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超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条(読書感想)

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この記事は書かれてから1年以上が経過しています。
読む際にはご留意下さい。

久しぶりに面白い本に出会った。
やはりアメリカ人の経済書は読み応えがある。

いかに未来を予見、予測するのが難しいか実例を沢山挙げてるがこのエピソードがなかなか全て面白い。

1.
手にシミを見つけて念のために皮膚がんの検査をしてもらった。
専門医が腋下にしこりを見つけたので切除手術することに。
この患者は自身も医師であったのでさほど心配していなかったが麻酔から目を覚ますと脇だけではなく胸全体に包帯がしてあった。

専門医は「脇だけではなく胸全体にがん細胞が広がっていた。取り切れるだけ取ったが命は助からないだろう」と告げた。

患者は一日泣きはらした。
そして・・・この患者は死ななかった。

取ったがん細胞を病理学専門医が検査したところ、それはがん細胞ではなかった。
癌などどこにもなかった。

患者は自分も医師なのにも関わらず専門医が言うのだから間違いないはずと鵜呑みにしていた。

2.
TVでの公開クイズ。
視聴者に0~100までの数字を自由に選んでもらう。
その平均値の2/3に最も近い数字を選んだ人に賞金をあげる。

まずに最初に考えるのは0~100なので平均すると50だと推測できる。
これの2/3だとしたら33が正解である。

ここで1歩先に進む。
皆が33だと思えばそれの2/3が正解だから答えは22となる。

さらに先に進む。
皆が22だと思えばそれの2/3が正解だから答えは15となる。

これを繰り返していけば最終的に辿りつくのは0である。
ゲーム理論で考えてもこれこそが唯一の答えである。

・・だが現実はそうはならなかった。
つまり雑多な人が参加するので皆がそこまで賢い訳ではない。
途中で先読みを止めてしまう人が多かったのだ。

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