰った時にブレンダはプライベートのワンシーンでヒントを得ます。
上手に伏線を引いてどんでん返しで「あ!」と言わせる結末は素晴らしいです。
それと舞台となる「重大犯罪課」のメンバーが皆個性的で脇役レベルに終わらず全員が主人公であるところも良いですね。
毎回違う人間がフィーチャーされてキャラクター作りも緻密に行われているのでみんな好きになってしまうんです。
雰囲気も明るいので見ていて楽しいです。
でも結構シビアな決断とか見ていて考えさせられる事も多いです。
とにかくフルシーズンお勧めできる数少ない作品です。
終わる頃には愛着が湧きすぎて寂しくなること必至です。
アメリカの刑事ドラマの最高傑作をぜひご覧ください。