もう1回2時間半掛けて読み直した。
今の時代に圧倒的なパワーを持つのはプラットフォーマー。
それはGoogleでありAppleでありAmazonやFacebook。
本書ではAirbnbやUberの事が沢山取り上げられてるけど、プラットフォームを構築しようとして失敗した例も沢山教えてくれる。
ネットワーク効果が発揮しだすには一定数のユーザーが必要である。
しかし、提供する側と提供を受ける側の双方を同時に増やすという難題が待ち構えている。
所謂「卵が先か鶏が先か」問題である。
本書の最大の見どころは成功したプラットフォーマーがこれを解決するためにかなり”卑怯”な手法を使っているのを詳らかにしてくれるところだ。
「兵は詭道なり」はビジネスの世界でも有効ということだろう。