(追記16)
これは中国ドラマ全般に共通する欠陥なんですが、オープニングとエンディングの映像は作品を全部撮影完了してから制作するのでネタバレになってるんですよね。だから自分は極力OPとEDは飛ばして見てましたがそれでもチラッと見てしまってなんとなく先が読めてしまった箇所もあります。
本作はミステリ的要素もあるのでぜひOPとEDは飛ばして見て下さい。
(追記15)
第50話最終回まで見ました。
最後の最後まで「これもしかして最悪の終わり方では・・」とドキドキ心配しながら見ました。
それにしても色んな細かい伏線を回収しながら進めていくストーリーテリングの才能が素晴らしいですね。
「天龍八部」と本作で金庸に興味を持って原作を読もうと思い紀伊國屋書店で探したら在庫が全てゼロ、ほんの少し問屋在庫があるだけでした。物語の作りとしてはミステリーに似ていて常に謎が提示されてちゃんと辻褄を合わせてるので凄いなと感心しました。
原作を読んでないのでどこまでが原作通りでどの部分がドラマ独自の演出かはわかりませんが非常にレベルの高い作品でした。
もっともこの作品を理解するには明から清という当時の政治状況、特に征服王朝である清に対する漢民族の思いなどを理解しておく必要があります。常に清の皇帝と漢民族の板挟みになっていた韋小宝の心情はそういうバックグラウンドを知らないと正確に汲み取るのは難しいでしょう。
その辺の最低限の事前知識さえあれば本作は非常に楽しめる作品だと思います。
個人的にはこれまで見た中国ドラマの中でTOPクラスのものだと断言できます。
また何年か経ったら見直したいです。
(追記14)
第47話まで見ました。
残り3話ですがもう既に自分的には大大大傑作決定ですね。
中国だけじゃなくドラマだけじゃなく全てのジャンルのエンタメでこれほど楽しい作品は思い出せない位です。
特に男のロマンというか出世してお金もいっぱい嫁もいっぱいで言うことなしの人生で本当に羨ましい。
同じ金庸原作の「天龍八部」とは色んな点で真逆ですがどちらも傑作だと思います。天龍八部は群像劇でしたがこちらは韋小宝が常に中心なので演じたハン・ドンに掛かる負担は大きかったと思うのですが、見事に演じきってましたね。「宮廷の泪・山河の恋」のドルゴン役とかは簡単な役どころだったでしょうが、こちらはかなり難しかったと思います。
本作は原作が素晴らしいのも勿論、演出も良かったです。
本当の意味での美女というのは神龍教の教主の妻である蘇荃を演じたチャン・シンユーさん位かと思いますが、なかなか個性的でバラエティに富んだ女優さんを揃えてたのでビジュアル面でも楽しめました。
おっさんの太監連中も良かったですし、皇帝も意外と良かったです。
映像的にはグリーンバックの合成で辮髪の頭の禿げてる部分がウニウニするのが若干気になりましたが衣装とかは良かったですね。
久しぶりに最終回で寂しくなってしまう本当にいい作品です。
(追記13)
第45話まで見ました。
ここまで全方向に良い顔をして良いこと尽くめだった韋小宝ですがとうとう全てが皇帝にバレてしまいました。
せっかく苦労して築いた信頼信用も水の泡。反清復明の組織を全て捕まえろと厳命されます。
ずっと能天気なお気楽ドラマでしたがここにきてシリアスな展開になってきましたね。
(追記12)
第39話まで見ました。
ジア・チンさんはどのドラマでも一人二役をやってますね。
「天龍八部」では阿朱と阿紫を一人で演じてましたし、「聊斎志異」では普通の状態と妖怪に取り憑かれた狂気の女を演じ分けてました。今作では母親と娘を一人二役です。本当に器用な女優さんです。
さて韋小宝ですがせっかく苦労して集めた「四十二章経」に入っていた地図を天地会の総舵主の陳近南に自分から渡してしまいます。幸運にも総舵主は韋小宝に保管しておくように命令しますが。皇帝には神龍教討伐を命じられるし、あちこちに良い顔してきたツケがとうとう回ってきそうです。
(追記11)
第36話まで見ました。
これほど「痛快」という言葉が当てはまるドラマは見たことがありません。
逆に言えば主人公のやる事なす事全て上手くいくのでまるで日本のライトノベルみたいですが。
ついに集めていた「四十二章経」をコンプリートさせた韋小宝。
ところが呉三桂の謀叛の計画を知り、いかに敵陣から無事に帰京するか・・
ところで「天龍八部」ではチャン・モンちゃんより断然ジア・チンちゃんの方がカワイイと思ったのですが今作では逆ですね。
ジア・チンは鼻だけが残念です。
(追記10)
第34話まで見ました。
テンポ良くサクサク話が進み、次が気になるので視聴ペースも速いです。
これまで難なく危機を潜り抜けてきた韋小宝ですが初めてピンチらしいピンチに陥りました。
何故か助かったのですがそのネタバラシがまだありません。
色んな秘密が明かされて来てますが常に新しい謎も追加されるので把握するのが大変です。
あと流石に団体の数が増えすぎたのと敵味方が混沌としてきてるので混乱してしまいます。
(追記9)
第26話まで見ました。
韋小宝はとうとう3つの組織の幹部に。
皇太后から命を狙われ続けてましたが立場逆転で彼女の上司に。
しかし成り行き上出家しなければならない羽目に。
それにしても何もかも順調で羨ましいですね。
口から出まかせと頭の回転の速さと運の良さで何度も命の危機を潜り抜けてその度に出世して大勢の人間が配下に。
しかもモテモテ。こんなに主人公が上手くいき過ぎる物語も珍しいので逆に新鮮です。
チャン・モンちゃんカワイイカワイイと思ってたらやっとジア・チンちゃんも登場。
このドラマではハチャメチャキャラではないっぽい?
(追記8)
第22話まで見ました。
1話の間に3つ位事件があったりして凄いスピード間のあるドラマなのでまるで「24」みたいです。
韋小宝の周りはみんな敵同士という奇妙な状態ですが、韋小宝だけがどんどん出世して愛人も増えるという確変状態が続きます。非常に見ていて爽快感を感じる作品です。
双児はカワイイですね。
清涼寺の僧侶は「天龍八部」の少林寺の僧侶と同じ人ですね。
同じ制作会社・同じ監督で出演者もかなり被ってますが作品のカラーは真逆なので楽しいです。
(追記7)
第20話まで見ました。
物語の転換点になる回でした。
皇太后が皇帝の実母を殺した事を知ってから何度も皇太后に命を狙われている韋小宝。
結局色んな秘密を皇帝に打ち明けてしまいます。
本物の小桂子では無い事はバラしてますが青木堂の香主になったことまでは言ってないと思います。
ここからは実は生きていた前皇帝の探索が始まります。