15年後の自分から送られたムービーメールを見る岡部。
未来の岡部は生きている紅莉栖を死んだと過去の自分に観察させろとサジェストする。そうすることで過去改変を回避できると。
【24話最終回】
紅莉栖の父親に自分を刺させて追い払った上で彼女を気絶させ刺されたように現場を偽造する岡部。
修復された世界で再開する二人。
【OVA】
「横行跋扈のポリオマニア」
アメリカLAで紅莉栖と再会するラボメン一同。
この世界線の紅莉栖にとっては岡部とのロマンチックな思い出は夢のような記憶の残像でしかない。そこで岡部は改めて紅莉栖への思いを伝えるのであった。
【23話β】
「境界面上のミッシングリンク」
前述のように改変されたバージョン。
前半は同じで後半が違う。
鈴羽が岡部をビンタしようとしてまゆりに止められる。
初めて合コンに行った話をまゆしぃにするリア充岡部。
「シュタインズ・ゲート ゼロ」に繋げる為の改変らしいのですがED後のいわゆるCパートで出てくる紅莉栖に対しての岡部の嘆きの意味がここではよくわかりません。
【全体の感想】
絶賛してる人が多かったので見始めたのですが、最初の10話程はほとんど話も進展せず、ひたすら苦痛でした。
Dメールの送信を始めた辺りからやっと物語が動き出して、没入はできましたが、何かを直せば他の箇所で不都合が起こるというのはタイムリープモノ定番の展開なので恐らく激賞してる人は洋画の「バタフライエフェクト」とか知らない人なんでしょうね。
アニメばかり見て実写の映画やドラマを見ない、小説も読まない人にとっては目新しいのかもしれませんが自分にとってはあまりインパクトはありませんでした。
そもそも同じ年の「まどマギ」でほむらがまどかを助ける為に何度もタイムリープを繰り返してるのと同じ構図な訳でアニメしか見ない人にとっても本来それ程新味がある話ではないと思うのですが・・
あとDメールとタイムマシンという類似ではあるが違う効果をもたらすガジェットを登場させるのはSFとしての整合性とかわかりやすさを損なう作用しかない気がします。
ただこういう系統の話を初めて見る人にとっては斬新で刺激的だったのは想像に難くないので、そういう人が褒めるのは理解できます。
自分も上述の作品群を全く見てなかったらもっと評価してたでしょうね。それくらいには面白かったとは思います。
続編の「シュタインズ・ゲート ゼロ」は時間を空けてから見たいと思います。