銃を乱射した無差別殺人犯。
彼は子供の頃、知能が高くて大人になってからも軍に従事し金融機関でも働いた真面目な男性だった。
男が暴挙を起こす前に自分の家族も殺害し遺書を残していた。
そこには自分の感情が制御できないという苦しみが綴られていた。
事件後、射殺された彼の脳を調べたら脳に腫瘤があった。
このせいで怒りをコントロールできなかったのだ。
この場合彼に罪はあるのか?
真面目な夫が急に幼児ポルノに興味を持ち出し性的な興味を抑えられなくなる。
精密検査の結果、脳腫瘍だった。
腫瘍を除去した後は異常な行動は収まった。
アメリカの犯罪者の遺伝子を解析したところ高い確率で特定の遺伝子セットが見つかった。
犯罪性向は遺伝子のせいか?それとも環境が原因なのか?
脳に関する刺激的な話が詰まっている。
非常に面白い。