アベマで新海誠の「君の名は。」より前の作品を4本放送しているので鑑賞。
ここまでは
「言の葉の庭」
「雲のむこう、約束の場所」
と見ました。
これまでの所は映像と音楽は良いけど話がダメといった印象です。
本作は短編3作のオムニバス形式。
「桜花抄」
いきなりタイトル回収・・桜の花びらの落ちるスピードらしい。
東京の小学生だった遠野貴樹と篠原明里は仲が良かったものの、明里が栃木へ転校。
二人は文通を始めたものの中学生になり、今度は貴樹が鹿児島に転校することになる。
鹿児島に行く前に栃木の明里に会いに行くことにした貴樹。
この人の画は実写みたいなのでまるでドキュメンタリーを見てる気分になってくる。
まだケータイのない時代という設定。雪が降って電車が遅れるが連絡のしようがない・・
こういうヤキモキする感覚は平成~令和の人には分からないだろうね~
絶望感が痛いほど伝わってきます。
待っててくれました・・そりゃそうだよな。
何のひねりもない話ですが、この人の場合難しくしようとすると悉く失敗してるのでこういうストレートな話をやってる方が向いてるんだと思います。
この後どうするんだろ?女の方の家に泊まらせるんだろうか?
親がビックリすると思うんだが・・
都合の良い事に誰でも使える納屋がありました。
バイバイしておしまい・・
淡い印象しか残りませんがこの人の適性からすればこういうのが一番向いてるんだと思います。
「コスモナウト」
恋する乙女、澄田花苗。
好きな遠野貴樹を目の前にすると少ししか話せなくなる・・
好きな人と一緒に帰るだけで嬉しいんですよね~
ロケットを運ぶ貨物列車。時速5㎞。
〇速〇mが共通項かな?
澄田が遠野の心中を勝手に決めつけてるところに違和感を感じる。
「秒速5センチメートル」
あれ?1本目の続き?
あー2本目も男は同じ子で女だけ違うのか。
なるほどね。だから2本目は鹿児島種子島宇宙センターなのか。
あ・・・察し。ってか式って言ってるし。
メルアド一緒だからこの2通は同一女性だけど篠原明里でも澄田花苗でもない。
水野さんって誰やねん。
伝えないといけないことって・・(最初澄田花苗が結婚して別姓になったのかと勘違いしたが第3の女らしい)。
最後の男のモノローグは何が言いたいのかわからん。
結局何を訴えたいのかハッキリしない話だったな。
なんとなく雰囲気を楽しむ作品ってところか。