【三国志に学ぶ】わざと相手を怒らせて自分の思い通りに動かす

人は怒ると冷静な判断ができなくなる

 

趙王に宰相として仕えていた蘇秦は趙の敵国である秦を抑えられる人間を探していた。
そんな時に同じ鬼谷先生に学んでいた兄弟弟子の張儀がやってきた。
貧しかった張儀は蘇秦の口利きで取り立てて貰うつもりだった。

しかし、蘇秦はこの張儀に六日目にやっと面会を許したばかりでなく、庭先に座らせて下僕と同じ粗末な食事を与えた挙句に罵詈雑言を浴びせて追いかえしてしまった。

怒った張儀は蘇秦に復讐する為に秦に向かった。
お金はなかったが途中で知り合った商人が援助してくれた。

そのお蔭で秦の恵文王に宰相として取り立てられることになった。
張儀が今までの礼をしようとするとその商人は

「私は蘇秦様に張儀殿を援助するように頼まれたのでございます。
張儀殿の才があればきっと秦で重用されるであろう。
そして秦が趙を攻撃しないように手配してもらおうとしたのです」

張儀は感嘆し、蘇秦の意に沿うことを約束した。

 

諸葛亮は周瑜に共に曹操と戦う事を願い出た。
しかし周瑜が返事を濁したので
「曹操は周瑜の妻の小喬を我が物にしようと狙ってる」
と言って周瑜を激怒させて共闘することを約束させた。

 

人間は怒ると冷静な判断ができなくなります。
怒りの矛先の事だけを狭い視野で見るだけになり周りの状況など全く目に入らなくなるのです。

諸葛亮の仄めかしで周瑜は
「妻を曹操が狙っている」
ということで心の中を占められてしまい、各々の戦力や諸葛亮の狙いにまで頭が回らなくなりました。

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