マーケティング本は数多く読んできましたがこれは正に決定版と言える本です。
マーケティングのバイブルと言っても過言ではない。
最近の本らしく文字は大きくてカラフルな蛍光ペンでライン引きもしていたり後は写真や図解も多くて非常に読みやすいし分かりやすい。
まずは4つの写真を見せられる。
「あなたはどの写真に最初に目が行きましたか?」
4つの中には蜘蛛の写真が混ざっていた。
勿論蜘蛛に真っ先に目が行った。
これは人間の本能に組み込まれているものである。
危害を加えられる恐れのある蜘蛛や蛇などには優先的に注意を払うように進化してきたのである。
その他、人間は「食べ物」の写真が好き、謎が好き・・など人間心理に基づく特性を解説していく。
そして最新の行動経済学に基づく広告手法、マーケティング戦略について分かりやすく解説されていく。
広告・宣伝・マーケティング部に所属している人はこの本を常に傍らに置いておくべきである。
必ずや役に立ちます。