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「琅琊榜(ろうやぼう)-麒麟の才子、風雲起こす-」と「宮廷の諍い女」を比較-面白い物語とは何か

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この記事は書かれてから1年以上が経過しています。
読む際にはご留意下さい。

この2作品は共通点も多いのですが比較する事により「面白い物語を作る条件とは何か?」を探っていきたいと思います。かなりの長編になる予定です。随時追記していくつもりですので宜しくお願いします。

「琅琊榜」と「甄嬛传」の共通点

・原作がインターネット小説である
・復讐劇である
・主要な敵が3人であり順番に倒していく構造である

このような共通点があるものの最終的な出来上がりの質は圧倒的に「甄嬛传」の方が上である。
つまり同じようなコンセプトで出発しながらも細部の違いにより作品のクォリティにも大きな差がでるという実例だと言えよう。

敵を順番に倒していくという構造

2作品の共通点で一番大きいのが
「小ボス→中ボス→ラスボス」
という順で主人公の前に立ち塞がる敵を倒すという形態である。

甄嬛传:華妃→皇后→皇帝
琅琊榜:皇太子→誉王→皇帝

そして興味深いのは2作品とも第1の敵を倒す際に第2の敵の力を上手く利用しているということだ。
琅琊榜において主人公の蘇哲こと梅長蘇は最初に皇太子を廃太子に追い込むにあたって誉王の謀臣になりその力を活用した。
同じように甄嬛传では主人公の甄嬛は華妃の力を削ぐのに皇后の力を借りた。

これは第一と第二の敵が共に敵対関係であるという事を利用している。
琅琊榜では皇太子派と誉王派が権力闘争をしていたし、甄嬛传では名目上は上の立場であるはずの皇后が大将軍を兄に持つ華妃にないがしろにされているという現状があった。

敵も味方も一枚岩では面白くない

上記の共通点に対してこの2作品で全く異なるのが
「味方・敵が一枚岩であるかどうか?」
である。

ここでまず圧倒的に物語としての深みに差が出てしまっている。

「宮廷の諍い女」で甄嬛に最初に立ち塞がる敵、華妃には取り巻きの一派が存在する。
彼女の側近であった曹貴人は最終的には華妃を裏切る事になる。
その一方で甄嬛の味方であった安陵容は皇后派に寝返った。
これらは自分の利害や嫉妬心などから起こったものだが現実の人間関係をよく反映している。
一般社会においてもずっと固定される関係性の方が少ないものだ。
この辺の敵と味方が流動的なのがこの作品の面白さの一つである。

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