1つの事件を10話掛けて描く。
中年のしがない保険セールスマンのレスター・ナイガードはある日街で子供の頃のいじめっ子と遭遇。彼の二人の息子の前で殴られるがやり返す事も出来ず病院へ。
病院の待合室で出会った見知らぬ男に愚痴をこぼすとその男が代わりにいじめっ子を殺してくれた。
この謎の男がサイコキラーで他にも大量殺人を仕掛けていく中でレスターも自分で妻を殺してしまう。
男女の部署が違う警察官が捜査にあたるが事件はどんどん複雑怪奇に・・
・・これミステリーというよりかはサスペンスですよね。
サイコキラーのローン・マルヴォのやってる事があまりにも現実離れしてて不可解極まりないし、確かに謎が大量に発生して興味はそそられるけど合理的な解決がもたらされる訳でもないし。
結局ほとんどの謎はそのまま放置で解決というかたまたま当事者が全員死んだという刑事ドラマとは言えない内容。どちらかというとサスペンスホラー。
大量に殺しまくってて現実離れ・・
こいつは最初の妻を衝動的に殺した以外は大量殺人に関係ない・・事もないが・・完全に巻き込まれてる。
意気地なしから段々と大胆な屑野郎に成り下がっていく過程は面白い。
劇中何度か出てくるクイズ。
狐とウサギとキャベツを川の向こう岸に運ばないといけない。
一度に運べるのは2つまで。
狐とウサギを残すと狐がウサギを食べてしまう。
ウサギとキャベツを残すとウサギがキャベツを食べてしまう。
どういう風に運べば良いか?
さて最後はなんかやっつけ仕事みたいな終わり方。
結局真剣に謎を解こうなんて考えず雰囲気を楽しむドラマですね。