【28-30話】
秦は五ヶ国連合軍に勝利。
敗走中の燕の太子・丹を捕らえた樊於期は懇願する彼を解放する。
この1件が後の荊軻による始皇帝暗殺未遂の伏線となります。
巻き狩りに出かけた嬴政と弟の成蟜はどちらが野生の馬を手懐けられるかの競争をして成蟜が勝ち、馬を得る。その事に成蟜の母・韓霓は危機感を感じる。韓霓と越権した韓の使者は成蟜を韓に出征させて手柄を挙げさせようと画策する。
嬴政と李斯が新政を目指す一方、呂不韋は権力を手放す事に難色を示す。
権力移譲に関する駆け引きが見応えがありますね。
李斯は嬴政に呂不韋の丞相罷免も考慮するように進言しますが仲父である呂不韋への完全な敵対関係には及び腰の嬴政。
李斯と呂不韋は面と向かっては同じ目標を有する仲間のように振る舞い、実は敵視してるところが面白い。
【31-33話】
成蟜が軍功をあげた事に危機感を抱く呂不韋と趙姫。
嬴政は新政を熱望するものの呂不韋と趙姫にはぐらかされる。
一方、成蟜は三晋(趙・魏・韓)の支持を取り付けたとした謀反のお膳立てにまんまと乗ってしまう。
結果、成蟜は処刑される。
一連の企ての中で李斯は趙姫が嫪毐の子を二人産んだ事を知ってしまう。
ここから暫くは嫪毐への対処が話の中心になるみたいですね。
【34-36話】
嫪毐の横暴に怒る嬴子傒(渭陽君)。その事で呂不韋は嫪毐を罰するがそれを気に入らない太后・趙姫。
趙姫は女官を渭陽君に送り懐柔を図る。
太后は嫪毐を長信候に封じて領地まで与える。
権勢を手にした嫪毐に隣国の人間が近づく。
それぞれが自らの利益の為に謀を巡らす様が面白い。
***
【最終回】
放送してるのを知った時点で既に最終盤・・・
最終回だけ見れました。
既に五国を滅ぼして残るは東の大国斉のみ。
斉は和睦の使者を秦に派遣して昔のように東帝・西帝でいいではないか?と持ち掛けるが一笑に付される。
斉王は宰相に五国を助けてやれば良かったのだと詰るが後の祭り。
ところで秦王役の俳優さんは日本の歌舞伎役者みたいな顔をしてますね。
あまり好きな顔ではありませんが、よく考えてみると本シリーズ1部の孝公と3部の昭王も同系統の顔なんですよね。
嬴政はちゃんとした嬴氏の血筋だと暗示してるのでしょうか?
秦王の王妃で斉王の妹である離秋が説得の為、臨淄に帰郷するが軟禁される。
この女優さん初めて見ますが広末涼子みたいでカワイイですね。
結局臨淄を秦軍に包囲されて降伏。
これで中華統一。
それにしても始皇帝や秦を描いたドラマ多いですね。
中華統一という内容的にも共産党の審査通り易いんでしょうね。
これで大秦帝国1部から10年以上の歳月を経てやっと完結・・
流石中国。壮大なスケールのドラマでした。
また再放送しますかね?
しても見れるとは限らないし、中国語字幕で最初から見ようかな?
そういえば呂不韋が昔の項羽と劉邦で韓信役だった人なんですよね。
78話か・・見るの大変・・