このドラマが「三国志らしい」と思うのは主人公が特に定まってない所かもしれません。
ここまでのところは楊平・郭嘉・司馬懿・曹丕が中心ですが終盤は史実通りなら人数が減るはず・・
(第36話まで)
第36話まで見ました。
曹操が娘の曹節を皇后にしたがっていると・・
第1話が伏線となってとうとう楊平だとバレた。
この辺は史実通りに行くんでしょうね。
献帝はそもそも無能な皇帝で最後は曹丕に簒奪されてしまうのですが、本作でも双子とは言え色々と考えが甘すぎて同じ運命を辿るんでしょう。
(第32話まで)
第32話まで見ました。
今回色んな点を史実に合わせてきました。
楊修は曹植と仲良くなり・・
袁紹が死に息子達が見捨てて置いていった妻達は捕虜になり、袁煕の若奥さんは曹丕に与えられる事に。
司馬懿が去ります。本来司馬懿が献帝や曹丕と絡むのはもっと後のはずですしね。
(第31話まで)
第31話まで見ました。
なんだ、死なないのかよ!
ドラマ半分過ぎてやっと曹操登場。大昔の旧三国演義の頃のイメージに近い。
初めから貂蝉だと知ってたらしい。
唐瑛を救う為に結局郭嘉が死ぬという流れっぽいですね。
審配が許攸を刺殺するという史実改竄のトンデモ設定。
三国志初心者が本作を観るのは勧められません。
曹操からの出仕の要請を断る司馬懿。
一応史実の重要ポイントは遵守しながらも大勢に影響はない箇所は独自設定を入れてきています。
そもそも物語の大半はフィクションなので分かって観る分にはそれなりに面白いですけど。
(第30話まで)
第30話まで見ました。
曹操の長子である曹昂が殺されたのは・・
曹丕の母である卞氏が仕組んだ謀略であるという・・
トンデモ設定をぶち込んできました。
このドラマで一番違和感のある人物が鶏肋・楊修なんですが最後は辻褄合わせをするんですかね~
郭嘉の女絡みの話は完全に創作ですが上手く出来てます。
ストーリー的にはここで死なすのは勿体ないのですが官渡の戦いが終わる以上、死んでもらわないと史実と合わなくなります。
(第29話まで)
第29話まで見ました。
ここまで劉平は曹操の手を逃れる為に袁紹を勝たせるつもりで動いてきましたが鄴の惨状を目の当たりにして袁紹に頼るのは危険だと悟ります。
この烏巣のくだりは三国志ファンにはお馴染みなので説明不要なのですが三国志の知識がない人にはチンプンカンプンでしょうね。
これまで曹操のせいで虐げられてきた皇后は激怒。
本作は三国志を知っているのを前提にしてるのでこの辺の説明はなしです。
このドラマで一番感銘を受けたのはこのレジーナ・ワンの演技ですね。
マジブチ切れしたり、アホの偽皇帝が余計な事言わないかとヒヤヒヤしてる時の顔とか本当に神レベルの演技です。
このシーンは激怒した後に泣くという難しい演技をこなしています。
単純に悲しくて泣くより難易度はかなり高いはずです。
敢えて皇帝に袁紹の傲慢さを見せつけて本心から曹操側に付くようにした郭嘉の深慮遠謀という事になっています。
本人とは知らずに曹操の悪口を言う司馬懿。
これが前からちょくちょく出てきた曹操側の内通者からの文です。
ここら辺も他の三国志ドラマとか小説とかで知ってる人には良いんですが前知識がないとキツいかも。
(第28話まで)
第28話まで見ました。
曹丕が袁煕の若奥さんである甄夫人と一緒になるのは早すぎるんじゃないかと訝しんでいたのですが・・
一旦は袁煕に連れ戻される事で史実と齟齬がないように調整。
史実では官渡の戦い後、曹丕の側室になってます。
またドラマ「曹操」では最初曹操が自分の側室にしようとしたところ郭嘉に
「袁紹の息子になったと謗られます」
と諫言されてやむなく息子曹丕に譲ったという描き方になっていました。
ところで本作では司馬懿と曹丕がお互いに殺意を抱くほど憎しみ合い、あまりにも史実とはかけ離れてるのでどうするんだろう?と思っていたら急に和解させて史実に寄せてきました。
強引な辻褄合わせに感じますが一応歴史改竄と叩かれない為に大まかなところは合わせていくんでしょうね。
糧秣不足のスケープゴートとして食糧係が殺されるのは「三国志 Three Kingdoms」と「曹操」の両方でも見られますが郭嘉の指示という設定なのは本作のみ。
(第25話まで)
第25話まで見ました。
未だ皇后と床を共にしない劉平に司馬懿はお節介。
皇后から迫りますが・・
劉平は拒否・・
女に恥を掻かせるとは最低な野郎です。
郭嘉の愛人が実は呂布の恋人貂蝉だったいうトンデモ設定。
もうフィクションだからとやりたい放題ですね。
(第24話まで)
第24話まで見ました。
袁紹のお膝元まで小旅行の皇帝・皇后・曹丕の御一行。
皇后はずっと怒るか泣くかヒヤヒヤするかの表情しか見せませんでしたがやっと笑顔を見せるように。
曹丕が町で出会ったのが袁煕の若奥さん。
三国志マニアならすぐに後の曹叡の生母だと気付くでしょうね。
「曹操」では官渡の戦い後、曹丕が娶るシーンがあります。
ここ数話はロードムービーみたいな感じの進行です。
(第19話まで)
第19話まで見ました。
この物語はミステリー仕立てですね。
満寵が刑事で郭嘉が名探偵。
犯人は替え玉皇帝・劉平(楊平)と司馬懿。
実働は満寵と皇帝ですがその裏での郭嘉VS司馬懿の頭脳戦が見どころです。
(第17話まで)
第17話まで見ました。
議郎の趙彦に秘密を嗅ぎつけられ・・
皇后も唐瑛も趙彦を殺そうとしますが・・
劉平は自ら全ての秘密を打ち明けます。
ここがある意味、ターニングポイントですね。
これまで替え玉皇帝である劉平を皇后と唐瑛は愚かで軟弱な甘ちゃんと見做してこんな人間に大事は任せられないと考えてきました。
そして秘密を知られたら殺すべきなのに殺生を嫌がる劉平に君主の座は相応しくないと。
でも脅す訳ではなく誠実に説得することで人の心を動かす事は可能だと皇后の目の前でやってみせた訳です。
もっとも皇后と唐瑛は趙彦を信用できませんでしたが・・
(第14話まで)
第14話まで見ました。
側仕えの冷寿光がまさかの郭嘉のスパイ。
んーなんとでも言えますが・・
(第13話まで)
第13話まで見ました。
「郭嘉凄い」の前フリがしつこい位なされて・・
でもなかなか本人が登場しなかったのですが・・
女たらしの酒飲みとして登場。もっと賢そうな顔の人を期待したのですがこれではまるでEXITのりんたろー。
本作は軍師がメインの作品ですが中でも郭嘉を一番上に据えているようです。
(第10話まで)
第10話まで見ました。
張繡に襲いかかる曹丕。
このドラマは観る人が三国志のストーリーを予めちゃんと知ってる事が前提となっています。
それ故のサイドストーリーというかIFモノですので。
私は「曹操」で張繡・賈クが曹操の長子・曹昂、猛将・典韋、甥の曹安民を殺したシーンを見ているのでスッと理解できますが、三国志モノを観るのが完全に初めての人にはさっぱり理解不能でしょう。
ですので本作は三国志初心者には向いていません。
正史ではあまり記述がなく、三国志演義では典韋の鉄戟を盗むように指示をうけたのが胡車児となっています。
この辺りは「三国志 Three Kingdoms」でも扱っておらず「曹操」で胡車児が死ぬシーンまで見ました。
官渡の戦いの裏側という設定なんですね。
一度逃げ出した皇帝ですがまた戻ってきました。