ケーブルTVでやっていたので久し振りに観てみたが細かい所まで本当によく出来ているなと感嘆する。
氷山とぶつかるまでの前半部分でもドキドキハラハラするイベントを細かく配置しているのでダレる事が一切ない。
この作品では可愛かったケイト・ウィンスレットは「愛を読むひと」では地味な中年女性になってましたね。
http://plus.lastscene.com/archives/9607
人間愛と利己的な邪悪な部分を対比させて描いています。
最後まで息もつかせぬ展開で長さを全く感じさせない。
船全体が映る箇所だけ安っぽいミニチュア模型ぽさが出てしまっていたがそれ以外はどうやって撮ったのかわからない程リアルな映像になっていた。
本物、セット、ミニチュア、CGを巧みに組み合わせて境目がわからない最高の映像技術と細部まで練られた脚本の組み合わせによりとてつもない傑作に仕上がっている。
もう見るの4、5回目だと思うんですがそれでもまだ感動できるんですから凄い映画です。