(追記:2017/02/16)
シーズン2・第7話まで視聴。
前回までで一区切りみたいです。
今回からサブキャラクターのキャストも入れ替わり、新天地で時間も半年後という設定になっています。
第7話はやたら照明が暗くてほとんど誰が何をしてるのかよくわからないシーンも多かったですね。
マスターズとバージニアの関係が妻にバレるのはできるだけ後まで引き延ばしたいという制作スタッフの意図が見え隠れ。
シチュエーションは変えても内容が変わらないのでそろそろ飽きてきました。
(追記:2017/02/09)
シーズン2・第6話まで視聴。
マスターズは相変わらず女々しくて融通が利かない性格で見ていてイライラします。
奥さんの方も過剰反応が多くて愚か。
そしてとうとうリリアンは死んだ・・?
どうもS2に入ってから同じような話を堂々巡りさせているだけのように感じる。
本国アメリカでは2016年のS4で終了になったそうだ。
研究もS2に入ってからほとんど進んでないし、マスターズとバージニアの関係が色んな人にバレつつも奥さんにはなかなかバレないところなんかは引っ張る為だとしか思えない。
(追記:2017/02/01)
シーズン1全話見ました。
続いてシーズン2を第5話まで視聴。
なんかマスターズは実験にかこつけて単にバージニアと逢瀬を続けたいだけに見えます。
ところでリリアン・デポール役のジュリアンヌ・ニコルソンと黒人医師を演じるコートニー・B・ヴァンスは共に「LAW & ORDER:クリミナルインテント」のレギュラーメンバーだった人達。非常に懐かしいです。
リリアンがクリミナルインテントのメーガン・ウィーラー刑事だとは長い間気づきませんでした。
ウィーラー役の時はなんとなくフランス娘ぽい可愛さがありましたが、デポール医師は化粧気もなく女性らしさを完全に消してますからね。
逆にカーバー検事補はすぐにわかりました。
この人はいつもインテリジェンスを感じさせる喋り方だなあと思ってたんですが、今調べたらハーバード卒なんですね!
さて物語の方は何度も病院をクビになり転々としてるマスターズが今度は黒人病院へ。
やたら差別用語が出てきますがこういうのも認められるところがアメリカの凄いところですね。
なんとなく登場人物全員が破滅に向かって進んでるような怖さをひしひしと感じます。
シーズン1と比べると穏やかな展開になって、しかも同じパターンの繰り返しなのでちょっと単調かな?
***
実在した不妊治療専門の産婦人科医で性科学者のウィリアム・マスターズ博士のセックス研究の過程を描いたドラマ。
・・と書くとなんかエロいドラマのように思えるのですが、確かにモロにそういう行為のシーンの連発ですし裸も沢山出てくるのですがいやらしさは感じない。
というのもあくまでもマスターズ先生は真面目に研究の為にやってるので被験者を観察しながら専門用語を読み上げながら書き記していくのでそのミスマッチングになんか笑えてきます。
そしてこのドラマはマスターズ博士の周りの人達の群像劇でもあります。
マスターズ博士は不妊治療専門の産婦人科医でありながら美人の奥さんは不妊で悩んでいる。
そんな中で奥さんをほったらかしにして美人助手のバージニアと夜遅くまで被験者のSEXの観察。
挙句の果てには「自分たちで実験しよう」とマスターズ博士とバージニアは二人で体にセンサー取り付けてとうとう性行為をしてしまう。
一方マスターズ博士の上司の副理事長は最初実験に反対していたが実はこの人ゲイだったんですね。
そして奥さんは自分に興味を持たない夫に愛想をつかして若い男性と浮気。
一番印象に残ったシーンがこの副理事長夫人が浮気相手と別れてバーで一人でお酒を飲んでる時に隣にいた若い男性に話しかける・・打ち解けたところに副理事長登場。実はこの若い男性が副理事長のゲイの愛人。
とっさにうちの学生だと誤魔化す副理事長。
立ち去ろうとする若者を奥さんが呼び止めて
「ぜひ独身でいてちょうだい。
みんな自分たちの両親が寝室を別にするのを見てきても
『自分たちはあのようにはならない』と誓うの。
でも・・なるのよ・・」
燃え上がった愛もいつかは冷める・・・その悲しい現実を突きつけられるセリフです。
・・・という風にパートナーとの関係に悩んでる人達が何組も登場して人間関係や愛の難しさを描いていきます。
時代背景が古き良きアメリカである点など雰囲気や演出的にも「MADMEN」と非常に似た作品でタイトルから連想するエロドラマではなくてもうちょっとシリアスなヒューマンドラマといった趣です。
「マッドメン」に匹敵する位クォリティの高いドラマなのでタイトルで食わず嫌いにならずにぜひ見て欲しいです。