普段偉そうな癖に肝心な時に何もできない明玉を平手打ちするエイラク。
皇后の金印を持ち出してなんとかこの場を収めようと尽力するエイラク。
そこへ皇帝と嫻妃が到着。
宮廷内の大医では判断できないから民間の医者に見せろとエイラクは懇願しますが・・
いつもいい所で終わります。
これまで沢山古装劇を見てきましたがここまで毎回ダレることなく面白い作品は数える程しかありません。
歴代TOP10入りは確実。もしかしたらTOP5に入るか・・
(追記7)
第16話まで見ました。
1話の中に3つ程エピソードが入ってるので毎回濃厚です。
嘉嬪金氏は短期間に嘉貴人→金答応と2段階降格の上、冷宮みたいな所に閉じ込められました。
金氏を演じるパン・シーチー(潘時七)さんは「花と将軍~Oh My General~」の時はチョイ役だったので演技レベルは不明でしたが今回は渾身の演技で頑張ってます。
その金答応の元を訪れた嫻妃は自分の父親と弟を陥れたのは高貴妃だと知ります。
そして・・嫻妃のダークサイド堕ち・・
一方、皇后と純妃の秘め事・・まさかの百合・・?
流石の名探偵エイラクも正解までは分からなかったみたいで・・
これ位の推理が普通だよね、人間だもの。
(追記6)
第13話まで見ました。
相変わらずエイラクはもうシャーロック・ホームズか名探偵コナンかという位の推理力を働かせています。
出来すぎ感は否めませんが面白いです。
今回気づいたのですが、1話の構成が
「前半=前回の解決編」、「後半=新しい事件の導入部」
という作りになっていますね。
これ最近の日本のバラエティ番組でも使われてる手法で常に次回への期待を維持できます。
つまり一段落感がないんですよね。
怡親王-高貴妃-嘉貴人(降格で敬称が変わった)が今の所のわかりやすい悪人集団ですが、ここからどう変化するかが見ものです。
セットや衣装が本当に素晴らしいです。
見てるだけでうっとりします。
(追記5)
第12話まで見ました。
序盤の山場ですかね。
乾隆帝が遠方から取り寄せた珍しい果実の樹の保管を命じられたエイラク。
皇后主催の茶会でこの樹から果実を切りとる儀式を行う予定でしたが嘉嬪の手下が錠を破壊して倉に侵入し実を全部切り落としてしまいました。
その前段階で愉貴人の仮病に関するエイラクの罠を見抜いた嘉嬪も相当な知恵者ですけどね。
茘枝を出す直前に破壊に気づいたエイラクは咄嗟に愉貴人を巻き込んで高貴妃&嘉嬪に復讐。
序盤の悪キャラ高貴妃。
高貴妃の腰巾着、嘉嬪金氏。悪そうな顔ですが個人的には中国女優の中で一番好きな顔です。
さてエイラクの咄嗟に思いついた作戦はあまりにも出来過ぎで天才レベル。
ま、小説が原作なんで。
ところで本作はエイラク絡みの話の筋以外にも妃嬪間での権力闘争も見どころでこの辺は過去の後宮ドラマを踏襲しているのですが・・
乾隆帝を演じるのはニエ・ユエン(聶遠)。
「皇后の記」では清朝二代皇帝ホンタイジを演じていまして、今回は六代皇帝の乾隆帝。すっかり辮髪が板についています。頭を撫で回す仕草は両作で共通してやってますが何かポリシーがあるんでしょうか?
「三国志 Three Kingdoms」で趙雲やってたのもはるか昔ですね~。
皇后役はチン・ラン(秦嵐)で「項羽と劉邦 King’s War」では苦労してた時の呂雉。この人はベテランだけあって流石にどんな役をやらせても上手です。
弟が投獄されてお金に困ってる嫻妃。この人に似てる日本人のベテラン女優がいると思うんですが・・
皇后派にも高貴妃派にも属さず中立を保とうとしてますがちょっと頑固で融通が利かない所があります。
現在懐妊中の愉貴人。仲の良かった怡嬪が自害に追い込まれてすっかり恐れおののいて引き篭もってましたがエイラクに
「怖がるから相手が増長する」と諭され戦う決心をする。
最初から謎の強気モードを続ける喧嘩上等のエイラク。
皇后派と目される純妃さん。この人が一番冷静で賢い気がします。
高貴妃に対しても一切怯みませんし肝も据わっています。
このドラマ1話に詰め込まれる情報量が多いのでダレるところがありませんね。
久しぶりに文句のつけようのない作品だと思っています。
(追記4)
第7話まで見ました。
性悪女官玲瓏によって孔雀糸を盗んだ犯人に仕立てられた哀れな吉祥ちゃん。
エイラクの妹分でちょっと間の抜けた感じの子でしたがなんといきなり死罪。
エイラクは復讐の為に乾隆帝の常服を敢えて玲瓏と競争して縫う事に。
予想通り玲瓏はエイラクの縫った服を盗んで自分の服として献上。
なんとその服に針が残っていて皇帝は怪我をする。
玲瓏は牢屋へ。
杖刑80回の上流刑だそうですが、盗みが死罪で皇帝に怪我させるのはこの程度で済むのが納得いきませんね。
話の流れ的にはここまでいいテンポで来ています。
この半年、いや1年で一番面白い作品ですね。
そう言えば今回前半では孔雀糸が盗まれたので鹿の毛で縫った服を皇后に献上しましたが、皇帝の贈り物の到着を待って皇后の機嫌がいい時に渡すとか、それを正直に告白するとか非常に冴え渡る才知で恐れ入ります。
(追記3)
第5話まで見ました。
なんとなく「ハンシュク~皇帝の女傅」や「後宮の涙」に似た構成ですね。
反エイラクの女官の内、高貴妃に通じていた玲瓏は葛餅を無理やり食べさせる仕返しを。
もう一人の一番敵意むき出しの錦繍と姉の情報を知ってる方女官に対してはわざと夜中出歩いて腹を膨らませて逢引妊娠を偽装して相手に告発させるという手の込んだまるでおとり捜査のような手法で二人まとめて排除。
その際に方女官の手元にあった姉の遺品を手に入れます。
全70話なので姉の死の真相にたどり着くまでかなり話数使うんでしょうね。
エイラクは毎回やられたらやり返すので見ていて小気味よくいつもいいところで終わるのが上手い。
(追記2)
第4話まで見ました。
女官でエイラクに反感を持ってるのが約2名。
妃嬪の中で分かりやすい悪女は高貴妃だけですが腹に一物ありそうなのが数名いますね。
反エイラクの女官の謀で前回の毒を見抜いたのがバレて高貴妃に呼びつけられたエイラク。
今回も頓智で切り抜けるのかと思いきや、なんと「アホの子」を演じるという手段に出ました。
アホの演技が面白すぎる。
毎回シリアスなシーンとコミカルなのをバランス良く配するあたり流石于正作品ですね。
ここまでほぼ完璧な立ち上がりです。
なお皇后役はチン・ラン(秦嵐)さんで「項羽と劉邦 King’s War」と映画「項羽と劉邦 鴻門の会」の両方で呂雉(呂后)を演じてましてすっかり悪女キャラなんですが本作では真逆のキャラクターですね。
高貴妃の腰巾着みたいな金氏を演じてるのはパン・シーチー(潘時七)さんで「花と将軍~Oh My General~」では秋水役だった人。個人的にはこの人の顔大好きなんですけど中華サイトには「整容」と書かれてました・・
(追記1)
第3話まで見ました。
このドラマの日本でのキャッチフレーズが
「女性版:半沢直樹」らしいのですが、今の所は女版一休さんみたいな感じです。
むしゃくしゃして樹を殴っていたエイラク。
そこに皇帝が通りかかる。
特別な樹を傷つけたということで罰せられそうになった所で
「木が夢に出てきて掻いてくれと頼まれた」
と咄嗟に出任せを言い難を逃れる。