以前こんな記事を書いた事がある。
http://plus.lastscene.com/archives/11222
本当は続けて探せばもっと利益を得られたかもしれない。
勿論無駄な労力と時間を費やす事になるだけかもしれない。
どこで止めるのか非常に悩ましい問題である。
この手の問題は「秘書問題」として研究されている。
本書で扱われているメインテーマである。
妻を亡くした男が再婚しようと次々に女性とお付き合いしたが誰にするべきか決断できずとうとう11人目にまでなった。結局4人目に付き合った人が最良だと判断してその女性にプロポーズして結ばれた。
我々も同じような経験があるだろう。
探し続ければもっといい結果が得られるかもしれない。
しかしそんな事を言ってたら何時まで経っても決められない。
このような問題にいかにアプローチするべきか?について書かれた本である。
あくまでも確率論なので100%正しい答えを出す事は不可能だ。
だからこそ世の中には不倫や離婚が溢れているのだ。