姉を殺した犯人が分かっても今はどうすることも出来ず苛立ちを隠せない瓔珞を諭す皇后。
ところで皇后は瓔珞の姉を殺したのが裕太妃だと知ってるんですかね?
瓔珞の苛立ちの原因が裕太妃だというところまでは分かってるとは思いますが・・
復讐は暫く棚上げなんでしょうね。
今の立場ではどうしようもないですし。
復讐を果たす為に乾隆帝に近づくのかもしれません。
(追記12)
第23話まで見ました。
ここまで引っ張ってきた瓔珞の姉・阿満の件ですが・・
乾隆帝の弟である和親王・弘昼が阿満を汚した犯人だと判明。
道理で傅恒が瓔珞に追求するなと止める訳ですね。
大量の金と姉に身分を与えて手厚く葬ることを提案する弘昼。
レイプはしたけど殺してはいないと誓う弘昼。
瓔珞の父を抜擢することで懐柔を図る。
ここまで周りを固められると瓔珞も矛を収めざるを得ません。
ちょうど1/3程経過して一段落みたいな感じですね。
中国ドラマはOPとEDでネタバレしてしまうのでなんとなくわかってるのですが、今後妃嬪間での熾烈な争いが中心になっていくんでしょうね。
(追記11)
第22話まで見ました。
嘉嬪なき後、高貴妃に献策する舒貴人。
女官を一人殺してまでの大掛かりな策で太后含めて大騒ぎに。
舒貴人による皇后を陥れる陰謀でしたがそれを逆手に取り高貴妃に責任を擦り付けるエイラク。
激怒した太后の命により高貴妃の舞台が取り壊されます。
お気に入りの舞台衣装を燃やすのをやめるように懇願する高貴妃ですが・・
全部焼却処分。
ところで本作の太后ですが乾隆帝の生母である孝聖憲皇后。
この人は「宮廷の諍い女」でスン・リーが演じてた主人公・甄嬛のことです。
そうやって考えれば自身が後宮の妃嬪の争いで苦労してきたから今、何が起こってるかなんて何も訊かなくてもお見通しという訳ですね。
清朝のドラマは二代皇帝ホンタイジから六代乾隆帝までのものが多いので繋がりを知ればより楽しめます。
激おこの高貴妃に対して舒貴人は「倒すことができないならエイラクを味方にしましょう」と持ちかけます。発想自体は良いと思いますが・・
張女官を脅してエイラクの秘密を聞き出します。
儲秀宮に呼ばれた瓔珞は姉を殺したのが富察傅恒であると証拠の帯を見せられます。そして毒薬を渡されて皇后とその弟を毒殺するように言われます。
富察傅恒が姉に会いに来てエイラクがお茶を出すところへ純妃が通りすがる。
すれ違っただけで何か異変を感じ取ってしまうエスパー純妃ちゃん。
以前からエイラクに知的レベルで対抗できるのはこの人しかいないと思っています。
富察傅恒が飲もうとした湯呑茶碗を叩き落とし理由を説明する純妃ちゃん。
瓔珞を人殺し呼ばわりする純妃ちゃん。
証拠の毒薬まで既に押さえてる名刑事・純妃ちゃん。
・・といつもいい所で終わります。
話は変わりますが今回の一連の事件の中で・・
瓔珞と明玉の仲が少しだけ雪解けの方向へ進んだみたいです。
(追記10)
第19話まで見ました。
今回は大いに笑わせて頂きました。
乾隆帝が疥癬に掛かり瓔珞がとんでもない方法で病を治すというエピソードでした。
皇帝を面罵する命知らずの侍女。
それを横で聞いて気が気でない皇后。
怒り爆発寸前の乾隆帝。
高貴妃のご機嫌を取る皇帝を馬鹿にするエイラク。
ついにエイラクに斬りかかる乾隆帝。
皇后と李総管で必死に皇帝を止めますがエイラクは暴言をやめません。
とうとう怒りの余り吐血。これで体内の毒素が排出されたようで疥癬は快方に向かいますが皇帝はどうにも腹の虫がおさまりません・・
細かいエピソードは元々原作に存在するのか脚本の時点で加えられたのかわかりませんがここまで毎回面白いというのは珍しいです。大抵のドラマは5回に1回面白ければ上出来ですから。
あとコミカルタッチなのもいいです。
ところで皇后の侍女筆頭の爾晴さん。
いつも明玉をたしなめる役回りですが、この特徴的な表情に見覚えがあり、よく考えたら「雲中歌~愛を奏でる~」で許平君役だった人ですね。調べたらスー・チン(蘇青)さんという女優さんでした。他にも于正ドラマには沢山出てます。
(追記9)
第18話まで見ました。
前回の解決編。
町医者を連れてきてただの黄疸ですぐ治るという診断。
そこへ純妃が死体と共に登場。
愉貴人が食べてたおやきが黄疸の原因でその厨房料理人は・・・
高貴妃が首謀者であると遺書を残して死亡。
高貴妃の素晴らしい顔芸タイム。
顔が自由自在。
一件落着と思いきやエイラクを心の底から憎む明玉が告発。
エイラクが皇后の金印を持ち出したと難癖を付けます。
ところが箱の中身は金印ではなく硯でした。
抜かりがなさすぎるエイラク。
これでやっと一件落着と思いきや帰ろうとする純妃を呼び止めるエイラク。
おやきの件は高貴妃を倒す為に純妃が仕組んだのでは?と推理を開陳するシャーロック・エイラク。
一方、高貴妃の父親が治水工事の責任者に任命されます。
父親が重臣の為に娘が後宮でやりたい放題なのは後宮ドラマではよくある設定ですが、ここでは必ずしも父娘の仲が良好ではないという風にひねりを利かせています。
京劇を舞い自身と実の母親の悲劇を語りながら乾隆帝の同情をひく高貴妃。
毎回濃密な内容で素晴らしいです。
文句のつけようがないです。
ところで今見てる「笑傲江湖 レジェンド・オブ・スウォーズマン」に明玉出てました。
全く同じ表情で笑えます。
(追記8)
第17話まで見ました。
毎話もれなく面白いという点においては「宮廷の諍い女」より遥かに上ですね。
もっとも「宮廷の諍い女」の面白さは別の所にあるのでタイプが違うのですが。
皇后が不在の間に長春宮で面倒を見ていた愉貴人が早産。
しかし生まれた子が金瞳で全身が黄色いと大騒ぎに。
後宮内は至る所に情報網が張り巡らされてるのかすぐに妃嬪全員が知ることに。
長春宮に乗り込んできた高貴妃が勝手に赤子と母親を殺そうとする。
それにしても高貴妃のこの悪そうな顔芸は毎度素晴らしいですね。
普段偉そうな癖に肝心な時に何もできない明玉を平手打ちするエイラク。
皇后の金印を持ち出してなんとかこの場を収めようと尽力するエイラク。
そこへ皇帝と嫻妃が到着。
宮廷内の大医では判断できないから民間の医者に見せろとエイラクは懇願しますが・・
いつもいい所で終わります。
これまで沢山古装劇を見てきましたがここまで毎回ダレることなく面白い作品は数える程しかありません。
歴代TOP10入りは確実。もしかしたらTOP5に入るか・・
(追記7)
第16話まで見ました。
1話の中に3つ程エピソードが入ってるので毎回濃厚です。
嘉嬪金氏は短期間に嘉貴人→金答応と2段階降格の上、冷宮みたいな所に閉じ込められました。
金氏を演じるパン・シーチー(潘時七)さんは「花と将軍~Oh My General~」の時はチョイ役だったので演技レベルは不明でしたが今回は渾身の演技で頑張ってます。
その金答応の元を訪れた嫻妃は自分の父親と弟を陥れたのは高貴妃だと知ります。
そして・・嫻妃のダークサイド堕ち・・
一方、皇后と純妃の秘め事・・まさかの百合・・?
流石の名探偵エイラクも正解までは分からなかったみたいで・・
これ位の推理が普通だよね、人間だもの。
(追記6)
第13話まで見ました。
相変わらずエイラクはもうシャーロック・ホームズか名探偵コナンかという位の推理力を働かせています。
出来すぎ感は否めませんが面白いです。
今回気づいたのですが、1話の構成が
「前半=前回の解決編」、「後半=新しい事件の導入部」
という作りになっていますね。
これ最近の日本のバラエティ番組でも使われてる手法で常に次回への期待を維持できます。
つまり一段落感がないんですよね。
怡親王-高貴妃-嘉貴人(降格で敬称が変わった)が今の所のわかりやすい悪人集団ですが、ここからどう変化するかが見ものです。
セットや衣装が本当に素晴らしいです。
見てるだけでうっとりします。
(追記5)
第12話まで見ました。
序盤の山場ですかね。
乾隆帝が遠方から取り寄せた珍しい果実の樹の保管を命じられたエイラク。
皇后主催の茶会でこの樹から果実を切りとる儀式を行う予定でしたが嘉嬪の手下が錠を破壊して倉に侵入し実を全部切り落としてしまいました。
その前段階で愉貴人の仮病に関するエイラクの罠を見抜いた嘉嬪も相当な知恵者ですけどね。
茘枝を出す直前に破壊に気づいたエイラクは咄嗟に愉貴人を巻き込んで高貴妃&嘉嬪に復讐。
序盤の悪キャラ高貴妃。
高貴妃の腰巾着、嘉嬪金氏。悪そうな顔ですが個人的には中国女優の中で一番好きな顔です。
さてエイラクの咄嗟に思いついた作戦はあまりにも出来過ぎで天才レベル。
ま、小説が原作なんで。
ところで本作はエイラク絡みの話の筋以外にも妃嬪間での権力闘争も見どころでこの辺は過去の後宮ドラマを踏襲しているのですが・・
乾隆帝を演じるのはニエ・ユエン(聶遠)。
「皇后の記」では清朝二代皇帝ホンタイジを演じていまして、今回は六代皇帝の乾隆帝。すっかり辮髪が板についています。頭を撫で回す仕草は両作で共通してやってますが何かポリシーがあるんでしょうか?
「三国志 Three Kingdoms」で趙雲やってたのもはるか昔ですね~。
皇后役はチン・ラン(秦嵐)で「項羽と劉邦 King’s War」では苦労してた時の呂雉。この人はベテランだけあって流石にどんな役をやらせても上手です。
弟が投獄されてお金に困ってる嫻妃。この人に似てる日本人のベテラン女優がいると思うんですが・・
皇后派にも高貴妃派にも属さず中立を保とうとしてますがちょっと頑固で融通が利かない所があります。
現在懐妊中の愉貴人。仲の良かった怡嬪が自害に追い込まれてすっかり恐れおののいて引き篭もってましたがエイラクに
「怖がるから相手が増長する」と諭され戦う決心をする。
最初から謎の強気モードを続ける喧嘩上等のエイラク。
皇后派と目される純妃さん。この人が一番冷静で賢い気がします。
高貴妃に対しても一切怯みませんし肝も据わっています。
このドラマ1話に詰め込まれる情報量が多いのでダレるところがありませんね。
久しぶりに文句のつけようのない作品だと思っています。
(追記4)
第7話まで見ました。
性悪女官玲瓏によって孔雀糸を盗んだ犯人に仕立てられた哀れな吉祥ちゃん。
エイラクの妹分でちょっと間の抜けた感じの子でしたがなんといきなり死罪。
エイラクは復讐の為に乾隆帝の常服を敢えて玲瓏と競争して縫う事に。
予想通り玲瓏はエイラクの縫った服を盗んで自分の服として献上。
なんとその服に針が残っていて皇帝は怪我をする。
玲瓏は牢屋へ。
杖刑80回の上流刑だそうですが、盗みが死罪で皇帝に怪我させるのはこの程度で済むのが納得いきませんね。
話の流れ的にはここまでいいテンポで来ています。
この半年、いや1年で一番面白い作品ですね。
そう言えば今回前半では孔雀糸が盗まれたので鹿の毛で縫った服を皇后に献上しましたが、皇帝の贈り物の到着を待って皇后の機嫌がいい時に渡すとか、それを正直に告白するとか非常に冴え渡る才知で恐れ入ります。
(追記3)
第5話まで見ました。
なんとなく「ハンシュク~皇帝の女傅」や「後宮の涙」に似た構成ですね。
反エイラクの女官の内、高貴妃に通じていた玲瓏は葛餅を無理やり食べさせる仕返しを。
もう一人の一番敵意むき出しの錦繍と姉の情報を知ってる方女官に対してはわざと夜中出歩いて腹を膨らませて逢引妊娠を偽装して相手に告発させるという手の込んだまるでおとり捜査のような手法で二人まとめて排除。
その際に方女官の手元にあった姉の遺品を手に入れます。
全70話なので姉の死の真相にたどり着くまでかなり話数使うんでしょうね。
エイラクは毎回やられたらやり返すので見ていて小気味よくいつもいいところで終わるのが上手い。
(追記2)
第4話まで見ました。
女官でエイラクに反感を持ってるのが約2名。
妃嬪の中で分かりやすい悪女は高貴妃だけですが腹に一物ありそうなのが数名いますね。
反エイラクの女官の謀で前回の毒を見抜いたのがバレて高貴妃に呼びつけられたエイラク。
今回も頓智で切り抜けるのかと思いきや、なんと「アホの子」を演じるという手段に出ました。
アホの演技が面白すぎる。
毎回シリアスなシーンとコミカルなのをバランス良く配するあたり流石于正作品ですね。
ここまでほぼ完璧な立ち上がりです。
なお皇后役はチン・ラン(秦嵐)さんで「項羽と劉邦 King’s War」と映画「項羽と劉邦 鴻門の会」の両方で呂雉(呂后)を演じてましてすっかり悪女キャラなんですが本作では真逆のキャラクターですね。
高貴妃の腰巾着みたいな金氏を演じてるのはパン・シーチー(潘時七)さんで「花と将軍~Oh My General~」では秋水役だった人。個人的にはこの人の顔大好きなんですけど中華サイトには「整容」と書かれてました・・
(追記1)
第3話まで見ました。
このドラマの日本でのキャッチフレーズが
「女性版:半沢直樹」らしいのですが、今の所は女版一休さんみたいな感じです。
むしゃくしゃして樹を殴っていたエイラク。
そこに皇帝が通りかかる。
特別な樹を傷つけたということで罰せられそうになった所で
「木が夢に出てきて掻いてくれと頼まれた」
と咄嗟に出任せを言い難を逃れる。
第1話冒頭からこのように機転を利かせて難を逃れるシーンが何度かあり、しかも目上に人にも遠慮しないところが痛快です。
そして第3話でシュー・カイ(許凱)登場。
ところでエイラクの配音は邱秋という方で調べたらこの人の声もあちこちで大量に聴いてますね。
ジア・チン(贾青)さんの声当ててるのはほとんどこの人でした。
それにしても主役女優の声質って同じような人が多いですね。
***
ローカル地上波で始まったので見てみます。
主人公の魏瓔珞が新人の女官として宮中に入る所から始まります。
気の強そうな顔立ちで実際の役どころも「喧嘩上等!」という強気キャラでピッタリハマってます。
何故女官になったのかという理由は第2話で明かされます。
妊娠した妃に毒を飲ませるとか女官同士のいがみ合いなど後宮ドラマの定番ネタがいきなり連投されますがテンポがいいので見やすいです。
この手のドラマだと通常初期段階では主人公が虐められるのですが本作はすぐに言い返す・やり返すのでストレス溜まらず見れそうです。
高貴妃という皇后に次ぐNo2が悪女役なのも「宮廷の諍い女」を踏襲してますね。
魏瓔珞は一休さんみたいに頭が回る子で見てて楽しいです。
本作も于正プロデュース作品です。
また進みましたら追記します。
尚ネット視聴ではないのでキャプチャ画像はありません。