ムービープラスにて視聴。
以前見た「ミッション:8ミニッツ」と同様に「何度も同じ時間の話を繰り返す」系の作品。
芥川龍之介の「藪の中」で用いられた「一つの話を登場人物それぞれの視点で描く」という手法が取られている。
最初からクライマックスで息をつく暇もない展開で最初から最後までテンポよく観られた。
ちょうど話の中盤で一つ目のどんでん返しがあり、それに驚いている余韻もまだ残っている間に二つ目のサプライズ。
これはなかなかよくできた脚本です。
感心しました。
後半は迫力あるカーチェイス。
最後は余計な説明もなくあっさり終了。
無駄を可能な限り削ぎ落としたエンターテイメントの見本みたいな映画でした。