夏冬には後半年持つかどうかと打ち明け霓凰を託す林殊。
一方、夏江の密書に書かれていた梅長蘇=林殊を皇帝に伝える越賢妃。
やっと終局ですね・・
(追記:2022/1/26)
再視聴47話まで。
初見時の印象では誉王の謀反失敗の後、いつの間にかいなくなってたと思ってましたが一応飛流に捕らえられていた秦般弱。
靖王は無事皇太子に。
墓参りを欠かさなかった律儀な夏冬さんは死んだと思ってた夫と再開。
ラスボス夏江はギリギリまでしぶとかったですね。
この辺含めて初見時の見方は浅かったと反省・・
聶鋒が侵された火寒の毒を抜く方法を説明するイケメン藺晨。
2つの方法の内の1つは小殊が採ったもの。
その凄惨さを説明されて霓凰郡主も衝撃を受ける。
そんな状態とは聞かされてなかった蒙さんも激おこ。
(追記:2022/1/25)
再視聴46話まで。
梅長蘇=小殊と疑いつつも外見、体質、性格があまりにも違う故、確信が持てない靖王。でも母親の静妃や霓凰郡主は外見が違ってても割とすぐに見抜いたんですけどね。
(追記:2022/1/21)
再視聴44話まで。
霓凰郡主も救援に駆けつけ無事謀反を鎮圧。
初見時より本作に対する評価は上がりました・・・が、やはり完全フィクション故の
「主人公無敵設定から来る安心感」による緊張感の欠如は否めません。
蒙大統領、霓凰郡主、飛流のうち誰か一人でも死ねばそれなりに盛り上がるんですが皆安泰ですし。
多くの視聴者にとっては勧善懲悪で見ていてスカッとするんでしょうが自分みたいな天の邪鬼はもう一捻り欲しいと思ってしまいます。
(追記:2022/1/20)
再視聴43話まで。
静妃さんは最初から梅長蘇=小殊と疑ってましたもんね。
梅長蘇ももはや隠す気もなく。
ところで静妃さんの顔って日本人にも沢山居そうというか日本人にも親しみの持てる顔ですよね。
最後の賭けに出る誉王。
梅長蘇の刀を抜く様で林殊を思い出す靖王。
蒙大統領の「これバレたんじゃね?」の顔が面白い。
靖王と小殊しか知らない抜け道について話す二人。
もうお互いわかってるけど敢えて知らん振りみたいな感じですかね。
(追記:2022/1/19)
再視聴42話まで。
多くの謎が明かされた回です。
やはりこれ位の凝った脚本のドラマは1度の視聴で評価すべきではないですね。
初見時の終盤の印象が「梅長蘇が夏江に捕まり毒を飲まされる」で終わってたのですがそれ以降も一山二山ありました。
誉王が秦般弱と同じ滑族だった。
梁帝はそれ故に誉王に対して警戒してたと・・
この辺りはなかなか凝った設定です。
ある意味兄弟の中で一番優秀なのにそこまで寵愛されない理由もここに。
今から振り返れば梁帝の誉王への態度に全て納得がいきます。
セリフ自体が慎重だなと思いました。
衛崢を呼び寄せて靖王に会わせる事にした梅長蘇。
衛崢に質問攻めの靖王。
薄々気づいてたでしょうが認めたくなかった真実が・・
コレ自体は当初からわかってましたが・・
これも多分そうなんだろうと思われてはいましたがやはり事実となるといかに冷酷な皇帝かと改めて空恐ろしくなりますね。
(追記:2022/1/11)
やはり初見時の評価はちょっと厳しすぎましたかね。
秦般弱もそれなりに頑張ってましたし夏江は手強いしこれで文句を言うのはちょっと申し訳ないと思ってきました。
(追記:2021/12/27)
現在再視聴中です。
一度の視聴だけでは味わいきれないドラマですね。
梅長蘇が自分の正体を蒙大統領→霓凰郡主→靖王とタイミングをずらして明かすところや皇太子側と誉王側交互にダメージを与えるなど非常に巧妙で素晴らしい。
あと謝玉と卓家の「共同の息子」という複雑な立場の蕭景睿の存在が作品に悲劇的な深みを与えてる。
やはり中盤までは完璧な出来だと思います。
***
ついに日本版DVD-BOX発売開始!
【未見の人用】
このドラマは分かりやすく言えば「諸葛孔明」みたいな知謀の士による復讐劇です。
戦闘シーンはほとんどありません。
だから見所は頭脳戦というか策略の応酬という事になります。
後は主人公の秘密が徐々に解き明かされるところですかね。
陰謀ものが好きな人にはお勧めです。
これより以下はネタバレしてるので全話見終わった人のみ御覧下さい。
(追記2016/08/21)
チャンネル銀河で土曜に再放送開始しました。
第1話に色々伏線が敷かれているのですが初見だと気がつかない部分が2度目だと細かい部分もよく理解できます。
知謀で競うというコンセプトは好きなのですがパワーバランスが主人公無双過ぎてハラハラドキドキがなかったのが物語としては大きな欠点でした。
漢を再興した光武帝が無敵過ぎてドラマにならないようにやはりもうちょっと敵を強くした方が良かったですね。
後半は梅長蘇が敵の策略を読みきっていたのでもう完全に安心して観てました。
皇太子+謝玉、誉王+秦般弱と三つ巴状態の前半はかなり面白かったので残念です。
あと梅長蘇の正体がバレるのがやはり早過ぎます。
という事で傑作になり損ねた作品ではありますが面白い作品であることは間違いないので未見の人はぜひ!
(追記2016/05/24+まとめの感想)
全話見終わりました。
「え?そんな終わり方!」
ずっと冷静沈着な梅長蘇でしたが景琰に小殊だとばれて以降はやたら感情を爆発させるシーンが増えてちょっと興ざめです。
全体としては前半の皇太子が健在な頃の期待感が後半失望に変わっていきました。
謝玉の屋敷で主要人物が勢ぞろいしたシーンがピークでしたね。
あの辺りまでは非常に緻密な構成でした。
しかしVS夏江のくだりから雑なストーリー展開に。
誉王の出自に関する設定はなかなか面白いと思ったのですが肝心の夏江の行動が破れかぶれというか支離滅裂で・・
ネット掲示板でも私と同じような感想の人が多いみたいです。
このドラマは「男性版 甄嬛伝」と言われてるらしいですが出来としては圧倒的に「甄嬛伝(宮廷の諍い女)」の方が上です。
共に「ネット小説が原作」で「復讐劇」という共通点がありますが味わい深さに差があると思います。
大きな違いはやはり主人公です。
「甄嬛伝(宮廷の諍い女)」の主人公の甄嬛は何度も何度も痛めつけられ奈落の底に突き落とされます。
それに対して琅琊榜の梅長蘇こと林殊は過去に悲惨な目に遭ったという経緯はあるにしろ現在の弱点は病身であるということだけ。
人間の頭脳を遥かに超えた先読みであらゆる事態を想定して先手を打っている。
しかも無敵の空飛ぶ護衛までいる。
複雑な伏線を敷いているという点は「甄嬛伝(宮廷の諍い女)」に劣らないのですが主人公が周辺の人物も含めて完璧過ぎてカタルシスが起こりづらいのです。