相変らず慧貴妃と素錬の執拗な攻撃が続いてますが凌雲徹と惢心の幼馴染の太医・江与彬のお蔭で助かってます。勿論陛下の密命を受けた女官が見張ってるのもありますが。
【23話】
海貴人は純嬪の側近みたいになっていつも一緒にいます。
海貴人の助言で純嬪は陛下に褒められて純妃に昇格。
衛嬿婉は母親からずっと銀子の無心をされ続ける。
彼女は皇帝の前で媚びを売る。
その様子を見た海貴人は純妃に第二の阿箬になるから警戒するようにと言う。
衛嬿婉は凌雲徹に冷宮の侍衛では将来はないと別れを告げる。
慧貴妃は冷宮近くで見つけた人型の紙銭を皇后に見せ如懿が呪詛をしていると告げる。皇后は激怒して二人で如懿に生き地獄を味あわせると誓う。
【21-22話】
阿箬は海貴人に難癖を付けた上で顔を打つ。
その事を知った慧貴妃は陛下に告げ口するが乾隆帝は叱責するどころか慧貴妃の面前で阿箬を可愛がる。
一方、如懿のお付きの惢心は酷い飯のせいで腹を壊す。
如懿に海貴人が差し入れを持ってきたところを侍衛の凌雲徹に見つかる。
彼の提案で刺繍を外に売る事で銀子を手に入れれば良いご飯が食べられると。
凌雲徹の恋人・衛嬿婉は妃嬪の女官になろうとしていた。
最初は嘉嬪か玫貴人を希望していたが銀子が足りず純嬪のお付きに。
この衛嬿婉は「瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」では主人公です。
皇后は第二皇子が病気で寝込み心配で機嫌が悪い所に海貴人が凧揚げしていたので激怒。土砂降りの中膝まづくように命じられた。
海貴人は泣きながら如懿の所に行くが自分の身は自分で守れと忠告される。
吹っ切れた海貴人は着飾って陛下に面会。
冷宮の太監に賄賂を渡し如懿の料理に毒を入れるように指示する女官。
これ誰の女官かな?嘉嬪でしょうか?
海貴人はやっと陛下の寵愛を得ます。
張鈞甯(チャン・チュンニン)はずっとスッピンで陰気顔か泣き顔でしたがやっとちゃんと綺麗な顔が見れました。
そんな中第二皇子がお亡くなりに。
悲しみに沈む皇后。
後宮の勢力図がコロコロ変わりますね。
【19-20話】
復讐心に狂う玫贵人と儀貴人に襲われる如懿。
阿箬は乾隆帝の側仕えから慎常在に昇格、またもや嘉貴人の唆しに乗って如懿を毒殺しようとするが皇太后の侍女によって阻止される。
「宮廷の諍い女」でもそうでしたが皇太后が一番悪賢いんですよね。
皇太后は皇帝に対してたとえ如懿が無実だとしても、それは周りからいかに如懿が疎まれてるかの証左であり、後宮では彼女を守れないと諭す。ここのくだりは感心しましたね。皇太后の言い分は尤もだと思いました。こんなに敵だらけならいずれ殺されますもんね。
儀貴人は死亡。嘉貴人は懐妊。
嘉貴人の懐妊を聞いた慧貴妃はその子供も害してやると口走りますが侍女に諭され我に返ります。ここも冷静の文字があるので字幕で意味掴めますね。
それにしても慧貴妃と嘉貴人の関係がこの程度なら水銀の件とか連携してやってる訳でもなさそうですね。でも水銀が慧貴妃で阿箬の抱き込みが嘉貴人の仕業だとして、素錬も証拠の捏造に関わってそうですし、この3人の連携がどうやって成立しているのかイマイチよくわかりません。
如懿は庶民に落とされた上、冷宮送り。
「宮廷の諍い女」で言えば「お寺パート」ですね。
後宮モノで冷宮送りは鉄板ネタというか、基本的に後宮ドラマのテンプレ進行ですが、「武則天-The Empress-」みたいにやたら長いのだけは勘弁して欲しいですね。
しばらく嫌な話が続きそうなので感想も数話まとめてにするかもしれません。
【17-18話】
嘉貴人の策略で懐妊中の儀貴人の面倒を如懿が見る事に。
儀貴人は死産。
そして後宮裁判へ。
「宮廷の諍い女」では第63話が「運命の後宮裁判」でした。本作では第18話と早くも序盤のクライマックス。
魚と炭に水銀の元になる辰砂(硫化水銀)が加えられていた。
これ位の中国語だったら字幕で意味を掴めるんですけどね。
全部知ってる漢字だし水銀成分的とか凄く分かりやすい。
問題は日本語に存在しない漢字なんですよね。
ところで魚への工作は慧貴妃の侍女が提案していましたが、炭の方は誰が仕組んだのかよくわかりません。
現状では慧貴妃・嘉貴人・素錬が反如懿なので敵が多過ぎてどの罠が誰のものか全部把握するのが困難です。
案の定、裁判では阿箬が裏切って全ての罪を如懿に擦り付けます。
阿箬の讒言を聞いた時の如懿の顔・・そりゃこんな顔になるわ。
白蕊姫と儀貴人も如懿に我が子を殺されたと信じてしまいます。
流石の如懿もこれだけ敵だらけだと対処のしようがないですね。
【13-16話】
白蕊姫は出産するが死産でしかも赤子がまるで化け物だと噂される。
これ慧貴妃が魚に工作してたみたいですけど・・
嘉貴人は慧貴妃から罰を受けた阿箬に接近して内通者にするつもりでしょうね。嘉貴人は普段は皇后と嘉貴人に二股を掛けてなかなか腹黒いです。
蓮心は池に身投げした所を如懿達に助けられる。
全てを告白した蓮心に如懿は助け船を出す事に。
白蕊姫が化け物を産んだという噂が宮中に広まる。
慧貴妃の意を受けた王欽は如懿に罪を被せようとする。
太監・李玉と蓮心が王欽に罠を仕掛ける。
王欽は禁止されている精神を高揚させる薬を日頃から服用していた。
王欽は延禧宮近くにいた慧貴妃を襲い、結局悪事がバレて死罪。
如懿は賢いですね。
これでまずは敵を一人排除しました。
慧貴妃は性根が腐ってますが単純馬鹿なのでまだ回避しようがあります。
問題は嘉貴人と皇后の侍女・素錬ですね。
皇后自身は善人でもなくかと言ってそれ程悪人という訳でもなくある意味一番人間ぽいです。
董潔さんは見るの4作目ですが『傾城の雪』 (2012)が凄く良くて、でも残りは大体地味な感じで今回も同じような役作りですね。
【11-12話】
第一皇子・永璜は養母として慧貴妃ではなく如懿を選ぶ。
嘉貴人は皇后の不安な感情を焚き付け侍女の蓮心を王欽に嫁がせて内通者にすることを提案。
憐れ蓮心。若い女性が○○もない中年男の嫁にされてしまう。
案の定初夜に叫び声が聞こえる・・一体どんな事をされているのか・・
白蕊姫は身ごもった事で得意満面。
妃嬪の嫉妬感情を一気に引き受けてこれは通常の宮廷モノだったら流産フラグですね。
それにしても如懿の筆頭女官・阿箬は態度が悪いですね。
惢心の正反対です。
【9-10話】
いちいち面白い。全部面白い。
玫答応の塗り薬に毒が入ってた件の黒幕はなんと皇太后でした。
そう言えば「宮廷の諍い女」でも皇太后が一番悪辣だったの忘れてましたね。
皇后と慧貴妃を抑える為にやったらしい。
この辺の権力闘争の構図は「宮廷の諍い女」と共通してますね。続編だから当然ですけど。
まだ序盤ですが既に乾隆帝の後継者争いも始まっています。
第一皇子・永璜は生母が逝去した為、乳母から虐待されてる様子。
如懿の侍女・惢心がいち早くそれに気付いてお菓子をあげてましたが、それを盗み見した慧貴妃の侍女が慧貴妃に永璜の養母となるように献策。
あの性格の悪い慧貴妃が自らの利益の為とは言え永璜に対しては優しくなってました。
ところで多くの宮廷劇同様、妃嬪よりも侍女の方が可愛い人が多いですね。
本作で唯一の良い子惢心ちゃんは太監からも好かれてますが、本人は新米太医が好きなようです。