この二人の関係が凄く良いですね。
敵同士ではありますが互いに敬意を払い正々堂々と戦おうとしてるのが清々しい。
ありゃ?屠岸賈の妻も趙朔の妻も妊娠してるから紛らわしいな。
景公の姉・荘姫はこっちか。
(追記3)
第4話まで。
賢い程嬰は屠岸賈が好きなタイプの人間ですね。
きっと殺すのは惜しいと思うでしょう。
結局卑南の首が届いて程嬰は解放。
(追記2)
第3話まで。
屠岸賈の妻に毒を盛り脅迫する程嬰。
こういう板挟みは辛い。
(追記1)
第2話まで。
趙朔に依頼されて程嬰の妻・宋香を救出に行く公孫杵臼。
なんか出てくる女性みんな妊娠してるような…
ところでこの女性のお腹の中にいるのが物語の主役である趙武。ということは先はかなり長い?!
調べたら全45話でした。中国ドラマに慣れてくると50話以下は短いと錯覚してしまいます。
悪玉のボスが屠岸賈で部下の卑南を毒殺しようとしたのですがそれを趙朔が救う。
趙朔と屠岸賈・・・どうやらラスボスらしい・・・が直接対峙。
前回屠岸賈役の俳優は「琅琊榜2」の萧庭生役の人に似てると書きましたが調べたらビンゴ!
スン・チュン(孫淳)という俳優さんでなんと「孔子」で季札をやってたのもこの人。味のある役者さんですね。
せっかく救出されたのにすぐにまた屠岸賈の手下に捕まった程嬰夫妻と卑南を交換しようと持ち掛ける。悪い奴ですね〜結構手強いです。
趙朔の謀臣である韓厥の冷徹な助言。
屠岸賈を葬る為に程嬰夫妻は犠牲になってもらえと。
でも義理人情を重んじる趙朔には難しそう・・・
・・・と思ったら説得されちゃいました。
この屠岸賈の側近も知恵者みたいですが・・・
二人で趙朔の心理分析をする件は非常に面白い。
私の持論として映画でもドラマでも
「悪役が賢ければ賢い程面白くていい作品」
だと思ってるのですが本作はかなり優れてそうです。
屠岸賈が賢過ぎて感動するレベル。
これはダークヒーローですね。
ちょっと悪役側を応援したくなります。
まだたった2話しか見てませんがこれは傑作の予感。
ハイレベル過ぎて舌を巻きます。
原作は早くから西洋にも伝わったらしいのですがもしドラマの脚本が原作に忠実で脚色があまりないのであれば恐るべき高度な作品ですね。
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原作は有名な作品だそうです。
春秋時代が舞台ですが作られたのは元代。
登場する趙武は実在の人物で趙氏の再興が主題みたいです。
晋と楚の戦から始まります。
戦闘中に晋の副将の卑南が裏切る。
晋の将軍趙克は瀕死の状態で医館に辿り着き程嬰にこの事実を晋の君主に伝えるよう頼み絶命。
とりあえずこの二人の名前は正義側として覚えました。
で、このおっちゃんらは裏切り者側と。
ところでこの俳優さん「琅琊榜2」の長林府の兄弟の父親役の人と似てるけど同一人物かな?
春秋戦国時代のドラマも沢山見てきたので晋と楚の位置関係もわかりますし、晋がいずれ趙・魏・韓の三晋に分裂するのも知ってるので理解が早いです。