彼は言い返した。
「俺は自由になるチャンスを4つも得たんだ。
一つは王が1年以内に死ぬかもしれない。
二つ目は俺が死ぬかもしれない。
三つめは馬が死ぬかもしれない。
そして四つ目は・・
本当に馬に空の飛び方を教えられるかもしれない!」
アメドラ・中国ドラマ・アニメの感想
彼は言い返した。
「俺は自由になるチャンスを4つも得たんだ。
一つは王が1年以内に死ぬかもしれない。
二つ目は俺が死ぬかもしれない。
三つめは馬が死ぬかもしれない。
そして四つ目は・・
本当に馬に空の飛び方を教えられるかもしれない!」
人生諦めなければどんな奇跡が起こるかわかりません。
昔のイギリスの小さな食料品店。
2階が借家になっていてそこに住んでいる芸術家志望の兄妹と店主が会話していた。
「大きなスーパーが出来たので客がすっかり減ってしまったよ」
兄の方が言った。
「人間の本能に訴えかければいいんですよ」
「本能って?」
数日後、食料品店に小さな男の子がやってきてこんな店に絶対に置いていないものばかり注文した。
店主は「それはないけどウズラの卵ならあるよ」と売りつけた。
子供が店を出た後、全身黒づくめでサングラスをした男が入ってきて「ウズラの卵をくれ」と言った。
店主は「ウズラの卵は置いていません」と告げた。
その男が去った後、若い女性が入ってきた。
「小さな男の子が来ませんでしたか?」
店主は「来てないよ」と言い放った。
この一連の流れを見ていた主婦が隣にいた友人に言った。
「まあ、なんなんでしょ!あの店主嘘ばっかり」
友人の方は「でもなんか訳ありじゃない?」
次の日店内には大勢の主婦がいた。
そして男の子がやってきてまたこんな小さな食料品店にないものばかりをくれと言い、店主は代わりにハムを売りつけた。
またしても黒づくめの男が来て「ハムをくれ」と言ったものの、店主はハムはないと冷たく言った。
そして女性が来て子供が来てないか尋ねたがまたもや店主は来てないと平然と嘘をついた。
観客と化した主婦の一人が言った。
「私思うんだけど、きっとあの人たちスパイなのよ」
「ウズラの卵とかハムは暗号なのよ」
「じゃああの店主もスパイ?」
店は連日繁盛した。
夜、閉店後店主は変装を解いた兄妹に礼を言った。
大好きなサキの小説から。
人間の「知りたい」「謎を解明したい」という欲望を上手く利用した例です。
バーナムが会場の周りを散歩していると物乞いがいたので彼を雇うことにした。
彼にレンガを5つ持たせて会場の周りを歩かせた。
まず一定の間隔毎にレンガを1つ置いてくる。
でも必ず一つは手元に残しておく。
そして会場に入り裏口から出て行き、手元のレンガと置いてあるレンガを交換しながらまた1周する。
歩いている間は真剣な表情を崩さずに誰かに声を掛けられても決して返事をしない。
しばらくすると人々が彼に注目しだして後をついて歩くようになりそのままミュージアムに入場していった。
中の展示物に圧倒されて瞬く間に大評判となった。
こちらも先ほどと同じく
「何だろう?」という人の好奇心を自分の商売への集客に上手く利用した実例です。
茶の大家がある家の庭の前を通りがかった。
庭一面に槿の花が咲き乱れ掃除をしていた主人の所作も非常に美しくて見惚れてしまった。
すると主人が今度ぜひ茶会に来て下さいと声を掛けた。
期待して訪問したら庭の槿の花は全て切り取られていた。
落胆の余り帰ろうかと思ったが気を取り直して玄関に入った。
茶室に案内されると天井から花瓶が吊り下げられて一輪の大きく美しい槿の花が挿してあった。
主人の名は千利休と言った。
***
千利休が茶会に訪れると庭に落とし穴を作った跡があった。
ここの主人の悪戯好きは知っていたのでわざと大袈裟に落ちてみせたら主人が飛んできて笑いながら謝りすぐに風呂にお入りくださいと勧めた。
風呂は既に良い湯加減になっていて着換えも用意されていた。
風呂上りに談笑しながら楽しく茶を頂いた。
この話を聞いた友人がどうしてわざと穴に落ちたのかと利休に尋ねた。
「相手の思いとこちらの思いが一つにならなければそれは茶とは言えない」と答えた。
相手を喜ばせるというエンターテインメントの精神こそおもてなしに一番重要な事なのではないでしょうか?
日本の旅館で朝食をとった。
生卵が出てきたが手をつけずに残した。
次の日の朝食では自分だけがゆで卵になっていた。
私が何か文句を言った訳ではないのに残したという事実だけで気を遣ってゆで卵にしてくれたのだ。
私はこの相手の心を読み取るという日本人の能力に心底恐ろしくなった。
(日本旅行をしたある中国人の日記から)
相手が言葉にしなくても行動から気持ちを推し量る。
すると相手は感動してくれるのです。
高橋ジョージはTHE虎舞竜のCD「ロード」が220万枚の売り上げを記録。
翌年手にした印税は22億円、その後も毎年1200万円程の印税が入り続けている。
***
PewDiePieとして知られるスイス人のFelix Arvid Ulf Kjelbergはゲーム実況をするYouTuberで推定年収は8億5千万円に上る。
印税のように自分が働かなくても入ってくるお金というのが人生においては威力を発揮します。
トムはポリーおばさんから罰として塀のペンキ塗りを言いつけられます。
仕方なくペンキを塗っていたトム。
しばらくすると向こうから友達がやってきます。
そこであるアイディアが浮かびました。
トムはどうしたか?
トムはとっても楽しそうにペンキを塗りだしたのです。
それを見た友達は自分にもやらせてくれと頼みますが
「こんな楽しいことを人にやらせるなんて勿体ない!」
と断ります。
すると友達は持っていた食べ物やおもちゃと交換でペンキ塗りをさせてくれと頼んできました。
トムは貰ったリンゴを食べながら友達がペンキ塗りをするのを眺めていました。
終わってから自分が全て塗ったとポリーおばさんに報告して褒められました。
***
亀はいつも象やカバにバカにされていました。
山では象に「この小さい奴め!踏みつぶすぞ!」と言われ、
川ではカバに「この亀め、いつでも食べてしまうぞ!」と虐められていました。
ある日、亀は一つのアイディアを思いつき、象のところにやってきました。
「僕と綱引きをしましょう!こう見えても強いんですよ!」
象は笑いながらも承諾しました。
「この綱の端をくわえて待っていて下さい。僕がよーいどん!と言ったら勝負開始ですよ!」
山から降りてきた亀は綱のもう片方をカバに渡しながら同じように綱引きを申し込みました。
そして象とカバのちょうど中間地点の両方から見えないところで
「よーいどん!」と叫びました。
象とカバはお互いに全力を出しましたが勝負がつきませんでした。
どちらも亀がこんなに力がある事にビックリしました。
それ以来象もカバも亀の事をバカにすることはありませんでした。
嫌な仕事も見せ方によっては楽しい仕事に思えます。
そして他人を自分の為に働かせるというのが成功への秘訣です。
「今、私がこちらに来る時に大行の道で北に向かって馬車を走らせながら
『私は、楚に行くところです』と言う者に会いました。